新しい旅のエチケットとは?シーン別の注意点や必要なアイテムを紹介
※本記事は、2021年01月20日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
Withコロナの長期化で旅のスタイルも変化しています。フィジカルディスタンスを取ることやマスクの着用など、今までとは違う習慣も生まれてきています。しかし、いざ旅行となると何に気を付ければ良いのかよく分からない人も多いはず。この記事では、新しい旅のエチケットを場面別に紹介しますので、ぜひお役立てください。
目次
新しい旅のエチケットとは
連日流れる新型コロナウイルスのニュース。普段からマスク着用や手洗い習慣などを意識的に実行している方も多いでしょう。しかし、旅行となると非日常の開放感から、つい気持ちが緩んでしまいがち。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにも、新しい旅のエチケットを覚えて、実践しましょう。
なお、新しい旅のエチケットを守れない場合は、GoToトラベルの事務局より、給付金の返還を請求される場合もあります。安全に、そしてお得に旅行を楽しむためにも、新しい旅のエチケットは必須です。
新しい旅のエチケット11のポイント
2.旅行中はマスクを着用
3.車内でのおしゃべりは控えめに
4.旅先でも手洗い・消毒はこまめに
5.混雑しているところには行かない
6.握手ではなく会釈で気持ちを表現
7.食事中もおしゃべりは控えめに
8.並ぶときには間隔を空ける
9.宿泊先や移動中もこまめに換気
10.毎日、検温などの体調チェックを実施
11.お土産品を選ぶときは、目で決めてから1つ取る
新しい旅の基本スタイル
では、新しい旅の基本スタイルを紹介します。どれも心掛け1つでできる簡単なことなので、面倒がらずに実践してください。
毎朝の健康チェックを忘れずに
旅行中は毎朝の検温を必ず行いましょう。発熱がある場合や風邪の症状がみられる場合は、無理に出かけるのではなく旅行を控えてください。また、熱がなくても倦怠感を感じる際は、大事を取って休息するようにしましょう。
旅行先の状況を確認しよう
旅行に出かける前に、旅行先の感染状況を確認してください。感染が拡大しているエリアへの移動は避け、必要に応じて目的地を変更しましょう。また、宿泊先での感染予防対策もチェックしておきましょう。
並ぶ時は間隔をあけましょう
レストランや観光スポットへの入場に並ぶときは、できるだけ2m(最低1m)の距離をとりましょう。すでに密集した状態で並んでいる列には、「並ばない」という選択肢も考えてください。
マスクを着用しましょう
旅行中は、咳等の症状がなくてもマスクを着用してください。ただし、夏場は熱中症にも注意しなくてはなりません。接触冷感素材やスポーツタイプのマスクの利用も検討しましょう。なお、屋外で人との距離が十分取れる場合はマスクを外してもOKです。
手洗い・消毒を徹底しましょう
普段の生活と同様、旅行先でもこまめな手洗いと消毒は徹底してください。手洗いは30秒程度かけ、水と石鹸で丁寧に洗います。エレベーターのボタンやドアノブなど、多くの人が触れる部分に触ったら、顔には触らず、すぐに手洗いしましょう。食事の前は特に注意してください。
狭い場所・混んでいる場所を避けましょう
「3密(密集、密接、密閉)」の状態は回避するように心掛けてください。狭い場所には2人以上で行かないこと、混んでいる場所には後からゆっくり出かけることも大切です。旅行のスケジュールが立て込んでいると、予定変更が難しくなります。余裕のあるスケジュールで旅行を楽しみましょう。
こまめな換気を心がけましょう
換気が不十分な空間では、空気中のウイルス濃度が高くなる場合もあります。感染リスクを減らすためにも、こまめに換気を実施してください。ホテルの部屋や自動車では窓を開けて換気し、窓が開かないホテルなどでは換気扇をつけましょう。
移動する際の新しい旅のエチケット
旅に移動はつきものです。しかし、移動中、特にバスや電車などを利用する場合は密になることが多く、新型コロナウイルス感染のリスクも高まってしまいます。移動の際に注意したい新しい旅のエチケットについて見ていきましょう。
電車・バスの車内でもマスクを着用しましょう
車内もこまめに換気することは大切ですが、人と人との距離が近く空気がこもりやすいため、換気だけでは充分とは言えません。車内でもマスクを必ず着用し、感染するリスク・させるリスクを下げましょう。
車内での会話は控えめに
マスクを着用してさえいればウイルス対策は完璧…というわけではありません。会話をするとたとえマスクをしていても飛沫が発生し、飛沫感染する・させるリスクが高くなってしまいます。また、車から降りた後も車内にウイルスを残してしまう可能性もあります。できるだけ会話は控えめにしてください。
空いている時期・時間帯に移動しましょう
