京丹後を走るイタリアンバル!?丹後くろまつ号に乗ってみた

京丹後を走るイタリアンバル!?丹後くろまつ号に乗ってみた

※このコースは2019年9月いっぱいをもって終了いたしました。
京都丹後鉄道くろまつ号の新コースが登場!
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美しい景色の中を走りながら、美味しいごはんやスイーツ、お酒を楽しむことができる「丹後くろまつ号」。実はこの春、丹後くろまつ号のメニューが一新されるとのこと!それを聞きつけ、いてもたってもいられず取材に行ってきました!

京都丹後鉄道が誇る観光列車、くろまつ号

京都丹後鉄道は、日本三景「天橋立」がある京都府北部の宮津駅を中心に、豊岡・舞鶴・福知山へと伸びています。
「天橋立」は大阪・京都から特急で約2~3時間。東京からはWILLER EXPRESSのバス一本で天橋立まで来ることができます。

 

大阪から「天橋立」へ

 

 

私が今回乗るのは宮津~西舞鶴を繋ぐ「宮舞線」。まずはJR大阪駅から「特急 こうのとり」に乗って福知山を目指します!

 

福知山からはこちらも京都丹後鉄道の「丹後あおまつ号」に乗ります!外装がレトロで可愛く、画になります。

そして「天橋立」へ。今回の旅の出発地点に到着です。

 

選べる4種類のコース

コース概要

スイーツコース

春の食材をふんだんに使用した限定スイーツプレートを楽しめるスイーツコース。(写真のスイーツは一部です。)

ランチコース

本格懐石料理が楽しめ、途中下車して地元住民によるマルシェに行くこともできます。(写真のお料理は一部です。)

アフタヌーンティーコース

厳選された北欧紅茶と美味しいスイーツが楽しめるリーズナブルなコース。(写真のスイーツは一部です。)

 

サンセットコース

そして4つ目、今回私が体験したのがこちらです。丹後くろまつ号の車窓から夕映えの景色と海の絶景を眺めながら、イタリアンバルのようなコース料理やお酒を楽しむことができます。

 

 

「サンセットコース」に乗ってみた

まずは乾杯!

飲み物は、ワイン飲み放題(赤・白)か、オリジナルカクテル「シトラスブラック」を選ぶことができます。今回はオリジナルカクテルをオーダー!

丹後くろまつ号のイメージカラーである黒・赤・金を想起させるこちらのカクテルは、ブラックのカクテルに苺が映えてかわいい!味は甘めで飲みやすかったです。

 

 

そして驚いたのが、お料理の豪華さ。なんとお料理が8種類に、デザートが2種類!どれもお酒に合う味付けで、量もちょうど良かったです。地元の有名料理店「アメイロビストロアルル」監修と言うだけあって、お味はもちろん、見た目の美しさも楽しむことができました。どのお料理も、地元舞鶴や宮津・京都の食材がふんだんに使用されています。

 

今回のメニュー

  • 季節のピクルス
  • 6種野菜のカポナータ
  • 小豆島産グリーンオリーブの塩漬け
  • 鰆のアヒージョ
  • マスタードポーク
  • 鶏むね肉のハム
  • 自家製ローストビーフ
  • クリームチーズ
  • 章姫いちごのカルディナール くろまつ号アイスボックスクッキー
  • クラッカー・バゲット

 

特に美味しかったのは、1番右のマスタードポーク。真空低温調理で仕上げた自家製ポークハムは、マスタードが効いており、絶品でした!

 

 

さらにデザートもクオリティが高かったです。手前のアイスボックスクッキーは、こちらも黒と赤で丹後くろまつ号をイメージ。黒い部分には炭が使用されているとのことです。

 

海に沈む夕日を楽しむ、はずが…?

丹後くろまつ号は、美しい景色を楽しむことができるのも魅力の一つ。今回のサンセットコースでは、途中奈具海岸にて10分ほど停車し、その間サンセットを楽しむことができます。

今回はあいにくのお天気で、夕日を見ることはできませんでした。しかし、美味しいお料理をいただきながら美しい海を眺めることができ、とても贅沢な気分になりました。
海水が澄んでいるからか、肉眼で浅瀬の海底を見ることもできました。

サンセットコースは、ベストタイミングで夕日を見るために、4月・5月と6月~9月で運行時間が変わります。今度は晴れている日に乗車してみたいです。

 

旅の終盤は、速度を落とし、ゆっくりと由良川橋梁を走行します。由良川に渡る橋梁は長く、車内からの景色は大迫力です。

 

 

 

今回はサンセットコースということで、由良川橋梁を渡る頃にはもう日は沈んでいました。暗い中を走る丹後くろまつ号には昼間には味わうことのできない趣があり、由良川もまた違った表情を見せてくれました。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?丹後くろまつ号、サンセットコースのレポートをお送りしました。私はすっかり、お昼とは違う京丹後の姿の魅力にとりつかれてしまいました。

 

全てのコースにお土産がついており、丹後くろまつ号を降りる瞬間までワクワクが続きます。今回は2種類のスイーツをいただきました。
また、こちらの乗車証明書も可愛くて心をくすぐります。車内に設置されているスタンプを押して、今日の思い出を形に残しましょう!

 

春は始まりの季節!旅に出たくなりますよね。ぜひこの機会に、京丹後を訪れてみてはいかがでしょうか。

スイーツコース(3/17から)
運行日:金・土・日・祝
ダイヤ:福知山(10:10発)⇒天橋立(11:53着)
おひとり様:4,800円(税込)
ランチコース(4/5から)
運行日:金・土・日・祝
ダイヤ:天橋立(12:48発)⇒西舞鶴(14:50着)
おひとり様:10,800円(税込)
アフタヌーンティーコース(4/6から)
運行日:土・日・祝
ダイヤ:西舞鶴(15:30発)⇒天橋立(16:32着)
価格:おひとり様:3,200円(税込)
サンセットコース(4/6から)
運行日:土・日・祝
ダイヤ:4月・5月 天橋立(16:49発)→西舞鶴(18:18着)/6月~9月 天橋立(17:30発)→西舞鶴(19:02着)
価格:おひとり様:6,400円(税込)

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ライター:ばたやん(ウィラコレ!編集部)

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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