【実録】沿線住民が観光列車「丹後あかまつ号」にはじめて乗ってみた!

【実録】沿線住民が観光列車「丹後あかまつ号」にはじめて乗ってみた!

はじめまして!丹鉄の元沿線住民の「ぺい」です!

皆さん地方の鉄道会社ってどんなイメージでしょうか?私は正直、電車全然来ないし、寂れてるなぁというイメージでした。
僕の地元を走っていた北近畿タンゴ鉄道もそうでした。しかし私が大学に入学してすぐに北近畿タンゴ鉄道が、WILLER TRAINS株式会社(京都丹後鉄道)として新たに生まれ変わりました。
「鉄道を都会のバス会社がやるみたい…」「丹鉄になって活気が戻ってきた」などの声を里帰りした際によく聞くようになりました。
そして大学を卒業し、縁あって丹鉄で仕事をすることになり、せっかくだから観光列車の「丹後あかまつ3号」に乗って地元の足湯でも行ってみるか!と今回はじめて乗車してきました!

 

沿線住民にとってのあかまつとは?


沿線に住む多くの人たちにとってあかまつ号は、「観光客専用のおしゃれな列車」であり、地元の人達はほとんど乗りません。

丹後あかまつ号に乗るためには通常の運賃とは別に乗車整理券(540円)を追加で購入しなければならず、基本的には事前に予約が必要…。(席が空いている場合は当日購入でも大丈夫です!)

どこかに出かけるなら普通列車とか車があるし、あかまつ号を見かけたら「あっ、あかまつだ!なんかラッキー!」くらいのテンションの人が多く、乗るより今日のラッキー占いとして使っている人が多い印象です。(あくまで私の意見です!)

地域の人が乗っても「丹後あかまつ号」は楽しめるのか?

 

丹後あかまつ3号に乗車!

今回は途中、丹後由良という駅で約30分間停車し、近くの海水を使った足湯が体験できるという事で、13時44分西舞鶴駅発の「丹後あかまつ3号」に乗ってきました。

車内に入ると…これめっちゃテンションあがるやつや…!


木のぬくもりを感じる車内には、沿線地域の祭りや、四季折々の景色のパネル、地域の名産品丹後ちりめんで作った品々の展示がありました。沿線住民の私にとってはどれも懐かしいと感じるものが多く、地域の魅力がギュっと詰まった列車でした!

おすすめ絶景ポイント「由良川橋りょう」

丹鉄沿線の1番の絶景ポイント!とおすすめしたいのはズバリここです!電車が橋を渡る様子は某有名アニメ映画のワンシーンみたいでとっても幻想的です。

窓には赤松の文字が… 「あかまつ号」ならではの車窓ですね!

由良川橋りょうを渡る際には減速し、アテンダントさんによる由良川の歴史についてのアナウンスが…。地元っ子でも知らなかった由良川橋りょうの歴史を聞きながら絶景を楽しむ…。なにこれめっちゃいい。

そして列車は足湯がある丹後由良駅へ…。

 

丹後あかまつ3号限定!海水が入った足湯を体験!

丹後由良駅をでてまっすぐ道路を進むと、海水が入った足湯「安寿足湯」が見えてきました。

入るのにちょっぴり勇気が必要な雰囲気が漂っていましたが、思い切っていざ入店。

中に入ると優しそうなおじいちゃんがお出迎えしてくれました。(おじいちゃんとの写真は撮り忘れちゃいました…。)

そして待望の足湯のご登場!

古民家風の室内の真ん中には木製のロングテーブルがあり、その下に海水が入ったお湯が張ってあります!

(入浴中の写真を撮り忘れちゃったのでイメージをペタリ。)

おじいちゃんから丹後由良の特産品であるオリーブの葉を使ったあったかいオリーブ茶を頂き、あったかい足湯を堪能しました。

おじいちゃんが「安寿足湯」の由来は、森鴎外の名作「山椒大夫」に出てくる安寿姫が丹後由良の海岸で塩水を1日3荷(1人が肩に抱えれる荷物の量の単位)運んで塩を作っていた所から来ていると教えてくれました。

まるでおじいちゃん家に来たようなゆったりとした空間を過ごしました。また、安寿足湯は地域の人もたくさん利用しているみたいなので地域の魅力をたくさん聞けちゃいます!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか!今回の乗車で、元沿線住民でも知らない地域の魅力ある場所を発見できたり、普段見ている風景も「丹後あかまつ号」に乗ることで全く違う魅力ある景色に感じることができました。都会の荒波にもまれて疲れてしまった方!ぜひぜひ癒されに来てください!

 

お出かけ
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この記事のライター

ぺい
丹鉄沿線住民です。コーラとラーメンは友達。


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