丹後くろまつ号 ランチコース 豪華で豊かな食材を食べつくす!

丹後くろまつ号 ランチコース 豪華で豊かな食材を食べつくす!

2025年4月から新しく始まった、丹後の豊かな食材と海の幸を味わえる、ランチコースを体験してきました。

ランチコースとは?

ランチコースは京丹後のこだわりの食材を使った創作料理と
丹後くろまつ号から望める景色をお楽しみいただけるコースです。

今回のランチコースはセントラーレ・ホテル京丹後という京都府京丹後市大宮町にあるホテルがご担当されています。

セントラーレ・ホテル京丹後では宿泊客はもちろん、日帰り利用のお客様にも露天風呂を備えた天然温泉をお楽しみいただけます。また、丹後地方の豊かな食材を使用した料理をお泊まりの方の夕食だけでなく、地元宴会でも味わっていただくことができます。

セントラーレ・ホテル京丹後

是非、行ってみたいですね!

~丹後くろまつ号のランチコース メニュー一覧~

・<玉手箱>
 京丹後産木耳の有馬煮 しらす 紫蘇
 ハタハタの南蛮漬け
 あかもくを使用した出汁巻き
 季節の和え物  バイ貝葉山葵和え 芹と胡桃の白和え
・<向附>旬のお造里 三種盛り あしらい一式
・<炊合わせ>黒鮑のオイスター煮込み 粟生 青梗菜 白髪葱
・<強肴>京の肉「琥珀和牛」ステーキ ~九条葱と山椒のソース~ 低温調理にて
・<蒸し物>真鯛の若布蒸し ~赤米酒粕醤油ソース~
・<御飯>丹後ばら寿司
・<止椀>
・<水物> 京きな粉を使用したパンナコッタ 季節の果物
・丹鉄珈琲:珈琲が苦手な方は紅茶に変更可能!

ランチコースの詳細はこちら

※アレルギー表記も確認できます

どんな運行ルート?

丹後くろまつ号のランチコースは天橋立を楽しんだ後に乗車できる時間帯に運行しています。
また、運行途中、奈具海岸で約15分間停車するため、海の景色とともにランチを楽しむことができます。 
由良川橋梁を渡るときには徐行するため、まるで海の上を走っているような体験ができます。

13:05 天橋立駅出発

奈具海岸【約15分間停車】

由良川橋梁徐行

14:50 西舞鶴駅着

天橋立駅までの行き方は?

電車(特急)をご利用の場合 大阪から】約2時間30分 ~
【京都から】約2時間14分 ~
高速バスをご利用の場合 【大阪から】約2時間47分 ~
【京都から】約2時間5分 ~
お車をご利用の場合 【大阪から】約1時間51分 ~
【京都から】約1時間23分 ~

詳細はこちら

丹後くろまつ号へ乗車!

丹後くろまつ号のランチコースは天橋立駅から出発します。

天橋立駅

天橋立駅は股のぞきをすると龍が天へ舞い上っているようにみえる「天橋立ビューランド」や受験合格や学業成就を願う人たちが全国各地から参拝に訪れる「智恩寺」の最寄り駅です。

駅に到着すると丹後くろまつ号がすでに停車していました。

丹後くろまつ号

丹後くろまつ号のデザインは数々の列車を手掛けている、水戸岡鋭治氏が天橋立で代表される、日本海の白砂青松を象徴する「松」をテーマにデザインされました。

私も見た瞬間に「豪華なデザインだな~」で乗る前からワクワクしました。
乗車前に丹後くろまつ号の写真を撮っているとトレインアテンダントさんから点呼があり、自分の名前をお伝えし、乗車しました。
指定されたテーブルにはすでに記念乗車証と玉手箱が並べられていました。

記念乗車証と玉手箱

ふと、近くにある箸置きをみてみると、なんとかわいい、松模様でした。

松模様の箸置き

友達と私で色が違ったので丹後くろまつ号や丹後あかまつ号の色に合わせているのかあ?とお話しているとトレインアテンダントさんが「他にもいくつか種類があり、なんと6種類もあるんですよ」と教えていただきました。
他の色も是非、見てみたいですね。

また、テーブルや椅子を見てみると列車に固定されていて、揺れ対策もバッチリされていました。
その他にも指定された席の頭上には荷物が置ける場所があったり、椅子には傘をかけられる突起もありました。

荷物置き場

私のように心配性で荷物が多い方にはとても助かりますね。

ランチコースを実食!

ゆっくりと落ち着いてから玉手箱を改めて見るとそこにはなにやら、
色々と書かれた紙が・・・よくみると献立がかかれているではありませんか!

メニュー

※献立は二つ折りのメニューに変更となりました。

メニュー

ふむふむ、なんと、玉手箱以外にも色々なお料理が出るようでワクワクが止まりません。

ワクワクしながら献立を確認していると乗トレインアテンダントさんがドリンクの注文を聞きにきてくれました!
ランチコースには丹鉄珈琲がついてくるのですが、有料でお酒やジュースなども頼むこともできます!

私はお酒が飲めないのですが友達は大のお酒好き!
「和食なら日本酒かな~」と楽しそうに選んでました。

メニュー

そして、ついに、目の前にある玉手箱を開ける瞬間がきました!

浦嶋太郎のようにそろりそろりと玉手箱を開けるとなんと、そこには小さく、かわいらしい、陶器がたくさん並べられていました。

玉手箱

壽や亀など縁起がいいですね!
さて、浦嶋太郎気分で亀を助けようと陶器をあけてみるとそこには白和えが!

玉手箱

説明をよんでみると南蛮漬けや佃煮など少し大人な料理が並んでいました!

