夏場の服装って?高速バス・夜行バス車内で快適に過ごすために気を付けたいこと

夏場の服装って?高速バス・夜行バス車内で快適に過ごすために気を付けたいこと

夏休みやお盆休みに、帰省やレジャーで高速バス・夜行バスを利用する人は多いと思います。

今回は、高速バス・夜行バスに乗るときにおすすめの服装や、快適に過ごすために持っていくといいアイテムについて、夏場ならではの視点でアドバイスをお届けします。

バス車内の空調に注意

 

夏場のバス車内での服装を決める一番のポイントは、「温度」です。

 

空調と自分の体感温度が合わないことがある

暑い季節にはバス車内の冷房が欠かせませんが、多くの人が乗り合わせるため、1人1人が快適に感じる温度はバラバラ。

 

一般的には「冷房が効き過ぎ」よりも「冷房が効いていなくて暑い」ほうが苦痛に感じられるため、空調温度は低めに設定されていることが多く、女性では寒く感じる人が多いでしょう。実は、夏場こそ「寒さ対策」は必須です。

 

車内と車外の温度差が大きい

とはいえ、昼間は炎天下、夜も高温多湿な日本の夏。最初から空調の寒さに備えて長袖や厚手の服を着てしまうと暑くて耐えられないですよね。

 

健康を考えると室内と外気温の差は5~6度以内が適当といわれており、ひんぱんに大きな温度差のある環境では自律神経のバランスを崩して夏バテや体調不良を招きやすいそうです。

 

バスの車内では、マイカーと違って設定温度を自由に変えることはできないため、着るもので上手に調節するのが高速バスや夜行バスの旅を快適に過ごすためのコツです。

 

夏に高速バス・夜行バスを利用するなら!必須のアイテム集

 

次に、夏場に高速バスや夜行バスを利用するときにぜひ持っていきたいアイテムを紹介します。

 

温度調節できる衣服はマスト

外気と車内の温度差が大きくなりがちな夏場は、気温に合わせてさっと着たり脱いだりできる服装がマスト。

 

インナーには、最近では汗を逃がしてさらりとした肌触りをキープする新素材のTシャツなどが各メーカーから販売されているため、それらを利用するのも良いでしょう。

 

その上から、冷房の効いた車内で手間取らずにさっと羽織れるコットン素材のシャツ、パーカー、カーディガンなど長袖のアイテムを持参するのがおすすめです。UVカット素材なら、外に出たときの日よけにもなって一石二鳥。

 

さらに寒く感じるときの対策として、コンパクトにたためる薄手のナイロン素材のジャケットやパーカーなどをバッグに入れておけば完璧ですね。

 

頼りになるこんなアイテムも!

汗をかいた状態でエアコンの効いた車内にいると、冷えて風邪を引きかねません。汗拭きタオルやハンカチはいつもより少し多め に持っておきましょう。

 

携帯用の汗拭きシートを持っておくと便利 です。素足でサンダルからスリッパに履き替えるときなどには、足もさっと拭けば汗やニオイもすっきり。

 

女性にとって大敵の足元の冷えやむくみを予防するために、ショートソックスや着圧ソックスも持っておきたいですね。長距離路線ではエコノミークラス症候群対策にも なります。

 

大きめのストールも、羽織ったり、ブランケットがわりにしたり、たたんで枕がわりにもできる万能アイテムです。

 

高速バス・夜行バス利用時の服装、どうすればいい?

 

 

夏場の冷房による冷え対策以外にも、女性が高速バスや夜行バスを利用するときの服装で気をつけるポイントをいくつか紹介します。

 

締め付けないアイテムを選ぼう

長距離バスでは同じ姿勢で長時間座っているため、伸び縮みしないデニムやかっちりしたジャケットなどは血行不良や肩こりなどの原因になりやすく、避けた方がよいでしょう。

 

パンツやスカートのウエストは、ボタンやファスナーで留めるものより、ゴム入りやドロスト(ひも付き)タイプが締め付けがなく快適です。

 

締め付けの強いガードルや矯正下着はバス旅行では避け、ブラジャーもノンワイヤーのものを選ぶと眠るときの圧迫感が軽減できます。

 

シワや汚れが目立たない素材・色柄を

バスを降りたら、ボトムスがシワだらけ…では、楽しい旅のテンションが下がってしまいますよね。

とろみ感のある「テンセル」、伸縮性のある「コットンジャージー」などの素材を使ったパンツやスカートはシワが目立ちにくくおすすめです。

うっかり飲み物をこぼしてしまった時などに備え、真っ白や淡い色よりは濃い目の色や柄のものを選びましょう。

 

スカートはロング丈が安心

スカート派の人は、マキシ丈やロング丈のスカートを選ぶと、眠ってしまっても周囲の視線を気にせずにすみますし、着圧ソックスなど、あまり人に見せたくないアイテムも隠すことができて便利です。

 

到着先の気候や天気もチェックしてお

遠方へ行く路線では、気温や天気も出発地と大きく変わっている可能性があります。

 

到着後にトランクに預けた荷物から現地に合わせた衣服や小物を引っ張り出すのは大変なので、あらかじめ気温や天気をチェックしておき、必要なものを身につけたり車内に持ち込んでおいたりすると、バスを降車してからの行動がスムーズです。

 

さいごに

春・秋など過ごしやすい季節と比べ、夏は温度差や冷えすぎなど、高速バスや夜行バスを利用する女性にとって要注意な季節かもしれません。

 

せっかくの旅が楽しいものになるよう、服装やアイテムもしっかりと準備しておきたいですね。

 

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この記事のライター

バブルス
関西在住女性ライター。大手旅行会社での企画や添乗経験を生かした旅の記事が好評。


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