祝WILLER25周年!新木場BASE見学ツアーに潜入~バス好き編~

祝WILLER25周年!新木場BASE見学ツアーに潜入~バス好き編~

2019年5月24日、WILLERは25周年を迎えました。今年はアニバーサリーイヤーということで、今までWILLERを愛してくださった皆様に恩返しをするべく、1年を通し様々な企画を用意しています。

その第一弾として、先日7月6日(土)に行われたのが「新木場BASE見学ツアー」です。二部構成で行われたイベントのうち、第一部「バス好き回」を、実際にスタッフとして参加した私、ばたやんがレポートします!

 

実は史上初!WILLERファンの新木場BASE潜入に密着

 

WILLER EXPRESSのバスが集まり、乗務員さんの拠点となっているWILLER EXPRESS東京営業所(新木場BASE)ですが、実は今まで一般のお客様が足を踏み入れたことはありませんでした。

安全上の問題もありますが、そもそも今年まで「WILLERファンと交流する」趣旨のイベントが開催されたことはなかったそうです。お客様に楽しんでいただきたいという強い思いがあってこそ、今回の新木場BASE見学ツアーが実現できました。

 

WILLERファンの皆さんとご対面!東京レストランバスでお出迎え

 

あいにくのお天気の中、WILLERファンの皆さんを東京レストランバスでお出迎えし、車内での座談会から今回の旅はスタートしました。中には関西や東北など、遠くから足を運んでくださった方も。

「WILLERのバスが好き」「同業者としてWILLERの取り組みを知りたい」「WILLERのバスの写真を近くで撮影したい」など、皆さんの参加意思はそれぞれでした。WILLERへの思いやお気に入りのバス路線について熱く語ってくださる方もおられ、スタッフ側のテンションも上がります。

 

 

東京レストランバスは二階建てのバスで、普段よりも高い位置から見える都内の景色は、普段と一味違います。

バス好きの皆さんも、東京レストランバスは初体験という方が多く、手を伸ばせば触れられそうな街路樹に驚かれた様子でした。そうこうしているうちに、新木場BASEが見えてきましたよ!

 

初公開!バスの洗車ってどうしているの?

 

WILLERファンの皆さんを乗せた東京レストランバスが向かったのは、駐車場・・・ではなく、洗車機の中!

初公開、バスの洗車方法がこちらです。この大きな機械の中にバスが入り、そのまま機械が前後に動いて洗車が行われます。

 

回転するブラシは、ガソリンスタンドにある自動車用の洗車機と似ているかもしれません。

天井・左右がガラス窓の東京レストランバス車内から見る洗車の様子は圧巻。皆さんからも、驚きの声が上がりました。

 

避難訓練を体験!バスの安全を保つWILLER EXPRESSの秘密

 

 

洗車体験の後は、実際に行われているバスの点検を体験。WILLERはもちろん、バスが大好きな皆さん、興味津々の様子です。

こちらは、タイヤに取り付けられたボルトの緩みをチェックする「打音検査」の様子です。手を添えながら、ボルトをハンマーで叩いて聞こえる音から、複数あるボルト緩みを判別します。緩んでいるものがあれば、きつく締める必要があります。

 

整備士さん・運行管理者さんのレクチャーを受け、皆さんも順番にチャレンジ。金属音のわずかな違いから、整備不良のボルトを探し当てます。

皆さん、さすがの正解率!ちなみに私は金属音の違いがわからず大苦戦。

整備士さんは素早くハンマーでボルトを叩き、ゆるみの有無を判別しています。このような整備があってこそ、WILLER EXPRESSのバスは毎日安全に運行することができます。

 

もしも事故が起こったら?バスからの脱出方法

 

バスの車内に移動し、万が一事故が起こった際の、バスからの脱出を体験します。一般的にバスの非常口は、入り口の対角線上、右側後方に位置しています。これはもしもバスが左右どちらかに倒れてしまったとき、どちらからも脱出できるようにするためです。

 

 

WILLER EXPRESSのバスには、最後列から2列目の位置に非常口があります。しかし、その手前には座席があり、通常時は非常口を開けることはできません。では、緊急時はどのように脱出するのでしょうか。

 

 

実は、非常口手前の座席の足元にはレバーがあり、後方からこれを足で踏み、同時にシートを押し上げることで、右にある非常口を開けることができます。

 

 

 

私も体験してみましたが、レバーを足で踏みながらほぼ体当たりのようにしてシートを押し上げる必要があり、身体的に難しさを感じました。

普段、WILLER EXPRESSのバスにおいては後方に女性が座ることが多いため、緊急時は二人以上で手分けして行うのがよいかもしれません。

 

