
龍良山(たてらさん)
縄文の森の生き残り
縄文の森は屋久島だけではありません。 対馬の龍良山は、対馬独自の天道信仰の聖地として立ち入りが禁じられ、 原始の照葉樹林として、国の天然記念物に指定されています。 森の平均樹齢はなんと200年!スダジイ・イスノキなどが他の地域では 見ることのできない巨大な姿を見せています。

万関橋
「NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」と対馬」でも注目されている場所
対馬の上対馬と下対馬は、元々は陸続きでした。外敵を速やかに迎え撃つためにこの地を穿ち、艦隊が通れるようにしたのです。バルチック艦隊を東郷艦隊が破る際にもここを通過しています。現在に至るまでずっと、日本の大陸への最前線であった事を痛切に感じさせてくれる場所です。

韓国展望台
対岸に浮かびあがる釜山市の街並み
対馬の最も高台に位置する展望台で韓国をイメージして作られたエキゾチックな建物が印象的です。韓国までの距離が49.5㎞で、天気のいい日には対岸にある釜山市(韓国)の街並みが望めます。また、夜になると、遠くに浮かびあがる韓国の夜景が見ることもでき、幻想的な雰囲気を味わうことができるおすすめのスポットです。

霊峰・白嶽(しらたけ)
対馬のシンボル
白嶽は古来より霊山として崇められた対馬のシンボル的存在。大陸系植物と日本系植物が混生する独自の生態系をもつ原生林として、国の天然記念物に指定されています。標高519メートル。登山口から頂上までは75分程度。登山道からの眺めもよく、また山頂に登ると360度の眺望が広がり圧巻です。トレッキングコースとしても人気が高く、手軽なコースとは言えませんが、山頂から見渡す景色は疲れを吹き飛ばすほど。

金田城(かねたのき)
飛鳥時代の面影を体感
飛鳥時代に対馬国に築かれた古代山城で、百済の滅亡、倭国の敗北という危機的状況のなか、亡命百済人の技術を用いて建造され、国の特別史跡として指定されています。絶景と古代と近代の「国防の最前線・対馬」を体感できることで、トレッキングコースとして人気が高いほか、トレッキングコースとして人気があります。

豆酘崎(つつざき)
対馬海峡と朝鮮海峡の海流を2つに割る
対馬の南西端に位置する豆酘崎は、対馬海峡と朝鮮海峡の海流を2つに割るナイフのように突き出した岬で、先端部まで遊歩道が整備されています。 先端部からは、海蝕による断崖、海と空をつなぐ180度の水平線、古来より海の難所として知られた潮流、海に浮かぶ灯台など、見る者の心を解放してくれる雄大な光景が広がります。

ツシマヤマネコ
知名度こそ、イリオモテヤマネコに劣るが…
国内に分布するネコ類は、イエネコを除けば、対馬のツシマヤマネコと、西表島のイリオモテヤマネコの2種のヤマネコだけです。1965年の劇的な発見と報道で全国的に知られるようになったイリオモテヤマネコに比べて知名度は劣るが、本種も同様に絶滅が危惧される希少動物です。対馬全島に100頭あまり生息しているといわれますが、地元民でもなかなか野生のツシマヤマネコに出会うことがありません。対馬野生生物保護センターに行くと、剥製や関連する資料のほか、その他、対馬の植物や野鳥の情報を入手することが可能です。

清水山城跡(しみずやまじょうあと)
豊臣秀吉と対馬の関わり
豊臣秀吉の朝鮮出兵時に築かれた駅城(国指定史跡)です。16世紀末、元寇・倭寇という動乱の時代を経て朝鮮との平和通行の時代を迎えていた対馬に、時の天下人・豊臣秀吉から「朝鮮出兵の先陣となれ!」という過酷な命令が下りました。対馬島主・宗 義智(そう よしとし)は、義父の小西行長とともに朝鮮に出兵し、6年におよぶ戦争に参加しました。秀吉の死により戦乱は終結したものの、豊臣家臣団は分裂。朝鮮に出兵しなかった徳川家康の台頭を招いたといわれています。

烏帽子岳(えぼしだけ)
対馬の雄大さが一望できる!
対馬に来たら必ず来たいのがここ。浅茅湾(あそうわん)全体を360度ぐるりと見渡せる展望台で、幾十にも連なる山々、海に浮かぶ大小無数の島々が一望できます。無数の無人島が続く様は、あまりにも幻想的で見ていると「心が震える」ほど。展望台までは階段を3分ほど登れば行きつくので、ぜひ対馬の雄大さを体感してください。

和多都美神社(わたつみじんじゃ)
海の女神が住む伝説の神社
深い森に囲まれ、海の女神が鎮座するという伝説が伝わる和多都美神社。神社の前には浅茅湾の海が広がり、海の中には2つの鳥居が立っています。鳥居は全部で5つ。海の中から一直線に神社の社殿に続いており、 満潮の時には社殿の近くまで海水が満ち、潮が引くと鳥居まで歩いて渡ることができるなど、潮の干満により、その姿を変えることから度々訪れる人も多いようです。
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やんこもガイド

プロの観光ガイドや教職員OBなどが中心になって結成 された対馬の観光ガイドの会です。城下町散策や トレッキング(軽登山)のガイドを行っています。
※「やんこも」は、対馬の方言で「たくさん、何度も」の意味。
- 【予約方法】
下記の連絡先までお問合せ下さい。
対馬観光ガイドの会やんこも
電話番号:0920-52-1566
ホームページ:対馬観光ガイドの会やんこも
【料金】
1台当ガイド1名:3,500円
- 1 対馬でおすすめの食べ物は?
- 1 なんと言っても海の幸が新鮮でおいしいです。また、手打ちのそばもぜひ一度お試しください。
- 2 おすすめグルメはありますか?
- 2 B級グルメ九州大会優勝した「対馬とんちゃん」がおススメです。国境の島対馬で在日韓国人の人々が食べていた、タレに漬け込んでいたホルモンを、日本人向けに豚肉に変え、秘伝のタレに漬け込んで食べるB級グルメです。
行く前と後では考え方が180度変わりました!
WILLERスタッフ
やなさん