母娘ふたり旅におすすめ!ひがし北海道の屈斜路・摩周湖へ行く3泊4日
※本記事は、2020年04月22日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
母と娘、大自然に溢れる北海道で素敵な旅の思い出を作りませんか?
そんな方にオススメなのが「ひがし北海道ネイチャーパス」です。この「ひがし北海道ネイチャーパス」は、北は網走から南の釧路まで、3泊4日の旅の期間中に路線バスや鉄道を利用できるお得なパスです。今回は「ひがし北海道ネイチャーパス」を利用した親子旅をご紹介します。
1日目・2日目編のあとは、後半3日目・4日目をお届けします!
3日目:離島に上陸!阿寒湖を船で行く魅惑のクルーズ観光
「欣喜湯」で朝食をとり、宿の前からWILLERの14人乗りバス「ビークル」に乗車。硫黄山、砂湯温泉に立ち寄った後にいったんJR摩周駅を経由し、「阿寒観光船」乗り場の「まりもの里桟橋」を目指します。
(※ ビークルは「ひがし北海道ネイチャーパス」の交通オプションとして利用可能です。)
ビークル乗車後には摩周湖のミネラルウォーターや、まりも家族コイン、大鵬せんべいなどを無料で提供されるのが嬉しい。
車内の印象はとにかく綺麗でおしゃれ。
何かと負担になりがちな旅の移動手段。そんな移動の間をビークルは楽しい時間に変えてくれました。
高級感のあるウッド調の内装にオレンジ色のシートが映え、前方には見やすい大型モニター。そしてなんと冷蔵庫まで付いています。
こんなに快適で良いのだろうかと、お2人も感動していました。
途中、硫黄山で10〜15分のバス停車時間に、硫黄の噴煙が上がるところまで見に行ってみましょう!周囲の山麓にはエゾイソツツジが群生しています。
本当はパノラマで全方位をお見せしたいところ。
360度見渡す限り素晴らしい風景が広がっているので、限られた停車時間ではありますがイチ押しのスポットです!周囲はものすごい硫黄臭に包まれていました。
硫黄山から走り出してすぐ、こちらの砂湯でも若干の停車時間があり、屈斜路湖まで見に行くことができます。
手を近づけて実際に砂を触ってみると、ほんのり温かい!
今夜はこの屈斜路湖の湖畔に宿泊しますよ。湖畔に泊まるなんてロマンチックですね。
その後ビークルはJR摩周駅を経由し阿寒バスセンターへ到着。バスセンターから歩いて5分ほどの所にある「まりもの里桟橋」に向かいましょう。
「阿寒観光船」の乗り場である「まりもの里桟橋」がこちら。「阿寒観光船」による魅惑の船旅の始まりです。
(※ 阿寒観光船は「ひがし北海道ネイチャーパス」の観光オプションとして利用可能です。)
船内には1階2階の客室に加え、売店やトイレ、展望デッキを完備。
窓からの景観を楽しみたければ、両サイドにあるシートがオススメです。行きと帰りで左右の景観が入れ替わるので、たまに展望デッキに出て周りの風景を確かめてみるのも良いでしょう。
やがて船は、まるで秘境の中に入り込んだかのような光景の中へ。
これぞ魅惑のクルーズたる所以です。泡沫の時が微かに波音を立て、うっすら纏う雲と相まって神秘的な気配を漂わせています。まだまだこの船旅は終わりません。ちょうど折り返し地点となる「チュウルイ島」にしばらく停泊します。
「チュウルイ島」はマリモ展示観測センターがある小さな島です。
これぞ秘境の離島!船を降りて島を探検してみて下さい。本物のマリモも見学することができます。
島を見学し終え、出発した後に終着地である「まりもの里桟橋」に船は戻って行きます。阿寒バスセンターから再びビークルに乗り、ホテルがあるJR摩周駅でバスを降りましょう。
今夜の宿泊ホテルは「屈斜路プリンスホテル」です。屈斜路湖のほとりにそびえ立つ大きく綺麗なお宿です。
お2人が今回宿泊したのはジャグジー付きのツインルーム。ホテルでの滞在時間をのんびり過ごす親子旅に最適なお部屋です。
ジャグジーに入り、広くラグジュアリーなお部屋でゆっくり疲れを癒しましょう。
夕食は北海道産の食材で作られるお料理がいただけるディナービュッフェ。
特に美味しいと感じたのはやはり海産物でした!食材の良さだけでなく、様々な趣向を凝らしている料理長さんこだわりの創作も体感してきて下さい。
4日目:摩周湖第一展望台へ
ホテルをチェックアウトした後、JR摩周駅から摩周湖バスに乗車します。「ひがし北海道ネイチャーパス」の提示をお忘れなく!
