京都丹後鉄道・丹鉄現場のお仕事をインタビュー!~運転士・車掌編~
※本記事は、2021年10月04日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
2019年5月24日、WILLERは25周年を迎えました。今までWILLERを愛してくださったお客様に感謝の気持ちを込めて、今年は様々な企画を用意しています。その第一弾として以前ウィラコレでやんぬ・ばたやんが記事を執筆していた「新木場BASE見学ツアー」を開催しました。まだまだ企画を用意しておりまして、今回の企画は「ピンクの現場知ろう!~京都丹後鉄道編~」です。お客様にWILLERのもっと様々なことを知っていただくために、現場の方にインタビューしました。本記事を通して皆さんが知らなかったWILLERをまだまだ知っていただきたいです。今回は運転士・車掌の方にインタビュー。
インタビューメンバー紹介
京都丹後鉄道、通称丹鉄の現場の方々にインタビューをしに、WILLER社員の「もっちー」・「ふくちゃん」が京都丹後鉄道の本社がある京都府宮津市に行ってきました。
「WILLER社員 2019年で新卒5年目。管理系の部署所属。」
「WILLER社員 2019年で新卒3年目。マーケティング系の部署所属。」
ちなみに宮津は京都北部に位置しております。大阪からは電車を乗り継いで約2時間ほどで着きます。
今回インタビューを快く受けてくださったのは、こちらの5名の方です。
「西舞鶴駅・係員 ますちゃん」
「観光列車アテンダント かんちゃん」
「運転士 ま-くん」
「車掌 なべし」
「工務 もんちゃん 」
では、駅係員・アテンダント編に引き続き早速インタビューしていきましょう!
運転士・車掌にインタビュー
「よろしくお願いいたします!」
「お願いします。」
「早速ですが、具体的なお仕事内容を聞いてもいいですか。」
「はい。私は運転士をしております。決められたローテーションに沿って運転してます。時間に正確が大事なので「15秒単位で動く男」を自負してます。安全第一に運行することも大事なので、安全に終着駅まで着くことにやりがいを感じます。」
「やはり鉄道は安全第一が大事ですもんね。いつもありがとうございます。では続いて、なべしお願いします。」
「私は車掌をしております。お客様が車内を快適に過ごせるよう工夫をしてます。業務の中でも車内放送が緊張しますが、大切な情報をお客様にお届けするので聞き取りやすい放送を心がけてます。幼いころから鉄道が大好きなので、今はすごく楽しいです!」
お仕事あるある
「続いてはお仕事あるある教えてください!」
「コンビニの自動ドアで一礼してしまいます。あと旅行中に列車車内で堂々と歩いてしまいますね。他のお客さんから視線が集まることも…」
「おお~。お客さんからしたら車掌さんだと思ったら違うんかい!ってなりますね。」
「ごめんなさい、って思いますね。」
「いえいえ、これからも堂々と歩き続けてください!続いてはまーくん、お願いします。」
「丹鉄の運転士あるあるといえば、動物に困らされること。鹿、イノシシ、あとは熊とか」
「熊!?熊もいるんですね!」
「はい。その中でも僕が一番大変だったのは、線路の進行方向を分けるポイントに亀が挟まっていたことです。その亀を助けに行くのに真夏の炎天下の中1.5kmくらい走ったことですね。」
「えっ、亀!?運転中に亀が見えたってことですか。」
「さすがに遠くて見えなかったです。指令所から『線路の進行方向を分けるポイントが動かない、亀が挟まっている』という報告を受け、助けに行きました。」
「そうなんですね!」
丹鉄のオススメスポット
「お二人が思う『丹鉄のここが自慢』を教えてください。」
「1日で山・川・海を楽しめることがオススメです。朝昼晩と毎回違う顔を見せてくれます。」
「宮津駅の114kmカフェのコーヒーを片手にお楽しみください。」
「いいですね~!ちなみにオススメスポットありますか?」
「夕方だと夕日ヶ浦木津温泉駅を出てから、坂道を上がって夕日が沈むタイミングがベストです。運転席の真横から見ると綺麗ですよ。」
「私も見たことないので、見たいです!夏だと何時くらいに行けば見れますか?」
「是非見に来てください。夏であれば19時ごろがおススメです。」
「ありがとうございます。続いてはなべし、お願いします。」
「まーくんの言った通り、車窓がきれいなので、心が癒されます。」
「そうですよね。」
「あと冬の時期には、宮津と福知山の間の霧ですね。霧鉄と言ってるだけあります。神々しい写真映えするスポットもあります。」
「霧が見えるのは早朝ですよね。」
「そうですね、早朝です。」
「なるほど。では皆さん早起きして霧鉄を見に行きましょう!!」
「見に行きましょう!!」
毎日沿線を走っている運転士、車掌の方ならではのオススメスポットの紹介に思わず、丹後に足を運びたくなりました。朝昼晩、春夏秋冬、いつも違う顔を見せてくれる丹後は魅力的です。観光列車で旅をするのもいいですが、普通の列車で車窓を見るだけでも心が安らぎそう。みなさんもぜひ運転席の横から絶景を除いてみてください。
観光列車の紹介
丹後くろまつ号の詳細はこちら
丹後あかまつ号の詳細はこちら
丹後あおまつ号の詳細はこちら
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