普段はソーシャルディスタンスに心掛けていても、ホテルやレストラン、観光スポットなどが混んでいるなら距離を取ることができません。ソーシャルディスタンスを確保するためにも、できるだけ空いている時期・時間帯に移動するようにしましょう。
徒歩や自転車の移動も検討しましょう
密な空間を避けるためにも、徒歩や自転車での移動を検討してみてはいかがでしょうか。あまりにも暑い季節にはおすすめできませんが、気候が良いならば屋外で外気に触れながらの移動も楽しいものです。また、ゆったりと旅を楽しむことで、普段なら見落としてしまいがちなその地域ならではの魅力にも気づけます。
食事する際の新しい旅のエチケット
旅の楽しみの1つ、食事にも、新しい旅のエチケットが必要です。感染しない・させないためのポイントを5つ紹介します。
テイクアウトも利用しましょう
店内で食べるのも良いですが、空間が閉ざされていることで感染リスクが高くなってしまうのが気になります。テイクアウトを利用できるお店なら、できるだけ持ち帰って食べるようにしましょう。また、人が少ない公園や景色が良いところが近くにあれば、外で食べるのもおすすめです。
料理は取り分けましょう
できれば一人分ずつに取り分けられている定食などを選ぶようにしましょう。大皿料理やなべ料理など、料理をみんなで取り分けるときは、個人のお箸ではなく取り箸や専用のスプーンを使うようにしてください。
向かい合わないように座りましょう
向かい合って座ると、飛沫感染の恐れが高まります。一列に横並びになるか、はす向かいに座るようにしてください。また、飛沫は前だけに飛ぶのではありません。会話したときの飛沫が料理・相手にかからないように意識するようにしましょう。
会話は控えめに
食事中はマスクをつけられないので、普段以上に飛沫感染に注意しなくてはいけません。会話は控えめにして、唾液が周囲に飛び散らないように注意してください。会話を減らすことで、料理をしっかりと味わえるというメリットもあります。
お酒は「注がず・注がれず」を意識しましょう
「お疲れ様です!」とお酌をすることも、新しい旅のエチケット的にはおすすめできません。できるだけ接触を減らすためにも、自分の飲み物は自分で注ぎましょう。また、ビール瓶やワインのボトルも、多くの人の手が触れることは避けたいものです。できれば一人に1本、分ける場合は最初にまとめて誰かが注ぎ切ってしまうようにしましょう。
宿泊施設での新しい旅のエチケット
宿泊施設でも、新しい旅のエチケットを守りましょう。覚えておきたい5つのポイントを紹介します。
館内を移動する際はマスクを着用しましょう
館内を移動するときには、必ずマスクを着用してください。夜間や早朝であっても他のお客様と廊下ですれ違う可能性があるので、観戦しない・させないためにも配慮しましょう。
会話はお部屋の中でしましょう
廊下やレストラン、その他の共有スペースで会話をすると、飛沫が宿の備品に付着する恐れがあります。他のお客さんも触れる箇所なので、公共の場ではなるべく会話を控え、お部屋の中で会話をお楽しみください。
大浴場では会話を控えましょう
大浴場に入ることも、旅の醍醐味です。しかし、マスクを着用せずに入る場所なので、普段以上に感染に注意してください。特に脱衣所は清掃や換気がこまめにできない分、できるだけ会話をしないように配慮しましょう。
適度に部屋の換気を行いましょう
服や髪にウイルスが付着して、お部屋の中に持ち込んでいる可能性があります。こまめに換気をして、ウイルスをお部屋にためないようにしましょう。窓が開けられない場合は、換気扇を付けるようにしてください。
こまめな手洗い・消毒を心がけましょう
宿ではどこに誰が触れているか分からないという危険があります。特に多くの人が触れるドアノブやエレベーターに触れたら、できるだけすぐに手洗い・消毒をしましょう。
観光施設を利用する際の新しい旅のエチケット
観光施設を利用する際には、どのように感染リスクに配慮できるでしょうか。注意したい7つのポイントを紹介します。
空いている時間・場所を選びましょう
3密を回避するためにも、空いている時間帯や施設を選ぶようにしましょう。ゆったり観光できる方が待ち時間も少なく、ストレスも少ないというメリットもあります。
予約を取っておきましょう
時間帯ごとに予約ができる施設も増えてきました。並ばなくても良いように、事前に調べて、予約できるときは予約しましょう。
狭い部屋に留まらないようにしましょう
狭い部屋は密になりやすく、感染リスクが高まります。一つのところに留まるのではなく、観光が終わったら広い場所へ移動するようにしてください。
オンラインチケットを活用しましょう
紙のチケットを使用すると、スタッフと接触する機会も増えます。オンラインチケットを利用し、極力接触を避けるようにしてください。荷物が減る、並ばなくて良いなどのメリットもあります。
マスクを着用してから入場しましょう
外では熱中症対策のためにも、時折マスクを外すこともあるでしょう。とはいえ施設に入る時は人が多くなるので、やはりマスクは不可欠です。着用してから入場するようにしましょう。
