高速バス・夜行バスの飲食は大丈夫?どこまでOKか、避けるべき食べ物を解説

高速バス・夜行バスの飲食は大丈夫?どこまでOKか、避けるべき食べ物を解説

高速バスや夜行バスで飲食をする際は、周囲に迷惑をかけないよう気を付ける必要があります。基本的に、匂いや音、食事のタイミングに注意するとよいでしょう。
本記事ではどこまで飲食が可能か詳しく解説します。長距離バスを利用する際の参考にしてみてください。

高速バス・夜行バス車内で飲食は大丈夫か?


多くのバス会社では、車内での飲食を禁止するルールを設けていません。そのため、周囲に配慮し、常識の範囲内で食事をするのであれば問題ないとされています。
ただし、アルコール類に関しては、飲酒を禁じているバス会社もあるため注意が必要です。飲酒をする可能性がある方は、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、新型コロナウイルスの感染拡大時は、ほとんどのバス会社で車内での飲食が禁止されました。今後も状況に応じてルールが変わる可能性があるため、バス会社の公式アナウンスをチェックするようにしてください。

WILLERグループの場合

WILLERグループの場合、以下のように飲食に関するルールを定めています。

車内で飲食の際は、においの強いもの(アルコール含む)や、音の出るものはお控えください。
また、夜行便では、消灯後の食事はお控えください。

基本的に、食事の際は周りへ迷惑をかけないように気を付ける必要があります。ただし、こちらのルールも状況に応じて変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

WILLERグループのバスに関するよくある質問・問い合わせはこちら

車内飲食の設備面の注意点

高速バスにはテーブルが付いていない場合が多く、走行中の揺れなどで食べ物を落とす恐れがあります。そのため、片手で簡単に食べられるものを選ぶのがおすすめです。
また、ドリンクホルダーが付いていないバスが意外と多いことにも注意しておきましょう。ドリンク類を持ち込む時は、蓋のできる容器を用意しておくと安心です。

高速バス・夜行バスの車内での飲食を避けるべきもの

高速バスや夜行バスで飲食をする際は、事前に避けるべき食べ物を確認しておくことが大切です。ここでは、バスに持ち込まない方がよい食べ物を具体的に紹介するので、参考にしてください。

匂いが強い食べ物

バスの車内は、基本的に密閉空間であるため、走行中は匂いが広がり、こもりやすい状態 です。普段はあまり気にならない匂いでも、バス車内では周囲に迷惑をかける恐れがあります。
例えば、カップ麺やハンバーガー、お弁当類は匂いが強くなる傾向があるため避けるようにしてください。

音が出る食べ物

バス車内では、匂いだけでなく音も周囲に伝わりやすいです。咀嚼音が響く食べ物だと、他の乗客に不快感を与えてしまうでしょう。
とくに、煎餅やスナック菓子は音が響くだけでなく、破片も飛び散りやすいため、車内では食べない方が無難です。自分は気にならなくても、周りの人には迷惑をかけるリスクがあるため注意しましょう。

アルコール

アルコール類は周囲に匂いが伝わりやすいので、お酒が苦手な人に迷惑をかける恐れがあります。また、泥酔状態になった場合は、他の乗客とのトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
そのため、バス会社によってはアルコール類を明確に禁じているところもあります。事前に飲酒に関する取り扱いを確認してください。

高速バス・夜行バス内でおすすめの食べ物


高速バスや夜行バスで飲食をする場合は、周囲に迷惑をかけない食べ物を準備する必要があります。ここではバスで食べるのにおすすめの食べ物を紹介します。

おにぎり・サンドイッチ

おにぎりやサンドイッチは、匂いがあまり強くないのに加え、食べる際の咀嚼音も出にくいのが特徴です。また、お箸やフォークを使う必要がなく、そのまま手で持って食べられるため、食後のゴミも最小限で済みます。さらに、腹持ちもよいので、長時間移動の食事に最適だといえるでしょう。

グミ・飴

グミや飴はほとんど匂いがせず、咀嚼音も抑えられます。消灯後など、できるだけ音を立てないようにしたい時間帯に甘いものが食べたくなった場合も、手軽に食べられるでしょう。
ただし、袋から出す時はガサガサ音が周囲に響く可能性があります。咀嚼音のみならず、袋の音にも注意して取り出してください。

