【京都の穴場を旅する】日本海の絶景×地元食材を楽しむ観光列車で天橋立へ

【京都の穴場を旅する】日本海の絶景×地元食材を楽しむ観光列車で天橋立へ

美しい景色の中を走りながら、美味しいごはんやスイーツ、お酒を楽しむことができる「丹後くろまつ号」。
2023年10月1日~2024年3月31日までの新メニューが登場するとのことで、取材に行ってきました!

4種類のコース詳細はこちら

モーニングコース~大江山AKAONIくんと身体に優しいBreakfast~

今回のモーニングコースのテーマは、ヘルシー&ビューティー 心にも体にも優しい朝食。沿線の山と海の自然豊かさを朝食プレートで、大江山に伝わる鬼伝説をデザートで表現した京丹後エリアを味わい尽くせるコースです。車窓の美しい田園風景を眺めながら味わう料理に、期待が高まります。

モーニングコースの詳細はこちら

運行ルート

福知山から天橋立を運行する本コースでは、車窓に映る山道や田園の風景が楽しめます。山の景色から、天橋立を望む海の景色まで、山と海を堪能できます。

10時08分 福知山駅発

大江駅途中停車(10時22分~ 約35分間)

11時47分 天橋立駅着

福知山駅までのアクセス

電車 大阪から】約1時間50分/4,170円
大阪駅→(特急こうのとり)→福知山駅
京都から】約1時間30分/3,050円
京都駅→(特急きのさき/はしだて)→福知山駅
※通常切符の特急券+乗車券料金
高速バス 【大阪から】約2時間10分/1,480円~
中国自動車道~舞鶴若狭自動車道
【大阪方面から】約1時間30分/4,950円~
【京都から】約1時間20分/3,680円~
※普通車ETC料金

今回は京都駅8:38発の特急はしだて1号を利用しました。
インターネットで事前に特急券を購入しておくと、スムーズに乗ることができます。
福知山駅までは乗り換え不要で、快適に移動できました。
京都丹後鉄道への乗換は、2階の乗換口を利用するのが便利です。

天橋立駅へ出発

出発時間が近づいてくると、京都丹後鉄道唯一のレストラン列車である「丹後くろまつ号」がホームに入ってきました。
丹後くろまつ号のかっこいい黒のボディに、黒松のロゴが映えていて、思わず「かっこいい…!」と声が漏れてしまいました。

丹波くろまつ号
車内は天然木をメインで使用しており、落ち着いた雰囲気と懐かしさが感じられる空間です。丹後くろまつ号は、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」をデザインされた水戸岡鋭治氏デザインの車両です。
早速乗り込み、モーニングコースをいただきます!

【朝食プレート】~ヘルシー&ビューティー 心にも体にも優しい朝食~

朝食プレート
しばらくすると、アテンダントさんのアナウンスがあり、お食事が運ばれてきました。
パティスリーカフェ・カタシマがプロデュースした、朝食プレートです。
クラムチャウダーのいい香りが車内に広がります。

具沢山クラムチャウダー&もち麦フレーク

具沢山クラムチャウダー&もち麦フレーク
メインはもち麦フレークをかけて食べる「具沢山クラムチャウダー」。アサリの旨味が感じられ、その名の通り、具材がたくさん入っています。もち麦フレークは時間が経つと、もちもちとしてきて、満足感がありました。

自家製米粉パン

自家製米粉パン
“コウノトリ育むお米”で作られた、もっちり食感が魅力のパンは、クラムチャウダーにつけながら食べるもよし、そのまま食べてもっちり食感を味わうもよしです。

鹿肉のロースト&きのこのマリネ

鹿肉のロースト&きのこのマリネ
高タンパク低カロリーの鹿肉×食物繊維たっぷりのきのこ、きくらげの抜群な組み合わせのマリネ。朝食で鹿肉が味わえるのは、京丹後地域ならではですね!

エビと小柱のタブレ

エビと小柱のタブレ
エビと小柱、北アフリカなどで主食として食べられている”クスクス”を、バジル風味に和え、フランスで美容サラダとして知られる「タブレ」仕立てにしたお料理です。優しいバジルの味が、具材とマッチして美味しかったです。

鬼の町「大江駅」を散策

おいしいお食事をいただいている間に、大江駅に到着しました。
こちらで約35分間、途中下車をして散策することができます。
鬼の町「大江駅」
駅の外に出るとそこには大小さまざまな鬼瓦があります!
大江駅は日本最強の鬼伝説が残る町として有名で、TVやアニメのモデルになっている注目のスポットなんです。
ひとつひとつの鬼は顔が異なっているので、お気に入りの鬼を見つけて写真撮影をするのも良いですね。

大江駅構内 お土産コーナー
駅の中には、お土産コーナーもあります。
鬼グッズや、地元のお菓子、グルメ、キーホルダーなどを売っています。

【デザートプレート】オコメ・デ・カヌレと大江山デザート

オコメ・デ・カヌレと大江山デザート
大江駅を出るとデザートが運ばれてきました。
見た目がカラフルで可愛いデザートプレートを、ワクワクしながらいただきます。

AKAONIくん

プティガトー AKAONIくん
大江山の鬼伝説をイメージしたプティガトー。ヨーグルトムースに”おから”のサブレが添えられ、中には柑橘系のジュレが入っています。3つの味が合わさるとさわやかで甘すぎず、ペロッと食べられます。

オコメ・デ・カヌレ 丹波黒ごまとプラリネ (写真:真ん中)

オコメ・デ・カヌレ 丹波黒ごまとプラリネ
但馬地方のお米を100%使用した、グルテンフリーのカヌレです。外はカリッ、中はもっちりとした甘いカヌレに、希少な丹波黒ゴマの香ばしい風味がぴったりです。

大江山どぶろくのブランマンジェ (写真:右)

オコメ・デ・カヌレ 丹波黒ごまとプラリネ
大江山の麓で造られる濁酒(どぶろく)を使ったムースです。お酒の風味が苦手な方でも楽しめる優しい獨酒の風味と、柑橘系のジュレのさわやかさがマッチしてすっきり食べられます。

このコースはコーヒーのおかわりが自由なので、コーヒーと共にデザートを楽しむことができます。この日のコーヒーは丹鉄珈琲の福知山ブレンドでした。気に入った場合は、お土産としてコーヒーを購入することもできます。

お土産

お食事が終わると、アテンダントさんによる丹鉄グッズの車内販売がありました。
最後にいただいた丹鉄珈琲や、その他いろいろな丹鉄グッズが販売されています。
丹後くろまつ号の車内でしか購入できないグッズなどもあるので、旅の思い出にいかがでしょうか。

最後に

お食事が終わると、日本海と天橋立が見えてきました。
お食事と景色を楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎました。

丹後くろまつ号での旅を楽しんだ後は、天橋立の観光も忘れずお楽しみください!

モーニングコースの詳細はこちら

丹後くろまつ号の詳細はこちら

ライター:むーちょ(ウィラコレ!編集部)

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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