初心者でも安心して富士登山に挑戦!体力や装備、交通の不安を一挙に解決するツアーレポート

初心者でも安心して富士登山に挑戦!体力や装備、交通の不安を一挙に解決するツアーレポート

「人生に一度は、富士山を登ってみたい!」そう思ったことはありませんか。

もし山登りに対して自信がなくても大丈夫!ウィラーが企画したツアーなら、初心者にも簡単に行けるルートをご案内。加えて、今まで5,000人以上を引率したことがある登山ガイドさんが旅に同行してくれます。この夏、ウィラーと一緒に富士山を制覇しましょう!

 

初心者・女性でも安心!WILLERで富士登山にチャレンジ

今回登山初挑戦にして富士山に登ろうというのは、半ば無謀な挑戦かと思われるかもしれません。しかし、ウィラーなら、旅行保険を付与しているので万が一の際にも安心。バス1台あたり2名(山岳ガイドの方・添乗員さん)のサポートがあります。

また、富士山には、吉田ルート・富士宮ルート・須走ルート・御殿場ルートの計4つのルートがあります。その中でも1番難易度が低いとされているのが、WILLERのツアーでも採用されている吉田ルートで、初心者の方にもおすすめです。

 

いくら初心者向けのルートでも、相手は日本一の山。生半可な装備と気持ちでは、思わぬ事故に繋がることがあります。

とは言え、登山中の安全確保のためのアイテムを一から揃えるのは大変です。レンタルプランでは下記のアイテムをレンタルできるため、手ぶらで参加できます。

・レインコート
・ギア
・登山靴
・ヘッドライトとリュック(防水カバー付き)

富士登山とレンタル用品一式のセットや、バラバラに借りられるプランもあります。
2つのプランから、自分に合ったものを選びましょう。

①専任ガイドと登る!初めての安心富士登山プラン

初心者の方や、体力に自信が無い方におすすめです。 レンタルアイテム有/無が選べます。

②山小屋女性エリア確約!女性安心富士登山プラン

山小屋女性エリア確約なので就寝の際も安心です。 レンタルアイテム有/無が選べます。

WILLERで行く富士登山!もっと詳しく見る

【1日目 7:30】新宿駅から出発

午前7時半、集合場所である、新宿駅西口のLOVEオブジェ付近から今回の旅がスタートしました。ここから富士山の頂上まで、今回初めて富士登山に挑戦した、WILLERの女性社員2名がレポートします。

 

車内で添乗員さんからはスケジュール表、クーポン(雲上閣、金剛杖などに使える)、健康状況調査票、装備着用説明などを受け取ります。途中、1回休憩エリアに入ります。休憩エリアでは混雑しているので、バスを降りる際、ナンバープレートやバスの特徴、集合時間を忘れないようにしましょう。

【1日目 9:30】オプションレンタルショップへ

休憩エリアから出発し、次はレンタルショップに行きます。レンタルのオプションを予約した方はここで受け取ります。もしサイズ違いや足りないものがあれば、ここで交換・追加レンタルすることもできます。

【1日目 11:30】吉田口五合目に到着

レンタルショップから再度バスに乗り約1時間、吉田口五合目につきました。雲上閣の中ではコインロッカーと荷物預かりサービスを提供されているので、登山に必要のないものはここで預けましょう。お腹がすいたら、レストランもあります。

山の上はよく落石が発生するので、安全のために、WILLERはヘルメットを用意しています。また、別の団体と区別するため、目印としてWILLERのお客様専用こいのぼりもあります。

今年は山開き当初、落石のせいで八合目から山頂までの登山道は封鎖されていましたが、私たちが出発の前日に解除されました。ラッキー!

【1日目 12:00】富士登山スタート

山の上の天気は変わりやすいです。先ほどまで晴れていたのに、すぐに霧が出てきてしまいます。重ね着できる衣類を用意するようにしましょう。
登山ガイドさんは、私たちのペースに合わせて休憩時間を取ってくださいます。初めての登山でも心配する必要はありません。高山病予防のために、水分補給はしっかりと!