一目見た瞬間は子供舌の私にこんな大人なメニューをおいしく
味わえるかな?と少し戸惑っていましたがそんな戸惑い、必要ありませんでした
味付けがしっかりとしているものの、あっさりと食べることができ、大満足でした

つづいて、運ばれてきたのがお刺身です。

お刺身

お刺身、一つ一つが分厚く、食べ応えがありました。

食べ終わってゆっくりしているすぐに次のメニューが
次に来たのはなんと・・・ア、ア、アワビのオイスター煮込み!

アワビのオイスター煮込み

ソースがトロっとしており、アワビと絡んで、ペロリと食べることができました。

「徐々にお腹があったまってきたな」と思い、待っていると
次は待ってましたと言わんばかりのステーキが運ばれてきました!

ステーキ

私はその日、1番、テンションがあがり、「和食だけにとどまらず、洋食も味わえるなんて」と感動!
緑のソースをつけて食べると九条葱のソースでさっぱりと味わうことができました。

「もう終わりかな~」と思い、待っていると「そんなわけありません」と言わんばかりに大きな器が登場!

お魚の蒸しもの

なんと、お肉の次はお魚の蒸しものでした。

献立に真鯛の若芽蒸しと書かれており、若芽?ってなんだろうと友達に聞いてみると友達も分からず、
調べてみることに・・・なんと、「若芽」で「わかめ」と読むらしいです!少し、頭がよくなりました!

次にきたのは、ばら寿司と汁物、お腹はこの時点ですでに
満足していましたがおいしくて、一瞬で食べてしまいました。

パンナコッタ

ついに、ラストのデザートのパンナコッタが!
京きな粉を使っており、京都のコース、最後にふさわしいお味でした

デザート

デザートと飲む、丹後珈琲とのマリアージュがおいしく、改めて注文してしまいました。

ちなみに一緒に行った友達は食事の間、ずっとお酒を頼んでいて、
お酒の種類が多く、ついつい、頼んでしまうとか・・・特に日本酒は種類が多く、
ワンショットで注文できるため、色んな種類をいっぱい楽しめたようです!

最後、お会計するときに感じましたがワンショット、400円で注文できるため、かなりの量を飲んだはずがお安い
印象を受けました。お酒好きの人は是非、飲み比べをしてみても楽しいと思います。

まるで海の上を走っているような絶景ポイント!

大満足でゆっくりしていると、トレインアテンダントさんからアナウンスが!

由良川橋梁を渡るときに丹後くろまつ号の前と後方で絶景が撮影できるらしく、
私はドキドキしながら丹後くろまつ号の前方へ少しすると絶景の景色が見えました!
両側に海が広がっており、まるで海の上を走っているみたいで幻想的でした。
少し、残念だったのが撮影日は一日中雨だったこともあり、青空の景色を見ることはできませんでしたが・・・

晴れの場合はこんな景色が撮れるとか

車内から見える由良川橋梁

西舞鶴駅に到着前、車内販売と有料ドリンクの精算がありました。
どういったお土産が人気かをトレインアテンダントさんに聞いてみると
普段使いしやすい、ハンカチやタオルが人気なようです。

あと、意外に海外の人だと革のキーホルダーを購入される方が多いようです。

メニュー

私は丹後くろまつ号のペンケースを購入しました。

桜餅や柏餅の匂いがする? お土産

最後にお土産でクリアファイルと浦嶋神社の御朱印をいただけました。

クリアファイルと浦嶋神社の御朱印

あれ、浦嶋神社?最初の玉手箱のときから気になっていたが「何か浦嶋太郎と関係あるのかな?」と調べてみると、
なんと丹後は浦嶋太郎伝説の発祥の地としても有名なようで最初の玉手箱は浦嶋伝説をモチーフにしたそうです!

ちなみにお土産にいただいた浦嶋神社の御朱印は浦嶋神社の宮司様が
丹後くろまつ号に乗車する、お客さんのために1枚ずつ手書き、押印していただいているとか・・・
さらに、右側の手書き押印部分は通常の御朱印と異なり、丹後くろまつ号ランチコースに乗車した人限定の
特別表記らしく、御朱印集めが趣味な方は絶対にGETしたい一品ですね!

あと、余談ですが一緒に乗っていた、友達が酔っぱらったのか、
「クリアファイルが桜餅、御朱印が柏餅のにおいがする」と意味の分からないことを言っていました・・・
「またまた~嘘だろ~」と思いつつ、匂ってみると・・・本当に桜餅と柏餅の匂いが・・・
是非、行かれた方は匂ってみてください!

西舞鶴駅を堪能!

西舞鶴駅へ到着し、観光することに!
今回はあまり時間がないこともあり、近くにある田辺城跡へ行ってみました。

田辺城跡

歴史好きの方はご存じかもしれませんが田辺城といえばあの関ヶ原の前哨戦となった場所です。
田辺城跡には資料館も併設されており、歴代城主や城下町、田辺の歴史が紹介されていました。

田辺城跡を楽しんでいたらあっという間に時間が過ぎてしまい、西舞鶴駅に戻ることに・・・

西舞鶴駅内にまいづる観光ステーションがあり、お土産を見てみることにしました。

まいづる観光ステーション

まいづる観光ステーションには海上保安庁や海上自衛隊のグッズが
いっぱいあり、うみまるや海自ベアのぬいぐるみがとてもかわいかったです。

グッズ

最後に

ランチコースのレポートは以上となります。
すでに観光で有名な京都ですが、京都市内では味わえない、絶景と体験を堪能できた素敵な時間でした。
特に地元の食材を使ったランチを食べながら海の上を走る経験は一生の思い出になると思います。
今期のコースは2025年9月30日までとなっているので是非、行ってみてください!

ランチコースの予約・詳細はこちら!

丹後くろまつ号の詳細はこちら

お出かけ
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この記事のライター

ヨッシー


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