一路、摩周湖バスは「摩周湖第一展望台」へ。
こちらの「摩周湖第一展望台」では帰りのバスが発車するまで摩周湖見学をするのにちょうどいいくらいの時間が空くので、じっくりと摩周湖の眺望を楽しみましょう。
この展望台からの眺めは大変に明媚で、名前こそ多く知られているとはいえ、観光においてなぜもっと飛躍的に取り沙汰されないのか不思議で仕方ありません。
が、逆に今のうちが狙い目なのかもしれませんね。今後さらなる観光スポットに発展する予感。世界的に見ても壮観な湖です。
帰りの摩周湖バスでJR摩周駅に戻り、駅前のおしゃれなお店「ぽっぽ亭」で昼食をテイクアウト。こちらを駅弁にして列車の中でいただきましょう。
JR摩周駅から「ひがし北海道ネイチャーパス」を使い釧網本線、塘路駅へと向かいます。
ここでテイクアウトした「摩周の豚丼」の登場です。摩周駅名物の人気メニューで、もちろん店内でもいただけます。
車両の最後部から見る車窓風景も趣があって良いものですよね。どこまでも線路が続く光景も北海道ならではだと感じます。
続いて、JR細岡駅からトロッコ列車「くしろ湿原 ノロッコ号」に乗車します。
塘路駅から釧路駅を結ぶ「くしろ湿原 ノロッコ号」は、今年で運行30周年を迎えるトロッコ列車です。どこかレトロな面影のある車内で32分の列車の旅に揺られましょう!
座席指定券は「ひがし北海道ネイチャーパス」適用外なので、別途座席指定券の購入が必要です。(※ 乗車券はパス適用内)
列車は、希少動植物が生息する大湿原エリア「釧路湿原」を通り、終着駅のJR釧路駅へと走ってゆきます。
特別天然記念物のタンチョウに出会えるかもしれません。けっして幻の生物ではなく、本当に生息しているのでタイミング次第で目撃することができます。
まばたきする暇もなくJR釧路駅に着いてしまいました。貴重な経験となった「くしろ湿原 ノロッコ号」を降り、この旅で最後となる釧路の街を散策していきましょう。
JR釧路駅から徒歩3分で行ける「和商市場」を覗いてみてはいかがですか?
名物の「勝手丼」は、ごはんの上に好きな海鮮類を乗せるというユニークなメニュー。
イクラに蟹にサーモン、贅沢なオリジナル丼が完成しました。
丼の大きさはそれぞれ値段の異なる大・中・小から選ぶことができ、ごはんの量も調整してもらえるので安心です。魚や魚介類のお土産をこの「和商市場」で買っていくのも良いかもしれませんね。
旅を締めるのはやっぱりお土産。「和商市場」では海鮮系のお土産が買えますが、こちらのランドマーク「MOO」では、海鮮系以外のお土産も豊富に揃います。
北海道で有名なお菓子類のお土産ならこちらで買うのがオススメですよ。見て回るのに苦労するぐらい沢山の種類とお土産とショップが並んでいます。
さいごに
さて、中身ずっしりな内容でご紹介してきました「母と娘の親子ふたり旅」。東北海道を旅して制覇しようと思うと予想以上に範囲は広く、自力で移動するにはそれなりに準備や計算が必要ですが、「ひがし北海道ネイチャーパス」を使うとスムーズに旅の計画が作りやすいです。要点をまとめて効率よく旅をしたい方にピッタリ!
ぜひ親子旅のプランに「ひがし北海道ネイチャーパス」を加えてみて下さい。
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