アイドルオタク座談会!どのオタクでも共通の”遠征あるある”とは?
最終更新日:
※本記事は、2022年03月17日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
〜参加者プロフィール(左から)〜
かわえなつき 某人気女性アイドルグループオタク。職業:芸人
おおのまりあ 某人気坂道系アイドルグループオタク。職業:芸人
尾倉 某男性5人組アイドルユニットオタク。14公演5会場を制覇したことも。職業:ライター
某人気女性アイドルグループオタクのかわえさん、某人気坂道系アイドルグループオタクのおおのさん、某男性5人組アイドルユニットオタクの尾倉さんという、異なるグループのアイドルオタクによる座談会が開催されました!
アイドルオタクだからこそ共感できる遠征事情を、赤裸々に語り尽くします!
アイドルを応援する理由・きっかけは三者三様

きっかけは、やっぱり秋葉原発のあのグループでした。元々バンドが好きだったのですが、徐々に「アイドルって面白いな」って思い出して。私が好きなアイドルグループは、バラエティ番組をやっているので、それもハマるきっかけになりました。

私はパフォーマンスやMCの成長を見届けられるのが、アイドルを追いかけている一つの理由です。

私は「面白い人たちがめちゃくちゃかっこいい!」と、思って。一目惚れですね。
遠征の頻度について聞いてみた


みなさん、遠征は年間どれくらい行きますか?私は年に1〜2回遠征したらいいかな、ぐらいなのですが。
私が追いかけているグループのツアーは1年に1回とかなので、できる限り全通(全ての公演に参加すること)(全ステとも言う)します。少なくとも、全会場には行きます。最高で、14公演5会場に行きました。
私がファンの5人組アイドルユニットは地方公演が少なく遠征しやすい立地条件なのと、会場も大きいのでチケット競争率がそこまで高くないので、頑張れば行けてしまうんですよね。

全通はすごい…

逆にお二人に聞きたいのですが、女性アイドルだと女性ファンは優遇されますか?男性アイドルは、男性ファンにはサービスいい印象です。

ありますね。私がファンの女性アイドルグループは女性の前に来るとすごくテンション上げてくれるので嬉しいです。

それありますね!

そうなんですね〜
高速バス・夜行バス遠征なら、ダブルアンコールまで楽しめる


夜行バス遠征って、節約になりますよね。「節約した分グッズを買える!」みたいな。新幹線乗るよりも、グッズが2〜3個余分に買えるな、と計算してしまいます(笑)

新幹線だと、最終電車に間に合わない時間に公演が終了することも多いので、帰りは夜行バスが多いですね。

確かに。アンコールの時に新幹線だと時間を気にしちゃうけど、夜行バスだと安心ですよね。
ツアーの千秋楽だと、ダブルアンコールがあったりするんですよ。新幹線組は「すいません…」という感じで帰っていく人もいます。

5万人くらい入ったドーム公演では、規制退場があります。場合によっては公演終了後、1時間くらい外に出られない時もあります。新幹線に乗るなら、最後の2曲くらい捨てないと間に合わない。
高速バス・夜行バスの中でもオタ活できる!遠征民ならではの車内の楽しみ方

夜行バスに乗っているとき、私は好きなアイドルの曲を聴きます。音漏れしないように音量1で。プレイリストをあらかじめ作っておき、それを聴きながら、ライブの楽しかった気持ちをずっと保った状態で帰ります。

反芻する時間ですね(笑)

あと、ネックピローってあるじゃないですか。最初の頃は、パンパンに膨らませて寝てたんですけど、反発力が強すぎて首がバキバキになりました(笑) 何回か夜行バス遠征をしているうちに、ベストな空気の抜き加減がわかってきて、6割くらいで十分だとわかりました。

私はこんな感じでマフラータオルをクビにぐるぐる巻いて、寝ています。

▲マフラータオルをクビに巻いている様子

私は、友達とライブDVDを一緒に観ながら帰ります。私の好きな男性ユニットは、ライブDVDがスマホで観れるんです。


いいなあ〜。

消灯までライブDVDを見て、残りは寝る、みたいな。あと、夜行バスの中ではうちわは隠しますね。うちわの色で、誰のファンかバレるので。ファン同士で結構バチバチすることが多くて…。

