片道1,000円で大崎駅から成田空港へ!「成田シャトル」乗車体験記

片道1,000円で大崎駅から成田空港へ!「成田シャトル」乗車体験記

沢山の国際線が飛び交う海外への玄関口とも言える成田空港。しかし羽田空港に比べ都心から少し遠くなるのがデメリット。電車でもアクセスすることはできますが大きなスーツケースを持っての乗り換えは大変ですし、長い移動時間も座れるかわからない上、混雑した電車で大きな荷物を持っていると周りの目も気になりますよね。かといってシャトルバスや特急列車は乗車賃が高いイメージがある……。

もっと「安く」「楽に」成田空港に行きたい! という方におすすめなのが大崎駅から最短72分、片道1,000円から利用できる「成田シャトル」。大崎駅から直通運転で乗り換えも無く、移動時間はゆったり座席に座ることができ、荷物はバスのトランクに積めるので人目を気にする必要もありません。浮いた分のお金は旅行資金にまわせますよ♪

今回はそんな「成田シャトル」に大崎駅から実際に乗ってみました。便利なポイントと共にご紹介します!

 

大崎駅バスターミナルから成田空港へ

品川駅から電車で約3分、渋谷駅から約6分、お台場(東京テレポート駅)から約10分の場所に位置する大崎駅。JRの山手線、埼京線、湘南新宿ラインに東京臨海高速鉄道りんかい線が乗り入れているので、各方面からのアクセスもバッチリです。

しかも「成田シャトル」のバスターミナルまでは大崎駅から、たったの徒歩3分! 途中にエレベーターもあるので、荷物が大きくても安心です。

スーツケース

バス乗り場では、乗車前に係員がスーツケースにタグをつけてくれます。タグは成田空港のターミナル第1、第2、第3、と行き先ごとに分けていました。下車するターミナルは利用する航空会社によって異なりますので、あらかじめ自分の利用するターミナルを確認しておきましょう。

ウィラースタッフがトランクを積み込んでいる

スーツケースは、スタッフの方が行き先ごとに分けてトランクに積んでくれました。そして出発10分前に乗車開始です。

フットレストや寝顔が隠せるカノピー完備で快適なバス時間

ウィラーバス車内

今回利用したのは「成田シャトル・リラックス(自由席)」という都市間を結ぶ高速長距離バスとしても使われている、ゆったりとしたつくりのバス。明るい白とピンクを基調とした清潔感のある内装です。

シートのカップホルダー

座席には隣の席との間に高めの仕切りがあり、こちらも嬉しいところ。ひとり旅で知らない人と相席でも苦になりません。さらにカップホルダーもついています。

ブランケット

バスには温かいブランケットも完備。冷え性の私としては、とっても嬉しいポイントです。ブランケットは座席の上の荷物棚に置いてあり、必要な時に利用できます。

フットレスト

足元はゆったり広々。足を置くフットレストだけでなく、高さを調節できるレッグレストまであるので、よりリラックスして過ごせます。

ビルの間から見える東京タワー

大崎駅から成田空港までは高速道路を利用し、最短72分。取材時はちょっと天気が微妙でしたが、移動中には東京タワーや

お台場

お台場など東京らしい景色も見ることができました。東京観光の帰りで成田空港に向かう方なら、最後の見納めに車窓から東京の景色を楽しめるのでおすすめです。

カノピー

眠くなったら、寝顔が隠せるカノピーの出番。さっと上からかぶせるだけなので簡単です。早朝のバスでも人目を気にせず、ぐっすり眠れますね。

シートに設置されている枕

さらに嬉しいのは枕の位置を変えられること。人によって頭の位置も形も違いますよね。WILLERバスは個人に合わせて快適に過ごせるように配慮されています。

 

コンセント

充電も気になりますが、ご心配なく!! 通路側席にも窓側席にも、きちんとコンセントが用意されていました。

 

ウィラーバス

そうこうしている間に、成田空港到着! 乗り心地が良かったので、もうちょっとゆっくりしていたかったような。
成田空港には、第3ターミナル→第2ターミナル→第1ターミナルの順に停車します。
第3ターミナルはLCCが中心。それ以外の航空会社は第1ターミナル、第2ターミナルを利用します。
第2ターミナルは3階の12番に停車。建物に入るとすぐに出発カウンターがあり、チェックインもスムーズです。

成田空港路線バス

第1ターミナルでは、3階の9番に停車しました。こちらも建物に入るとすぐに出発カウンターです。そのままチェックインして荷物を預ければ、出発まで身軽に過ごせますね

安くて便利な「成田シャトル」、チケット購入方法は?

成田シャトルバスのご案内

成田シャトルは事前予約することで、より安く利用できます。WEBで出発24時間前までに予約するとWEB早得割で大人片道1,000円。ちなみにもし電車が遅れたりして予約したバスに乗れなかった場合も、キャンセル後全額払い戻ししてくれるので安心です! 座席は全席自由席。なので、希望の席があれば早めに並びましょう。

成田シャトルの
予約・詳細はこちらから

当日チケットを購入したい場合も、出発の10分前までは大人1,300円でWEB予約可能。また予約カレンダー上で空席がなくても、当日バス乗り場にて、普通運賃で乗車できるチケットも販売されています。急遽バスに乗りたくなった場合などは直接乗り場に行ってみるのが良さそうです。ただ、予約無しで当日満席の場合は乗れませんので、事前予約をした方が安心でしょう。

都心から成田空港へは「成田シャトル」が便利

ウィラーバス車内

飛行機に乗る前には、できるだけ体力を温存しておきたいもの。空港までの移動手段ってとても大切です。成田シャトルは、個人に合わせて快適に過ごせるように配慮されているので、とてもリラックスできました。ぜひ都心から成田空港に行かれる際の参考にしてみて下さいね。

乗車体験
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この記事のライター

まのあつこ
旅好き・カメラ好きの元国内・海外添乗員。現在は、旅行ライターや映像制作のお仕事を通じて、日本と海外を旅しながら、旅行情報をお届けしています。


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