【観光列車で海の京都へ】明智光秀×福知山城×地元食材を使用した優雅な朝食
※本記事は、2024年03月11日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
かつて明智光秀が築いた城下町、福知山から日本三景の天橋立まで美味しいごはんやコーヒーを食べながら
景色を楽しむことができる「丹後くろまつ号」。
2024年4月1日~のメニューが新しくなり、体験してきました!
目次
FUKUCHIYAMA morning course
今回のモーニングコースのテーマは、『明智光秀、福知山城』を朝食プレートとデザートプレートで表現。
地元食材を使った朝食プレートで、福知山茶をふんだんに使用した抹茶パウダーは歴史を感じながら
旅に彩りを添えてくれます。流れ行く風景とともに天橋立への旅が楽しくなる料理に、期待が高まります。
運行ルート
福知山から天橋立を運行する本コースでは、車窓に映る山道や田園の風景が楽しめます。山の景色から、天橋立を望む海の景色まで、山と海を堪能できます。
↓
大江駅途中停車(10時22分~ 約35分間)
↓
11時48分 天橋立駅着
福知山駅までのアクセス
電車 | 【大阪から】約1時間50分/4,170円 大阪駅→(特急こうのとり)→福知山駅 【京都から】約1時間30分/3,050円 京都駅→(特急きのさき/はしだて)→福知山駅 ※通常切符の特急券+乗車券料金 |
高速バス | 【大阪から】約2時間10分/1,480円~ |
車 | 中国自動車道~舞鶴若狭自動車道 【大阪方面から】約1時間30分/4,950円~ 【京都から】約1時間20分/3,680円~ ※普通車ETC料金 |
今回は京都駅8:38発の特急はしだて1号を利用し福知山駅には9時54分に到着。
14分の乗り換え時間を通じて乗車しました。
インターネットで事前に特急券を購入しておくと、定価よりも割安かつスムーズに乗ることができます。
福知山駅までは乗り換え不要で、快適に移動できました。
京都丹後鉄道への乗換は、2階の乗換口を利用するのが便利です。
福知山駅を出発
出発時間が近づいてくると、京都丹後鉄道唯一のレストラン列車である「丹後くろまつ号」がホームに入ってきました。
丹後くろまつ号のかっこいい黒のボディは凛々しく、これからの乗車がとてもわくわくしてきました!
車内は天然木をメインで使用しており、落ち着いた雰囲気と懐かしさが感じられる空間です。丹後くろまつ号は、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」をデザインされた水戸岡鋭治氏デザインの車両です。
早速乗り込み、モーニングコースをいただきます!
【一皿目】~山海の幸をふんだんに楽しめる朝食プレートと明智家の家紋を刻印したフォッカチャ~
前回(23年10月1日~24年3月31日)の朝食プレートをご担当されたパティスリーカフェ・カタシマがプロデュースした、朝食プレートです。
地元の秀逸な食材、資源を活かした商品づくりに力を入れ、北近畿エリアで5店舗を展開しています。
朝から野菜をしっかりと取ることができながらフレッシュな気分で天橋立まで向かいます。
自家製フォッカチャ(明智家、桔梗の家紋入り)
桔梗の家紋を施した、ふわふわ自家製フォカッチャ。その名の通り、明智家の家紋が刻印されており歴史を感じながら楽しめるフォッカチャです。とてもふわふわしており満足があります。
地卵とえび&アボカド
地卵にえびとアボカドを合わせ、アクセントにパプリカパウダーをひとふりされた一品。卵とえびの食感を楽しみながらアボカドの甘みを感じることができ、非常に食べごたえのある一品です。
この一品でしっかりとタンパク質を取ることができます。
天橋立オイルサーディンとラタトゥイユ
宮津の老舗・竹中罐詰のオイルサーディンと季節野菜のラタトゥイユ。地元の海の幸と山の幸が合わさった一品で野菜の甘味を感じることができました!
氷上ヨーグルトのフルーツサラダ
丹波の氷上牛乳で作ったフレッシュヨーグルトと季節のフルーツのサラダ仕立て。フレッシュなフルーツとヨーグルトで朝から元気チャージしました。
鬼の町「大江駅」を散策
おいしいお食事をいただいている間に、大江駅に到着しました。
こちらで約35分間、停車しますが、発車の10分前には車内に戻るようにアテンダントさんから案内がありました。
25分間ほど途中下車をして散策することができます。
大江駅に到着して直後にはJR 線に直通して京都駅まで走る特急はしだて2号とすれ違います。
この列車は青いボディーの丹後の美しい海を想起するような、「海の京都」をイメージした車両で
こちらもくろまつ号をデザインした水戸岡鋭治氏デザインの車両です。
くろまつ号とともに並ぶ姿に「かっこいい」と感じました。
たくさんの鬼の仮面があり、鬼伝説と言われる所以を感じます。他にもあるので、ぜひ足を運んで見てください!
【二皿目】名産・福知山茶を全体に使った、福知山城、福知山茶を堪能できるプレート
大江駅を出ると二皿目のデザートが運ばれてきました。
目を引くのは福知山茶を使って表現された福知山城。きれいなレイアウトに思わず感動を覚えました
最高級玉露ジュレと白玉あずき
最高級玉露の茶葉を使ったなめらかなジュレに、白玉と小豆を合わせた和のカップスイーツで茶葉の風味を感じることができるデザートです
抹茶のテリーヌサブレサンド(画像の上部)
じっくり低温で焼き上げたなめらかな抹茶のテリーヌを福知山茶のサブレでサンドされており、福知山茶を使った福知山城の抹茶を使うと味が変わります。
福知山茶と天滝ゆずのブールドネージュ(画像の下部)
フルードネージュとはフランス語で「白い雪の玉」という意味で、サクッとした口当たりとゆずのジューレの食感が楽しめるデザートです。
食後のコーヒー
丹鉄オリジナルブレンドのコーヒーも味わうことができ、コーヒーと食べるデザートがとても合い、優雅なひと時を過ごすことができました。
あまりのおいしさに写真を撮り忘れてしまいました。ぜひ、体験してみてください。
お土産
お食事が終わると、アテンダントさんによる丹鉄グッズの車内販売がありました。
最後にいただいた丹鉄珈琲や、お酒など、その他いろいろな丹鉄グッズが販売されています。
丹後くろまつ号の車内でしか購入できないグッズなどもあるので、旅の思い出にいかがでしょうか。
ここには12箱で梱包されたものを乗っけるつもり
最後に
お食事が終わると、日本海と天橋立が見えてきました。
お食事と景色を楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎました。
丹後くろまつ号での旅を楽しんだ後は、天橋立の観光も忘れずお楽しみください!
私は、ロープウェイを使って天橋立の景色を堪能しました。
他にも周辺にはお土産屋さんやレンタサイクルも借りれるので、周辺を探索するのもよいかもしれません!
ライター:ヨッシー(ウィラコレ!編集部)
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