ゼリー飲料

ゼリー飲料は、匂いが少なく、咀嚼音もほとんど出ません。ビタミンやミネラルなど、さまざまな栄養素を含むものなら、栄養面も安心です。
また、歯に汚れがつきにくいため、歯磨き後に小腹が空いた際にも役立ちます。常温で持ち運びやすく、日持ちするのも嬉しいポイントです。

一口ようかん

非常食として人気の一口ようかんも、音や匂いが少ない食べ物の1つです。ワンハンドで食べやすく、バス車内での飲食に適しています。食べ応えがあり、腹持ちもよいため、空腹を感じた時や甘いものを食べたい時にも重宝するでしょう。

お水や麦茶

匂いが少なく、周囲に影響を与えない飲み物としては、お茶や麦茶がおすすめです。ただし、車内に持ち込む際はペットボトルや水筒など蓋のついた容器を選んでください。
また、コーヒーなどのカフェインが多いものは眠りを妨げる可能性があるため、カフェインが少ないお茶を選ぶとよいでしょう。

温かい飲み物

バス車内で長時間座っていると、血行が滞りむくみやすくなるため、温かい飲み物を用意しておくと安心です。体の冷えを解消し、お腹の不調を防ぐ効果も期待できます。ただし、ココアや紅茶などは温めると匂いが強くなりやすいので避けてください。

高速バス・夜行バスで飲食をするタイミング

バス車内で飲食をする際は、食べるものだけでなくタイミングにも配慮する必要があります。ここでは飲食に適したタイミングを紹介するので、気を付けていきましょう。

消灯前なら問題ない

消灯前の時間は寝ている人が少なく、他の乗客も飲食をしている場合が多いため、食事をしても問題はありません。車内で飲食をする予定がある場合は、できるだけ消灯前に済ませるようにしましょう。

ただし、消灯前であっても、匂いが強いものや音が出るものを避けるといった配慮は必要です。周囲へ迷惑をかけないように心がけてください。

消灯後にどうしても食べたい場合

消灯後にお腹が空き、どうしても何か食べたくなった場合は、匂いや音を最小限に抑えられるものを選ぶのがポイントです。例えば、ゼリー飲料や飴などは消灯後でも食べやすいでしょう。ただし、包装紙を開く際の音には配慮が必要です。

また、温かい飲み物は空腹を落ち着かせる作用があるといわれています。飲み物では満たされず、しっかり食べたい時は、サービスエリアに停まったタイミングで食事を済ませるのも1つの方法です。

高速バス・夜行バスでの飲食に関するよくある質問

実際に飲食してる人はいるのか?

高速バスの昼行便では、飲食をする人が比較的多いといわれています。夜行バスに関しても、消灯前であれば飲食をする人を一定数見受けられるでしょう。そのため、バスに乗車する時間帯やタイミングに配慮していれば、車内で飲食をしてもとくに問題はありません。

飲食するならどのタイミングがおすすめか?

消灯前の時間帯なら、基本的に好きなタイミングで飲食をしてもかまいません。準備しておいた食べ物は、消灯前に食べ切るようにしましょう。消灯後は寝ている人も多く、音や匂いに細心の注意を払わなければ周囲に迷惑がかかるため、できるだけ飲食は避けてください。

サービスエリアで食べる時間はあるのか?

高速バスや夜行バスのサービスエリアでの停留時間は、短い場合で15分程度と、あまり長くありません。ワンハンド系の軽食を急いで食べるのであれば飲食は可能ですが、フードコートでゆっくり食べるのは難しいでしょう。どうしても何か食べたい時は、乗車時間に遅れないように注意してください。

高速バス・夜行バスでの飲食はマナーに注意しましょう

高速バスや夜行バスの車内で飲食をする際は、匂いや音、タイミングに配慮する必要があります。周りに迷惑をかける行為が重なると、車内トラブルにつながる恐れもあるでしょう。匂いや音の少ない食べ物を選び、消灯前には食事を済ませるようにしてください。

WILLER EXPRESSでは、長時間の移動でも快適にお過ごしいただけるシートをご用意しております。カーテン仕切り付きで隣席を気にせずに済むシートや、寝顔を隠せるフード(カノピー)付きシートなど、多種多様なシートを揃えておりますので、ぜひお好みのバスをご利用ください。

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この記事のライター

サッチ
総合旅行業務取扱管理者を含む旅のスペシャリストたちによる編集チームで執筆しています。 高速バス・夜行バスのご利用に関連した情報を盛りだくさんでお届けします。高速バスのことを知ってもらうための基本情報をはじめとして、全国各地... もっと見る


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