会話を控えましょう
写真を撮る時などは友人や家族との距離が近くなってしまいます。会話すると飛沫感染する・させるリスクが高くなるので、極力会話を減らしながら写真撮影しましょう。
手洗い・消毒は早めに行いましょう
手にウイルスが付着している可能性があるので、施設から出たら早めに手洗い・消毒をしてください。携帯用の消毒液があるとどこでも消毒できて便利です。
ショッピングする際の新しい旅のエチケット
お土産物を飼うのも、旅行の大事な要素の1つです。感染リスクに配慮したショッピングエチケットを4つ紹介します。
空いている時間に買い物しましょう
ショップが混んでいたら時間をずらし、密の状態を避けるようにしましょう。売り場が広いときは、空いているエリアから見て回るのも1つの方法です。
商品にはなるべく触れないようにしましょう
どんなにこまめに手洗いをしていても、手にウイルスが付いている可能性があります。接触感染を避けるためにも、不用意に商品には触らないようにし、なるべく目で選んで購入するものだけ触りましょう。
レジを待つときは間隔を空けましょう
レジで待つときは、2m(最低でも1m)の間隔を取りたいもの。すでに列に並んでいる人が密着している場合は、人が少なくなってから並ぶようにしてください。
電子決算を利用しましょう
お金をやり取りすることでも、接触の機会が増えてしまいます。できるだけ電子決算を利用しましょう。会計もスムーズにできるというメリットもあります。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)を利用しよう
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)とは、コロナの陽性者と接触した可能性について知ることができるアプリです。旅行先では多数の人と接触するので、自分の身を守るためにもぜひ入れておきましょう。
新しい旅のスタイルに必要なモノ
- マスク
- ビニール袋
- 体温計
- 除菌グッズ
- レンタカー
新型コロナウイルス感染から身を守るためにも、上記のモノを必ず持って行きましょう。
マスク
マスクは使い捨てがおすすめです。常に衛生的に保つためにも、一度、外したりしたら新しいのに変えるのがベストです。布マスクだと旅行先では洗えないこともあるので、何枚か替えのものを清潔な袋に入れて持って行くようにしてください。
ビニール袋
マスクの表面にウイルスや唾液、汗などがついている可能性があります。ウイルスの飛散を防ぐためにも、かならずビニール袋に入れて捨ててください。
体温計
旅行期間中、体調チェックが不可欠です。毎朝の検温のためにも、できるだけ1人に1つずつ個人用の体温計を持って行きましょう。
除菌グッズ
エレベーターやドアノブに触れたときには、すぐに手洗いをしたいもの。しかし、旅先ではいつでも手洗いできるとは限りません。気になった時にサッと使える除菌ティッシュやスプレーなどの除菌グッズを持って行きましょう。テーブルなどの除菌にも使えます。
レンタカー
不特定多数の人との接触を避けることは、感染リスク対策の基本です。旅行先ではレンタカーを利用し、公共交通機関を利用しないという選択肢も検討してください。
新しい旅のスタイルを支えるWILLERの取り組み
WILLERでも、新しい旅のスタイルを実現するための取り組みを実施しています。安心してご利用いただくためにも、ぜひご確認ください。
乗務員・受付係員の感染症対策の徹底
乗務員や受付係員は、マスク・フェイスシールド・手袋の着用を徹底しています。もちろん、乗務員の検温もおこない、万全な体調でお客様に接するように努めています。サービスエリア休憩時などには手洗いうがい手指消毒も徹底しています。
※フェイスシールド・手袋は乗降接客時のみ着用します。
※熱中症予防のため、マスクのみの着用とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
お客様へ感染症対策へのお願い
乗降車時にお客様同士の間隔を広くおとりいただくようお願いしています。また、バス乗車前には検温と手指の消毒、ご持参いただいたマスクの着用もお願いしています。
※37.5度以上の方には乗車をご遠慮いただき、全額返金(手数料当社負担)します。
車内環境の整備
車内清掃を徹底し、運行中は常に換気(約5分で社内の空気を全て入れ替えられます)しています。フェイスカバー付カノピーを設置しましたので、ぜひご利用ください。また、接触感染リスクの削減のために、ブランケットの提供は中止しております。
WILLERで楽しい旅の時間を
WILLERでは3密回避と衛生管理を徹底しています。
今後もお客様に安心してご利用いただける環境づくりを目指していきますので、ぜひ楽しい旅にお役立てください。
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