 

富士山自体は火山なので、登山道には岩がたくさんあります。けがをしないように手袋を持っていくのがおすすめです。また紫外線も強いので、目を保護するためにサングラスも必要。

道中、見たことのない景色に興奮!「登山をしている」という実感がありました。

【1日目 18:00ごろ】 山小屋「トモエ館」(8合目)着・夕食

約6時間後、ついに今日の宿、八合目にある山小屋「トモエ館」に到着しました。各合目に山小屋はありますが、WILLERでは山頂に近い山小屋を用意しています。

また、急に高山病にならないため、まず体を気圧に慣らす目的もありました。下山に再度山小屋を訪れるため、山頂にアタックする際、重い荷物は山小屋に置いていくことができます。

トモエ館は山頂に近いこと以外に、もうひとつ大きなポイントがあります。それは数ある富士山中の山小屋の中で、一番大きい「影富士」を見られること!

夕暮れ時は、とても幻想的でした。

山小屋は主に登山者が一時休憩するためのものなので、ホテルのような環境…とはいきません。夕食はカレーライスでしたが、これまでの疲れが癒され、いつもより美味しく感じました。
また、すべての食材や飲み物は、すべて山のふもとから運搬してきたもので、非常に貴重です。そのため、普段よりも値段が高くなります。トイレも有料のため、注意が必要です。小銭を多めに用意しておくと安心かもしれません。

ついに富士山頂へアタック!ご来光を拝むことはできるのか…

2日目はいよいよ富士山頂を目指して出発します。

【2日目 2:30】富士山頂を目指して出発

約5時間の休憩、深夜2時から再出発!真っ暗な中を移動するので、ヘッドライトは非常に大切です。自分だけではなく周りの人の安全をも守ってくれます。

【2日目 4:00】富士山頂に到着!

そして歩くこと約1時間半、山頂に到着しました!とても寒いので、防寒対策はしっかりしましょう。しかし、山頂から見える景色の素晴らしさに、そんなことは忘れてしまっていました。

当日は曇っていたため、ご来光をはっきりと拝むことはできなかったのですが、雲の切れ間に太陽を見ることができました。

山頂には食堂もあります。

山頂の食堂で食べた豚汁は格別でした!

登頂後は、お鉢巡りに参加しました。

当ツアーにはお鉢巡りが含まれていないため、行ってみたい方は登山ガイドさんに直接申し込むようにしてください。(別料金500円)


お鉢巡りが終わって、日本で一番高い神社・富士山本宮浅間大社に行きました。こちらの「御朱印」に使われる朱肉は、富士山の霊石を砕いて混ぜて作られているそうです。
ただ、落石がよく発生するため、いつ神社がなくなるのかは誰もわからないとのことです。御朱印をいただき、貴重な体験ができました。

【2日目 6:00】富士山頂から山小屋へ


下山途中、昨日宿泊した山小屋に戻って、朝ごはんを食べます。体力が少し回復したのもつかの間、待っていたのは厳しい下山道です!

【2日目 8:00】下山

体力的・精神的にもかなりしんどかったのですが、他の参加者の皆さんも頑張っているから…と思えば、不思議と足を前に進めることができました。

【2日目 11:00】吉田口五合目に到着

ここで注目!五合目に着いたら、ガラスに貼ってある名簿に自分の名前をチェックしましょう。この名簿は、ツアー参加者が全員無事に下山できたか確かめるための重要なものです。なぜこの名簿があるのかというと、安全を担保するため、WILLERは登山届を警察に提出しているからです。参加者の名前が足りないと、ガイドさんがもう一度富士山に登って参加者を探します。

名簿の名前を確認した後、添乗員さんの指示に従ってバスに乗車します。

【2日目 12:00】吉田口五合目から出発

吉田口五合目から新宿へ向かう途中、富士急ハイランドで1時間の休憩時間があります。私たちは温泉に入りました。疲れた身体に温泉の温かさが沁みました。

【2日目 17:00】新宿駅に到着

ここで2日間一緒に頑張ったパートナーたちともお別れ。富士登山ツアーも終了です。

さいごに

登山初心者で、トレーニングもしっかりできていない状態で挑んだ富士登山だったので、登頂できるか本当に不安でした。しかし、ベテランのガイドさんがしっかりケアをしてくださり、初心者でもついていけるペース・休憩の取り方で、無理なく1日目のゴール(本八合目)に辿り着くことができました。

そこでしっかり休息をとった後、ご来光を見るために深夜2時頃に宿舎を出発したときは想像以上の寒さで驚きましたが、頂上にある休憩所で食べる豚汁は格別でした。またわずかにご来光を見ることができ、感動で疲れが吹っ飛びました。
ガイドさんから教えていただいた降り方で、怪我をすることなく、無事下山することができました。
機会があれば、また挑戦したいなと思っています!

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る

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