 

今回は、実際に煙(※使用したのは人体に無害な煙です。)を焚いてから避難訓練がスタートしました。「なんだこれは!?」「目がやられる!」など、ノリノリで演じてくださる皆さんのご協力もあり、かなりの臨場感がありました。

 

 

先ほどの手順で非常口を開けた後、続いての難関は地上へ降りることです。通常、バスにはこのように緊急用縄梯子が常設されていますが、一段しかなく、地上との距離は1メートル以上とかなり高いです。特に女性や足腰に不安のある方は、この高さにかなりの恐怖を感じるのではないでしょうか。

 

 

WILLER EXPRESSのバスには、緊急用縄梯子に加え、地上にも届く長さの梯子が積載されています。梯子と地面との接地面を足で踏み、固定することで安定感が増し、安全にバスから脱出することができます。

 

 

使う機会が無いことが何よりですが、万が一の事態に備えてこのような設備があることで、安心感が違いますよね。

 

これぞ「バス萌え!?」写真撮影に大満足

 

 

WILLERファンの皆さんがおそらく一番楽しみにしてくださっていたであろう、写真撮影。

 

 

今はもう走行していないNL-PRIMEや、初めて横に並んだ東京レストランバス車両二台、リボーン車両が今日のために一同集結!その様子は圧巻でした。皆さんもシャッターを切る手が止まりません。

 

撮影:Masa Kei

 

さらに、皆さんから喜びの声が上がったのが「レア方向幕」です。

 

 

運転席からボタンで操作し電光掲示板の表示を変えられるのですが、地名だけではなく「緊急事態」「回送」など一部特殊なものもあります。普段は見られない表示に、皆さん大興奮の様子でした。

 

乗務員さんも常連!新木場DININGでランチ

 

乗務員さんもよく利用される、新木場DININGでランチをいただきました。

WILLER EXPRESS社長のこだわりが詰まった大人気メニューの「カレーライス」と、スタッフ人気も高い「豚の生姜焼き」の二種類から選べるランチは、皆さんすぐに完食されていました。

 

 

WILLER王に俺はなる!豪華景品つきのクイズ大会

 

 

WILLER25周年ファン感謝祭バス好き編に来てくださったWILLERファンの皆さんは、WILLERのみならず他社様のバスにも精通する強者揃い。クイズ大会というプログラム開催にあたり、スタッフ一同頭を悩ませたのはその難易度でした。

かなり難しい問題ばかりを選定したつもりでしたが、皆さんは次々と正解され、スタッフからも驚きの声が上がりました。

 

 

今回、クイズの景品(参加賞含む)として用意したものは、私たちスタッフが考えたWILLER25周年限定・非売品のグッズです。Tシャツやトートバッグをはじめ、モバイルバッテリーなどかなり実用性を考えたラインナップ。

加えて、目玉商品として用意したのが「サボ」です。レポートを読んでくださっている皆さん、サボとは何かご存知でしょうか。

 

 

サボとは、行き先表示(「サインボード」の略)のことです。現在、WILLE EXPRESSのバスでは前述した通り電光掲示を使用していますが、以前はこのようなプラスチック板を掲示していました。もう使用されなくなってしまったサボですが、ファンの皆さんにとってお宝も同然。皆さんの目が光ります。

私はクイズ大会で司会をさせていただいたのですが、皆さんが楽しんでくださる様子にこちらまで嬉しくなりました。

 

さいごに

最後に、「ウィラコレ!」でも複数回紹介してきた京都丹後鉄道「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」などの特製ピンバッジや、京都丹後鉄道沿線でしか味わえない「丹鉄コーヒー」をお土産にお渡しし、今回の新木場BASE見学ツアーが終了しました。

 

 

イベント後にX(旧Twitter)を覗いてみると、皆さんからの感想が次々と届き、その温かさに感動しました。

 

皆さんに楽しんでいただくことができ、またWILLERについてより深く知っていただくことができた今回の新木場BASE見学ツアーでした。これもひとえに、WILLERを愛してくださった皆さんのおかげです。今回来てくださった方も、来られなかった方も、様々な形で私たちにその思いを伝えてくださり、ありがとうございました。

 

私はすでに二回目の開催を心待ちにしているのですが、皆さんはいかがでしょうか。「ぜひ次回参加したい」「次はこんなことをしてほしい」など、ご要望はいつでもお待ちしています

これからも、WILLERをよろしくお願いいたします。

安心・安全!

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ライター:ばたやん(ウィラコレ!編集部)

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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