【成田空港へのアクセス】行き方・所要時間・料金を発地エリア別まとめ
※本記事は、2025年07月04日に公開しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
日本最大の国際空港であり、多くの国際線が飛び交う海外への玄関口とも言える成田空港。
しかし羽田空港に比べ都心から少し遠くなるのがデメリット。ここではそんな成田空港へのアクセス方法を、バス、電車、車、タクシーに分けて紹介します。
それぞれメリット・デメリットがあるので、この記事を参考にご自身にとってベストなアクセス方法を選んでみてください。
バスで行く場合
バスは、荷物を預けられて各発着地から乗り換えなしで成田空港までアクセスできるので荷物が多い方におすすめです。重いスーツケースを持って、乗り換えで広い駅や階段を行き来する心配が要りません。また、混雑した時間帯の電車では成田空港まで座れないこともしばしば。確実に座って移動したい方や、混雑した電車が苦手な方にとっても、バスはメリットの多い移動手段といえます。ただし、交通渋滞の影響を受けやすいため、時間に余裕を持って出発するなど工夫が必要です。
リムジンバス
東京駅はもちろん、都内の主要箇所・主要ホテル、神奈川県、千葉県、埼玉県と各地から発着しているのが「リムジンバス」です。停留所が近くにある場合は、リムジンバス1本で成田空港にアクセスできるのでとにかく便利。大きなスーツケースも預けられます。料金は東京から成田空港まで約3,100円で、所要時間は東京駅発で約60分〜70分です(交通状況によって変動あり)。ゆったりとした座席、トイレ付き(一部車両を除く)、Wi-Fi完備で快適に移動できます。ネットでの事前予約がおすすめです。

エアポートバス・空港シャトル
「TYO-NRT(エアポートバス東京・成田)」は、東京駅、銀座駅、東雲イオン前と成田空港を結んでいます。料金は1,500円(深夜早朝便は3,000円)で、東京駅から成田空港までは約60分〜70分です(交通状況によって変動あり)。
価格はリムジンバスよりリーズナブルですが、リムジンバスと比べると座席の間隔は狭いです。トイレ付き(一部車両を除く)、USB充電などの設備があります。全便自由席での運行のため、満席になる可能性がある点には注意が必要です。
「成田シャトル」(空港シャトル)は、WILLER EXPRESSなどが運行する都内と成田空港を結ぶバスです。都内の停留所は池袋駅、新木場駅にあります。池袋発の場合、所要時間は約100分・料金は1,900円〜です(深夜25時以降に出発する便は別料金)。新木場発の場合、所要時間は約60分・料金は1,400円〜です(所要時間は交通状況によって変動あり)。
ネットで事前予約ができるので座れない心配や、乗車できない心配はありません。また乗り遅れそうな場合は、直前でも無料でキャンセルできるので、安心です。池袋・新木場から成田空港まで直通で運行し、トイレやUSB充電など設備も整っており快適です。(便により設備は異なるため、予約時に確認しておくのがおすすめです)

いずれのバスも乗り換えなしで移動できる点が魅力です。停留所の場所や、事前予約の有無、コストパフォーマンスなどの点からご自身のニーズに合うバスを選びましょう。
空港シャトルはこちらから予約が可能です。
WEBでは出発10分前まで予約が可能・乗り遅れても無料キャンセル!
電車で行く場合
JR成田エクスプレス
JR成田エクスプレスは、東京・新宿・池袋・横浜・大宮など首都圏の主要駅から成田空港へ直通でアクセスできる特急列車です。全席指定のため、事前予約がおすすめです。Wi-Fiや電源も完備され、快適な移動が可能です。東京駅からは約50〜60分、料金は約3,070円(IC利用)です。新宿・池袋・横浜方面など京成線が使いにくい地域からの移動には特におすすめです。
京成電鉄 スカイライナー
京成スカイライナーは、京成上野から成田空港まで約45分、日暮里から約36分でアクセスできる高速特急です。全席指定で予約制、座席はゆったり、荷物スペースも充実しており、大きなスーツケースがあっても安心です。料金は約2,557円(IC利用)。上野・日暮里・北千住方面など東東京・千葉寄りからアクセスする方に特におすすめです。スマホでのチケットレス予約も可能です。

