夜行バスは子どもの乗車もOK?年齢制限や未成年の乗車時の注意点

夜行バスは子どもの乗車もOK?年齢制限や未成年の乗車時の注意点

夜行バスに子どもは乗れるの?というよくある疑問にお答えします。高速バスの年齢制限や、未成年のみで乗車できるかどうかなど、気になるルールをご紹介。また、子供のバス乗車時の注意点や気になる料金についても、合わせて解説します。

高速バス・夜行バスに「子ども」は乗車できる?年齢制限は?

ウィラートラベルの場合、小学生以下の子どもは「小児」に当てはまり、1人で座席を利用できない子どもについては「乳幼児」に該当します。どちらもバスの乗車は可能ですが乳幼児は保護者が同伴することが条件指定されています。
バス会社により規定は異なりますので、あらかじめ乗車前に運営会社に確認しましょう。
なにより、お子様が長時間、バスの乗車に耐えられるか慎重に判断する必要があります。乗り物酔いしやすい子や、長時間座っていることが苦手な子もいます。お子様の体調や体質をよく見て、乗車できるか判断してくださいね。
 

高速バス・夜行バスに「未成年だけで乗る際」の年齢制限は?

友だちと旅行に行くときには、夜まで目一杯楽しみたいですよね。リーズナブルで時間を有効活用できるため、夜行バスを利用したいという未成年の方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、未成年だけでも夜行バスの利用は可能です。ただし、未成年(満18歳未満)の方の高速バスの乗車には、夜行・昼行便問わず、保護者の同意が必要です。必ず保護者の同意を得てから予約し、乗車しましょう。

 

子どもや未成年が高速バス・夜行バスに乗るときの金額は?

ウィラートラベルの子供のバス乗車料金をご紹介します。
下記の表の通り、お子様の年齢別に、料金が異なります。

小児(小学生以下の子ども) 片道普通旅客運賃(大人の料金)から5割引
乳幼児(1人で座席を利用できない子ども) 大人の膝の上であれば、料金は無料

乳幼児の場合、大人の方の膝の上であれば乗車料はかかりませんが、長時間赤ちゃんを膝の上で抱っこし続けるのは大変です。なるべく子どもの分の座席も確保することをおすすめします。乳幼児の座席を確保した場合、小児と同様に、運賃は大人料金の半額です。また、中学生以上、高校生、大学生、大学院生、専門学生には、学割が適用される場合もあり、お得に移動ができます。バス会社によって割引率は様々であるため、利用するバス会社の規定を調べましょう。

Wシートプランがおすすめ

ウィラートラベルの一部の便では、「Wシートプラン」をご用意しています。「Wシートプラン」とは、4列シートの横並びの2席を確保し、1人で使用することができるサービス。
大人1席分の料金に、500km未満の場合プラス500円、500km以上の場合プラス1000円で購入可能。リーズナブルにお子様の座席を確保できるため、親子で旅行を楽しみたい方におすすめのプランです。

 

夜行バスに子どもが乗車する際の注意

大人数がともに移動するバス車内。小さな子どもを連れて乗車する際は、下記のことに注意しましょう。

車内で騒ぐ

長時間の移動は、子どもにとっては退屈な状況。しかし、座席を立ち上がったり、ジャンプしたり、大きな声で騒いだりすると、他の乗客の迷惑となってしまいます。
おもちゃを持たせる、タブレットであらかじめダウンロードしておいた映画やアニメを見せるなど、子どもが夢中になれるものを用意しておくと安心です。

夜に泣き出す

小さなお子様の場合、夜泣きなどのリスクが懸念されます。夜間に移動するバスは寝て過ごす乗客も多いため、夜泣きによってトラブルが起こってしまう可能性も。座席以外であやすということもできなければ、休憩まで外にでることもできません。
夜泣き対策として、昼間に外でいっぱい遊ばせてあげたり、子どもが安心して眠れるように大きめのシートをとったりなど、工夫が必要です。

