レストラン列車・丹後くろまつ号の新コース!選べる丹後味わいコースとは?

レストラン列車・丹後くろまつ号の新コース!選べる丹後味わいコースとは?

丹後くろまつ号2021年上半期のコース内容

丹後くろまつ号は上半期と下半期で1年に2回ほどコースが新しくなります。
今回は
・旅する伝説味わいコース
・選べる丹後味わいコース
この2種類のコースから選べます。料理内容・走行する駅・乗車時間がそれぞれ異なります。
旅する伝説味わいコースは福知山から天橋立へ行き、途中約1時間半の天橋立周辺観光ができます。また天橋立から西舞鶴へ走行する合計4時間30分のコースとなっています。
選べる丹後味わいコースは西舞鶴から天橋立までの約1時間のコースです。
がっつり北近畿の魅力を堪能したい方は旅する伝説味わいコースがオススメです。
選べる丹後味わいコースはこちら

今回私が紹介した「選べる丹後味わいコース」はライトに楽しむことができるので、移動のついでに観光をする感覚で楽しむことができます。

選べる丹後味わいコース

15時44分に西舞鶴駅を出発

新型コロナウイルス感染症対策の一環として、アテンダントさんはフェイスシールド、とマスク、手袋を装着してます。また乗車前の検温・アルコール消毒を徹底しているので安心して乗車できます。

15時44分に西舞鶴駅を出発!ここから天橋立を目指します。
選べる丹後味わいコースはくろまつバーガーをメインとする「軽食プレート」とフレンチトーストをメインとする「スイーツプレート」のいずれかのメニューを予約時に選ぶことができます。いままでのスイーツコースは甘いものがメインでしたが、今回は甘いものが苦手な方でも楽しむことができるのも嬉しいポイントですよね。


乗車すると名前が書かれた折り紙が置いてありました。これはひとつひとつアテンダントさんが準備しているので、ハートの形であったり、折り紙の色が黄色であったりと人によって違います。一生懸命準備してくれているのが伝わって、こういった細かい演出も嬉しいですね。またマスクケースもあるので、マスクケースを忘れた方も安心です。

軽食プレート

・くろまつバーガー(左)
・季節のピクルス(右上)
・ジャーマンポテト(右下)

くろまつバーガーは丹後くろまつ号を彷彿とさせる真っ黒なビジュアル。実は普通のバンズではなくて、シュー皮とケークサレでサンドしています。中には季節の野菜と丹波若鶏のグリルがサンドされています。野菜や若鶏のうまみと酸味のきいたソースが合わさるととてもバランスの良い風味になります。ちなみにバーガーと聞くとボリューミーなものを想像すると思いますが、このくろまつバーガーは握りこぶしくらいの大きさで軽食にちょうどいいサイズでした。
(ケークサレ・・・塩味のきいた甘くないケーキのこと。)

スイーツプレート

レモンのフレンチトースト(左)
季節のフルーツのオープンサンド(右)

レモンのフレンチトーストは赤岩高原たまごで作ったアパレイユがしっかり染み込んでいて、口の中でとろけていきます。フレンチトースト特有の甘みを感じつつ、レモンの酸味で後味はさっぱりとしています。
季節のフルーツのオープンサンドはフルーツが季節によって変わるそうで、取材当時は章姫(あきひめ)いちごでした。章姫いちごの特徴は大粒で甘みが強いことです。章姫いちごの甘さが、生クリームとカスタードととてもマッチしていました。違う季節になれば丹後の桃などが楽しめるそうです。
(アパレイユ・・・卵やバター、小麦粉など数種類の食材を混ぜ合わせた生地のこと。)

またこちらのコースでは、丹鉄珈琲が飲み放題で、ブレンドの種類は頼んだメニューによって異なります。
丹鉄珈琲は5種類のブレンドがあり、その中から今回のメニューに合ったブレンドを用意しています。
軽食プレートを頼んだ方は舞鶴ブレンド、スイーツプレート を頼んだ方は与謝野ブレンドです。バーガーにもコーヒー?と思うかもしれませんが、軽食プレートの舞鶴ブレンドは酸味がきいており、後味がすっきりしているので相性抜群です。スイーツプレートの与謝野ブレンドは独特なフレーバーでコーヒー好きの方からも人気のあるブレンドです。
また+200円で丹鉄珈琲の飲み放題から地ビール(単品)に変更することもできます。地ビールはピルスナーとマイスターの2種類あります。

車窓からの景色

食事を楽しんでいると、車両は由良川橋梁を通過します。まるで海の上を走っているような気分を味わえます。普通列車は減速せずに運行するのですが、丹後くろまつ号ではゆっくりと運行するので撮影を十分楽しむことができます。列車後方から写真を撮ると橋梁と水面の両方が映るのでおすすめです。


もちろん座席から見る景色もきれいです。走行時間が夕方なので夕日に反射して光る水面がとても輝いています。

しばらくすると車内販売があります。丹鉄珈琲も車内販売で購入可能です。


乗車記念に写真もパシャリ。いい思い出になりました。

16時47分に天橋立駅に到着

16時47分天橋立駅に到着します。到着時間が夕方なので、天橋立周辺のお店は閉まっていることが多いです。天橋立周辺で一泊して、翌日観光するのも良いかもしれないですね。
宿泊付きプランもあります

さいごに

今回は「選べる丹後味わいコース」を紹介しました。大阪京都から天橋立に向かうとなれば移動時間が長く、1~2時間以上時間がかかります。移動している最中も北近畿の魅力がたくさんあります。観光列車だと移動時間も景色やお食事とともに楽しむことができます。また密にならないように工夫もされており、感染症対策もばっちりで安心。この機会にぜひご乗車してみてください。
選べる丹後味わいコースはこちら

ライター:やんぬ(ウィラコレ!編集部)

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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