それ、よく聞きます(笑)

あと、これもあるあるだと思うんですけど、私は会場に着いたらその土地で聖地巡りをします。
メンバーがおすすめしていた、
大阪の肉吸いのお店「千とせ」さん。本来は人気店なので、かなり並ばないといけないんですけど、夜行バスだと朝早く着くので一番に並べました。おかげで、ストレスもなく食べられました(笑)

私もメンバーが紹介した、地方のお店は行きます。
遠征の持ち物・バッグの中身は?アイドルファンごとの個性が満載!

私はお腹が弱いので、冷やさないために必ず遠征には「貼るカイロ」を持っていきます。でも持ち物は最低、財布とチケットとサイリウムがあればなんとかなりますよね(笑) あと、持っていくのはメンバーのオタT、タオル、アクリルスタンドとか。

▲かわえさんが実際に遠征に持っていっているグッズ

私は、足のむくみを取る湿布を持っていきます。帰りの夜行バスでは、足に湿布を貼って寝ます。あと、車内が寒い時もあるので、大判のマフラーも持っていきます。こんな感じで、大きめのマフラーをかぶって寝ます。

▲大きめのマフラーをかぶって寝る様子

こういう人よくいます!もしかして、私と一緒の夜行バスに乗ったことあります?


(笑)

私はネックピロー、加湿のマスク。シャワーを浴びることができないときのために、ボディシート。推しに会う前には、清潔にしていたいので歯ブラシも持っていきます。

あと、会場でトレードするために、生写真ファイルを持っていきます。地方に行くと、普段交換できない人と交換できるので、遠征では必須です。

フリースペースがあって、なんとなく「手持ちこんなんですよ…」みたいな感じで歩いています。

▲フリースペースで交換してもらう時の様子

こうやって、見せながら歩いていると「交換できます?」みたいな交渉が始まります。ツワモノは、ブルーシートを開いています。

うちのグループもそうです。「屋台」って呼ばれてます。

うちのグループの場合、このアクリルスタンドは5人で1セットなんですけど「〇〇くんだけ”無限回収”します」みたいに言って交換してもらいます。つまり「〇〇くんだけ、とにかく集めたい」ってことですね。

▲無限回収しているアクリルスタンド
遠征と言えばやっぱりWILLER EXPRESSの高速バス・夜行バス

もちろんWILLER EXPRESSさん知っています。8年くらい前に認識しましたが、座席にベビーカーみたいな、顔の前に被せるやつがあって感動しました。

WILLER EXPRESSさんは「夜行バス遠征の大手」という印象があります。あとはパウダールームと待合室が大きくて綺麗、という印象。私が乗ったときは、プライベートモニターがあって、
愛知から大阪までで映画を2本観ました。推しにこれから会うのに、映画で涙ボロボロになってしまった(笑) 今は、アプリで映画が見られて進化している印象です。

個人的な「こうだったらいいな」という話ですが、ウォーターサーバーとかがあって、飲み物が自由に飲めたらいいかな。(笑)

それで言えばうちのグループも、WILLER EXPRESSさんのアプリでライブ映像が観れたらとてもテンションが上がると思います!尾倉さんの話、とても羨ましかった。

ドーム規模になると利用するファンがとても多くなるので、ファン専用車があるといいですよね。
さいごに


うちのアイドルグループの作詞家先生はよくバスの曲を書くんですよ。“夜行バス”とか“高速バス”などのワードが出てきます。夢を見て上京する子の話もあって、とてもよく聴いていました。
その曲を遠征のときに聴いていて「私も夢を追いたいな」と思い、芸人を目指したところがあります。アイドルと夜行バスのおかげで今の仕事をしています。ですので、ぜひ夜行バスを使ってオタ活してください。

上手くまとめましたね(笑)
以上、アイドルオタクたちによる座談会でした!
共感できる遠征あるあるは、いくつあったでしょうか?ぜひ、みなさんも夜行バスを使って遠征して、グッズを多く買ったり、聖地巡りをしたりしてみてくださいね!