トイレ

高速バス車内では、お子様のトイレに関するトラブルが起こるかもしれません。おもらしをしてしまうことも予想されます。
限られた空間では、ニオイの問題も深刻ですし、オムツやズボンの履き替えが難しいでしょう。
乗車前はもちろん、トイレがあるバスでは、乗車中も小まめにトイレに行かせるよう心がけましょう。

乗り物酔い

子どもは大人に比べて乗り物に酔いやすいため、酔い止め薬を事前に服用させてください。なるべく、本を読ませないようにしたり、スマホを見せないようにしたりして、乗り物酔いを防止すると安心です。

ベビーカー

ウィラートラベルの場合、ベビーカーはトランクに預けることができます。車内持ち込みはできないため、必ずトランクルームで預かってもらいましょう。
ただし、2階建てのバスや、その他バスのタイプによってはトランクルームがないものもあり、バス会社によっては預けることも不可能な場合があります。あらかじめ、ベビーカーの預かりや持ち込みについてチェックしてから予約をとることが好ましいです。

 

高速バス・夜行バスに未成年だけで乗車する際の注意点

キャリーケースを持っている二人の女性
未成年も親の同意があれば高速バスに乗車できることが多いですが、注意しなければいけない点があります。楽しい旅のためにも、注意点はしっかり確認しておきましょう。

保護者の同意書っているの?

ウィラートラベルの場合、保護者の同意書は必要ありません。ただし、同意書は必要がなくても、同意は必須!必ず、親の同意を得てからバスを利用してください。
バス会社によっては保護者の同意書が求められる場合もあるため、予約前に確認しておくことを忘れずに。

補導されるの?

バス停に向かっている途中に夜間徘徊と認定され、警察に補導されるケースがあります。18歳未満の若者が、23時以降に出歩くと補導対象となりますが、サービスエリアやバスターミナルで補導されることはまずありません。
万が一の時に、保護者の同意書を持っていると安心です。

バスの乗り遅れには要注意

道に迷ってバスに乗り遅れてしまったり、バスが見つけられなかったり、特にはじめて行く場所では、バスに乗り遅れてしまう可能性があります。
予約したバスに乗り遅れてしまった場合、後続便のチケットを再購入しなければなりません。次の便に空席があるとも限りませんし、想定外の出費は痛いもの。バス停の場所を事前によく確認し、時間に余裕を持って停留所に向かいましょう。
高速バスの休憩で、自分の乗っていたバスの停車位置がわからなくなってしまうことも少なくありません。休憩で降車したら、迷わないように停車場所がわかる目標物を定めておき、行き先やナンバーを確認して乗車しましょう。

車内でのマナーを大切に

友だちと会話を楽しんだり、スマホでゲームをしたりする際は注意が必要!他の乗客の迷惑にならないよう、配慮を忘れないでくださいね。特に、夜間バスの場合は、就寝中の人も多いため、騒いだり大きな音を発することは厳禁です。
マナーを守ることも安全で楽しい旅のためには欠かせないポイントです。

 

高速バス・夜行バスで子どもや友達と楽しいバス旅行をエンジョイしよう!

夜行バスの年齢制限や、子どもの乗車料金についてご紹介しました。バス会社により規定は様々ですが、子どもも高速バスに乗ることは不可能ではありません。事前に規定を確認しておけば、乳児や未成年もバスの旅を楽しめます。
ご紹介した注意点を心に留め、マナーは遵守しましょう。お子様と一緒に旅行を楽しんだり、未成年同士で遠方に出かけたり、夜行バスを利用して充実した旅を計画してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

サッチ
総合旅行業務取扱管理者を含む旅のスペシャリストたちによる編集チームで執筆しています。 高速バス・夜行バスのご利用に関連した情報を盛りだくさんでお届けします。高速バスのことを知ってもらうための基本情報をはじめとして、全国各地... もっと見る


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