高速バス・夜行バスのおすすめは?快適なシートの選び方やグッズを紹介
※本記事は、2023年10月30日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
高速バスや夜行バスを選ぶ際は、快適性の高いシートを選ぶことが大切です。そこで、本記事では長距離移動でも心地良く過ごせるシートの選び方や、持参すると便利なグッズなどを紹介します。おすすめの選び方をチェックして、好みの長距離バスを選んでいきましょう。
目次
高速バス・夜行バスの基礎知識
高速バスとは、乗車地から目的地まで直行するバスを指します。一般的な路線バスと異なり、高速道路を中心に走行するのが特徴です。また、夜行バスとは夜間に運行する高速バスを表します。
新幹線や飛行機と比較した場合の高速バス・夜行バスのメリットは「リーズナブルな価格で長距離を移動できる」「就寝中に移動できる」といった点です。コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスの両方に優れているといえるでしょう。
一方で、自分に合うバスを選ばないと、長距離移動による疲労が溜まりやすいところがデメリットとして挙げられます。シートや車内設備のクオリティは会社ごとに異なるため、快適に移動できるバスを選びましょう。
高速バス・夜行バスのおすすめの選び方
高速バスや夜行バスで快適に移動するためには、選び方にこだわる必要があります。ここでは選び方のポイントを具体的に紹介します。
シートはできるだけ快適なものを選ぶ
高速バスや夜行バスは、長時間利用することが多いため設備や機能が充実したシートを選ぶとよいでしょう。例えば、他の乗客に顔を見られないように隠せるフード(カノピー)やパーテーションが付いているシートは、個室感があり周囲を気にせずくつろげます。その他にも、USBポートやスマホホルダーが設置されているシートもあるため、予約の際に確認しておくとよいでしょう。
スケジュールに合わせてバスを選ぶ
到着当日のスケジュールに合うバスを選ぶのも重要なポイントです。同じ発着地点のバスでも、利用するルートや立ち寄る停留所の数によって出発時間や到着時間は変わります。
スケジュールよりも早く着き過ぎると、寝不足で疲労が溜まるリスクがあるでしょう。中途半端な時間に着いた場合は、時間を潰すための場所を探さなくてはならず、待ち時間も無駄になります。できるだけスケジュールに沿ってバスを選ぶようにしてください。
また、バスの価格は予約のタイミングによって変動します。1カ月前までの早割や直前割引など、価格の扱い方は予約サイトによってさまざま。ただし、直前の予約は座席が空いていない場合もあるため、余裕を持って手配をした方が安心です。
値段だけでなく写真や口コミもチェックする
バスを予約するときは、料金や座席のタイプなどの条件だけでなく、写真や口コミも確認しましょう。同じ座席数でも、ちょっとした広さの違いや工夫の凝らし方によって快適性が大きく変わります。また、リーズナブルな価格はとても魅力的ですが、安過ぎる運賃のバスは十分な設備が揃っていない恐れがあるでしょう。
事前に写真をチェックしておけば、座席の間隔や座面の幅、清潔さなどを確認できます。さらに、過去に乗車した人の口コミを確認すると、写真だけではわからない車内の雰囲気や匂いなど細かな部分も把握できます。ただし、過度な悪評などは、偶然乗った車両や座席でトラブルがあっただけの可能性も考えられます。一つの口コミの内容が、必ずしも正しいとは限らないので、あくまで参考程度にとどめておくとよいでしょう。
また、予約時のサイトの使いやすさもバス会社のクオリティを判断する材料の1つです。初めてでもスムーズに使えるように作られているか、実際にサイトを使用して確かめてみてください。
座席設備で確認すべきポイント
快適な高速バスを選ぶためには、座席もチェックしておく必要があります。ここでは座席設備で確認しておきたいポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。
リクライニングの角度
リクライニングの角度は、4列シートだと120度、3列シートだと130〜145度程度が一般的です。前後の座席の間隔が狭いほど、リクライニングの角度も浅くなります。角度の浅いリクライニングよりも、フラットに近い角度まで倒せるタイプの方が快適に休めるでしょう。
フットレスト、レッグレスト
フットレストは足を置く場所、レッグレストはふくらはぎ部分を置く場所です。角度を調節できるフットレストやレッグレストが付いた座席なら、足を伸ばして快適に過ごせます。逆に、フットレストやレッグレストがないと足の疲労が溜まりやすくなるため注意してください。
席区切りカーテン
仕切り用のカーテンが設置された座席は、個室感を高められるところが魅力です。カーテンが付いていない座席だと、夜間の人の移動や隣席の気配が気になって眠れない場合があります。プライベート性を重視したい時は、仕切りがあるか確認しておきましょう。
コンセント
スマホやタブレットなどを使う際は、コンセント付きの座席がおすすめです。夜行バスの場合、乗車中にスマホを使用していると、目的地に到着した際に電池切れになってしまう場合も少なくありません。いつでも充電ができる設備が整っているかチェックしておくと安心です。