京成電鉄 アクセス特急
京成アクセス特急は、成田空港へ直結する特急料金不要の一般列車です。京成上野〜成田空港は約70分・約1,300円、日暮里発なら約60分・1,257円(IC利用)で移動が可能です。京成スカイライナーより多少時間はかかりますが、コストパフォーマンスを重視する方には最適です。品川・押上方面からも直通運転があり、南東京エリア在住の方におすすめ。ただし本数が多くないので注意しましょう。
京成電鉄 快速特急・特急
とにかく料金を抑えたい方には、京成電鉄「快速特急」「特急」がおすすめです。京成上野〜成田空港は約80分、日暮里発なら約75分、料金は約1,042円(IC)と格安です。特急料金なしで利用できるので、コストパフォーマンス重視で時間に余裕がある方には最適です。特に東東京エリアからの節約移動に向いています。
JR東日本 快速・成田空港行き
JRの快速で成田空港に行く場合、東京駅からの所要時間は約86分で、料金は約1342円(IC利用)となります。東京方面からの料金は、京成電鉄よりやや高いですが、総武線・千葉方面(船橋・津田沼・錦糸町など)からアクセスする人やSuicaや定期を持っていて、JRで移動したい方におすすめです。
絶対座りたいけど安く移動したい方には空港シャトルがおすすめ!
自家用車で行く場合
小さなお子さま連れや荷物が多い方、また3〜4人以上での移動なら、自家用車での成田空港アクセスもおすすめです。都心からは約60〜90分、高速代+駐車料金を合わせても1人あたりの負担は抑えられる場合もあります。空港直結駐車場は便利ですが満車の可能性もあるため、事前予約がおすすめです。駐車料金は24時間で約1,570円〜約2,100円です。深夜割引などを活用すれば、さらにお得に利用できます。

タクシーで行く場合
タクシーの場合、都内から成田空港までの所要時間は約55〜65分、料金は約2万円〜3万円です。渋滞の影響はあるものの、ドアツードアで移動でき荷物を運ぶ必要がなく、移動中もリラックスできる点が最大のメリットです。都心から成田空港までは、定額サービスを提供しているタクシー会社もあり便利です。最も費用がかかる手段ですが、4人家族などで快適に移動したい場合は検討してみても良いでしょう。
ニーズ別おすすめ交通機関
出発エリア別おすすめ交通機関
| 新宿・渋谷・池袋 | JR成田エクスプレス/空港シャトル |
|---|---|
| 上野・日暮里・ 北千住 |
京成スカイライナー/京成アクセス特急 |
| 品川・大崎・押上 | 京成アクセス特急/空港シャトル |
| 千葉・総武線エリア | JR快速・成田空港行き |
| 都心全般/ ホテル滞在 |
リムジンバス/定額タクシー |
東京駅からの場合、どの交通機関も利用しやすいのでニーズに合わせて選びましょう。
ニーズ別おすすめ交通機関
| 子連れ・ 高齢者連れ |
自家用車/リムジンバス/空港シャトル |
|---|---|
| ビジネスマン | 京成スカイライナー/JR成田エクスプレス |
| 旅行者・留学生 | 空港シャトル/京成アクセス特急 |
| 安さ重視 | エアポートバス/空港シャトル |
| 快適性重視 | 自家用車/リムジンバス/JR成田エクスプレス |
| バランス重視 | 京成アクセス特急/空港シャトル |
※上記は参考であり、出発地により実際の利便性は異なります。
まとめ
成田空港へのアクセスは、出発地や人数、予算、荷物の量によって最適な手段が異なります。電車は速さと快適さ、バスは確実に座れて乗り換え不要、荷物の移動も楽、自家用車やタクシーはドアツードアの安心感が魅力です。特に「安く」「確実に座って」行きたい方には、池袋・新木場発の空港シャトルがバランスの取れた選択肢としておすすめです。
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