【京都丹後鉄道・丹後くろまつ号】旅する伝説味わいコースで北近畿エリアを満喫

【京都丹後鉄道・丹後くろまつ号】旅する伝説味わいコースで北近畿エリアを満喫

京都丹後を走る観光列車「丹後くろまつ号」では、列車に乗りながら北近畿エリアの美しい風景と美味しいお料理を楽しむことができます。今回はそんな「丹後くろまつ号」の2021年4月2日~2021年9月26日までの「旅する伝説味わいコース」に乗車してきたのでご紹介します。

京都丹後鉄道 丹後くろまつ号とは

美しい海やのどかな田園風景など、様々に移り変わる車窓の眺めとともに、地元の食材をふんだんに使った料理が楽しめる特別な観光列車です。

ここでしか味わえない上質な旅を存分に楽しむことができます。

中でも「旅する伝説味わいコース」は、北近畿の丹後・丹波・但馬地方で収穫されたフルーツをふんだんに使った爽やかなフルーツプレートが楽しめるパートと、アテンダントがオススメするスポットを散りばめた観光マップを手に天橋立観光が満喫できるパート、そして丹後くろまつ号7周年と丹後七姫伝説を題材にして、地元食材をふんだんに使った本格懐石料理をいただけるパートの3部構成で、北近畿エリアを余すことなくしっかり楽しめます。

 

10:20 丹後くろまつ号が福知山駅からスタート

▲新型コロナウイルス感染症対策もばっちり

車窓からは田園風景や、のどかな山々の自然豊かな景色を楽しむことができます。まずはスイーツを楽しみながら、天橋立を目指しましょう。

 

季節のフルーツスティック ホワイトチョコムースと柚子ジュレのクープ

ホワイトチョコのムースがフルーツとマッチし、朝にぴったりの爽やかな一品です。色とりどりのフルーツは見た目にも美味しかったです。(季節によってフルーツが変わる可能性があります。)

 

ファームおかよしの丹後産苺を使ったふわふわショートケーキ

丹後産の苺を盛り付けたショートケーキは、ふわふわのスポンジが口当たり抜群。小さいながらも、プレートの中で大きな存在感を放っています。

 

丹鉄珈琲飲み放題

甘いスイーツのお供として嬉しいのがこの丹鉄珈琲。5種類のうち、日替わりで1種類楽しむことができます。今回は福知山ブレンドでした。

 

11:37 天橋立駅に到着 天橋立観光を楽しむ

天橋立駅に到着した後は、天橋立観光を楽しみましょう。約90分の間ですが、天橋立駅周辺は観光スポットが密接しているため非常に巡りやすいです。

天橋立観光については別記事でまとめていますので、そちらもぜひご覧ください。

 

天橋立観光についてはこちら

 

13:05 西舞鶴駅に向けて出発

前菜7種

 

お料理は豪華な前菜7種からスタート。

北近畿エリアの地名と偉人にちなんだ7種の料理は、見ているだけでも美味しさが伝わってきます。

安寿姫〈舞鶴〉(肉じゃが崩し牛ホホ肉豆鼓蒸し北海餡かけ

ホホ肉がほろほろと崩れそうなほど柔らかく、じゃがいもの白いソースとマッチして絶品でした。

間人皇后〈丹後〉(間人産鰆の煮つけ(特製魚ダレで低温調理)

鰆は特製魚ダレであっさりとした味付け。低温調理された身は柔らかく、食べやすかったです。

 

細川ガラシャ〈弥栄〉(古代米「黒米」を使用した黒米万頭)

黒米饅頭はモチモチとしており、間人産バイ貝も入っているので食感が楽しめる一品。出汁のきいた餡がたまりませんでした。

 

羽衣天女〈峰山〉(小野甚の糀を使用したスルメイカの糀漬け)

スルメイカ糀漬けは塩辛さがちょうどよく、お酒によく合いました。

こちらのコース、天橋立ワイン(赤か白かどちらかをお選びいただけます・ソフトドリンクも選択可能です)を一杯いただくことができるんです。

ぜひ麹漬けとも一緒にお召し上がりください。

 

小野小町〈大宮〉(あおき農園の有機野菜を使用した水晶巻き)

水晶巻きは、シャキシャキの野菜と、特製の紫蘇が効いたドレッシングがよく合っていました。

 

静御前〈網野〉(網野町産赤モクの生姜酢かけ)

赤モクという海藻は生姜酢がかけられておりあっさりとしています。シャキシャキとした歯ごたえも楽しむことができました。

 

乙姫〈伊根〉(伊根産鯵じゃこと胡桃の田作り)

田作りはどこか懐かしい味で、こちらもお酒によく合いました。胡桃のサクサクとした食感を楽しむことができました。

 

向付 旬のお造り3種盛り

旬のお造り3種は、今回は鰆・ぶり・甘エビでした。(日によって変更される場合がございます)

甘エビは身がプリプリとしていて甘みが強く、ぶりは口に入れた瞬間脂がとろけるような美味しさでした。鰆はあっさりとしていて、何枚でも食べたくなるような美味しさでした。

 

焼物 京たんくろ和牛ステーキ~九条ネギと山椒のソース~

和牛のステーキは、九条ネギと山椒のソースが絶妙にマッチ。焼き加減もちょうど良かったです。添えられた有機野菜は特ににんじんの甘みが強くて驚きました。

 

御飯物 へしこ工房HISAMIのへしこを用いたへしこ寿司

カリフォルニア風巻きは、へしこの旨味が効いた一品。歯ごたえがあり、食感も楽しめる巻き寿司となっています。添えられた地若芽の赤出汁もホッとする美味しさ。

 

奈具海岸・由良川橋梁

丹後くろまつ号では、車窓から見える景色も魅力のひとつです。

奈具海岸では一時停車するため、綺麗な海を見ながらお食事をゆっくり楽しむことができます。

由良川橋梁に差し掛かれば、運転席の近くでカメラを構えるのがオススメです。まるで海の上に浮かんでいるかのような不思議な気分を味わうことができます。

 

季節の自家製アイスクリーム 自家製グラノラ クランベリーソース

デザートは大きめのドライフルーツが存在感を放つ、ザクザクとした食感のグラノラと、あっさりとしたミルクアイス(季節により異なります。)を合わせた一品。ボリュームもちょうど良く、たくさんお料理をいただいた後でもペロリと食べられてしまいました。

 

丹鉄珈琲

旅のシメは、やっぱり珈琲で。今回は京丹後ブレンドをいただきました。甘いスイーツともよく合うコーヒーをいただきながら、終点の西舞鶴が近づいてきます。

 

14:50 西舞鶴駅に到着

西舞鶴駅に丹後くろまつ号が到着しました。

▲アテンダントさんの素敵な笑顔!

 

今回は旅のお土産として、「鬼饅頭」と「四軒茶屋智恵の餅食べ比べセット」がいただけます。「鬼饅頭」はその名の通り、鬼が食べるくらい大きなサイズのお饅頭!

手のひらに収まりきりません。

 

さいごに

今回は、丹後くろまつ号の2021年4月2日~2021年9月26日までの「旅する伝説味わいコース」をご紹介しました。京丹後を満喫できるコースをぜひ体験してみてくださいね。

「丹後くろまつ号」ご予約・詳細はこちら

「選べる丹後味わいコース」はこちら

ライター:ばたやん(ウィラコレ!編集部)

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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