アメニティ
近年は、アメニティが充実した高速バスも増えています。例えば、防寒用のブランケットや、靴を脱いでくつろげるスリッパがあれば快適性が上がるでしょう。バスによっては耳栓やアイマスクが付いている場合もあるので、必要なアメニティがあるか確認してみてください。
WILLER EXPRESSの運行する高速バス・夜行バスをおすすめする理由
WILLER EXPRESSには、座席全体が仕切りで覆われたシェル型シート の「リボーン」や、居心地のよい木目調のしつらえが魅力の「ラクシア」など、ラグジュアリーな座席が豊富に揃っています。
4列シートでも、頭上を覆う巨大なカノピー(フード)が付いた座席を完備し、誰もが心地良く過ごせるシート設計にこだわっています。
また、バスの予約サイトでは1カ月より先の予約ができない場合が多いです。しかし、WILLER TRAVELサイトでは、WILLER EXPRESSのバスと一部のバスを3カ月先の出発分 まで予約できます。絞り込み機能や並び替え機能など便利な機能も充実しており、自分の希望にマッチしたバスを簡単に探せます。
高速バス・夜行バスをWEBで予約する方法
高速バス・夜行バスをWEB予約する際には、比較サイトまたはバス運行会社の自社サイトの2通りの方法があります。比較サイトの場合、設定した条件にマッチする会社のバスが一覧で表示されるので、最安値のバスを探したい時におすすめです。
自社サイトの場合は、 会員登録でお得なサービスが付与される場合があります。例えば、クーポンや割引券などの発行が挙げられます。
WILLER TRAVELでは、WILLER TRAVEL以外の他社が運営しているバスの予約も可能ですが、会員になると利用回数に応じたクーポンや割引が適用されるため、お得感が高いです。
なお、サイトによっては予約時に余計なオプション料金が加算されているケースがあります。自分の認識と相違がないか、最終料金を確かめるようにしてください。
高速バス・夜行バスのおすすめアイテム
高速バスや夜行バスで心地良く過ごすためには、便利アイテムを持参するのがおすすめです。そこで、ここでは長距離バスにぴったりなアイテムを紹介します。
ネックピロー
就寝時に首を固定するネックピローは、快適な睡眠に欠かせないアイテムです。ネックピローを使わないと首に負担がかかり、痛みを感じる場合もあるでしょう。100均などで気軽に購入でき、種類も豊富なので、コンパクトに収納できるタイプを用意してみてください。
アイマスクと耳栓
夜行バスでは、周囲の音や光が気になって眠りにつけないことも少なくありません。そのような場合は、アイマスクや耳栓があると便利です。アイマスクで光を、耳栓で音を遮断しておけば、眠りやすくなります。
防寒グッズ
冬季に限らず、夏場も空調の効いた車内では寒さを感じる恐れがあります。バス会社によってはブランケットを借りられる場合もありますが、自分で防寒グッズを用意しておくと快適性が増すでしょう。厚手の靴下やレッグウォーマーなど、使い勝手のよい防寒グッズを揃えておくと安心です。
高速バス・夜行バスに関するよくある質問
バスの集合場所には何分前に着くべき?
基本的には、集合時間内に到着すれば問題ありませんが、道に迷う可能性もあるため、早めの出発を心がけるようにしてください。ほとんどのバス会社では、バス出発時刻の10〜15分前を集合時間に設定しています。待合室が用意されている場合も多いので、トイレなどを済ませて万全の状態を整えておきましょう。
トイレ休憩はどれぐらいの間隔であるか?
トイレ休憩は、2〜3時間に1度を目安に設けられています。各休憩時間は、15〜30分程度である場合が大半です。ただし、運行状況によっては休憩の予定時間や回数が変わる場合もあります。アナウンスをよく効いて、休憩時間を確認しておきましょう。
なお、WILLER EXPRESSが運行するバスの多くには備え付けのトイレがありません。しかし、2~3時間おきにサービスエリアに停車するので、トイレの心配をせずにご乗車していただけます。
バス車内での注意点は?
匂いがきつい食べ物や、大きな咀嚼音が響く食べ物は、トラブルの原因になりやすいため避けましょう。また、夜間消灯後にスマホを使うと、灯りが漏れて周囲の迷惑をかける恐れがあります。個室感のあるバスならスマホの灯りを気にする必要はないので、夜間もスマホを使いたい場合はシート選びにこだわるとよいでしょう。
長時間利用するためシートの快適さも重要です
高速バスや夜行バスを選ぶ際は、シートの座り心地やスケジュールとのマッチ度、口コミなどを基準にするのがポイントです。また、リクライニングやフットレスト、レッグレストなど、座席の設備にも注目してみましょう。
WILLER EXPRESSでは、快適性を追求したシートを取り揃えております。後ろを気にせずリクライニングできる「シェル型シート」や、仕切りカーテン付きで個室感のあるシートなど、さまざまな座席を用意していますので、ぜひお好みのバスで快適な移動時間をお過ごしください。
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