早朝の時間を有効活用! 夜行バスで名古屋に着いたときの朝の過ごし方!

早朝の時間を有効活用! 夜行バスで名古屋に着いたときの朝の過ごし方!

長距離移動の交通手段としてすっかりメジャーになった夜行バス。新幹線や飛行機と比べて格安で、寝ている間に目的地に到着している上、朝早く到着するので、丸一日行動できるのも魅力です。近年では女性専用バスや高級バスも登場し、ますます快適な移動手段になっています。
そんな魅力たっぷりの夜行バスですが、少し困るのが目的地に朝早く着いてから何をするか。「他に開いているお店がないから、利用するのは駅近くのいつも同じチェーン店」そんな方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなあなたのために、名古屋に朝早く到着したときのモデルプランを紹介します!

「名古屋南 ささしまライブ」に到着


早朝6時20分、「名古屋南 ささしまライブ」に到着しました。
まだあたりは薄暗い中、眠い目をこすってJR名古屋駅へ向かいます。


バスを降りて進行方向にまっすぐ歩くこと約15分、JR名古屋駅に到着。
少し歩いて目が覚めてきたら、まずは移動で疲れた身体を癒しに銭湯へ向かいましょう。

「炭の湯ホテル」でバス移動の疲れを癒そう


今回訪れたのは、JR名古屋駅太閤通口から徒歩5分ほどの場所にある「炭の湯ホテル」。ビジネスホテルですが、銭湯のみの利用も可能です。名古屋駅からこんな近くに銭湯があるのはとてもありがたいですね。


入館したら最初に券売機で入浴チケットを買います。入浴料は大人440円。タオルやシャンプーなどは備え付けがないので、必要な人は一緒に購入しましょう。


中に入ると檜風呂、ジェット湯、電気風呂の3種類のお風呂と、10人分ほどのシャワースペースがあります。隅々まで清掃が行き届いており、清潔感に溢れているのが好印象。奥には露天風呂になっている炭風呂もあります。


こちらがホテルの名前の由来にもなっている炭風呂。良質な紀州備長炭を使用してつくられています。備長炭には多量の遠赤外線が含まれており、身体を芯から温めてくれるので湯冷めしにくいのが特徴です。また、お肌がツルツルになる効果もあるそうで、女性にとっては嬉しいかぎり。


お風呂上がりにはやっぱりコレ! 昔懐かしいコーヒー牛乳が火照った身体を冷ましてくれます。つい「ぷは~っ」と声が漏れてしまうのもご愛嬌。

【炭の湯ホテル】
愛知県名古屋市中村区亀島2‐11‐8
052‐462-8311
6:30~9:30、16:00~23:00
年中無休

モーニングは「KAKO花車本店」でスペシャルな小倉トーストを


お風呂に浸かり身体の疲れを癒したら、少しお腹がすいてきました。名古屋と言えば喫茶店が好きな方が多いことから、モーニング文化が有名。せっかくなので名物の小倉トーストを求めて喫茶店に向かいます。
訪れたのは「KAKO花車本店」。JR名古屋駅からは徒歩12分くらいです。1972年に創業した老舗の喫茶店で、名古屋で初めて自家焙煎を導入したのがこちらのお店なのだそう。


テーブル席2つとカウンターというこじんまりした店内は、アンティーク調の家具や小物でまとめられています。晴れた日の午前中はステンドグラスから光が差し込み、店内を美しく染め上げるのだとか。


「KAKO」オリジナルのブレンドコーヒー。深煎りのコーヒーは、苦味の奥に深いコクを感じさせます。良質な豆にとことんこだわり、焙煎前後には手作業で不良豆を取り除いているのだそう。カップはハンガリーの高級磁器ブランド「ヘレンド」のものを使用するなど、1杯のコーヒーにかけるこだわりが違います。


こちらがお店の看板メニュー「シャンティールージュスペシャル」。小倉トーストの上に4種類の自家製コンフィチュールと生クリームが乗っています。甘いもの好きにはたまらない組み合わせで、見た目のボリュームとは裏腹にぺろりと食べることができました。コーヒーとの相性も抜群です。モーニングの時間帯なら、お好きなドリンク+350円で注文できます(モーニング以外の時間は単品で600円)。


コンフィチュールは日によって違うので、何が出てくるかは行ってからのお楽しみ。カウンターには毎日10種類前後のコンフィチュールが並べられ、気に入ったものがあれば購入することも可能です。

【KAKO花車本店】
愛知県名古屋市中村区名駅5‐16‐17花車ビル1F
052-586-0239
7:00~19:00(月~金)、7:00~17:00(土・日・祝)※モーニングは~11:00
年中無休

時間があれば少し足を延ばして大須観音へ


汗を流し、お腹も満たしたら、さて名古屋観光! といきたいところですが、時刻は8時30分。本格的に動き出すには早い時間です。そんなときは少しだけ足を延ばして大須観音へ行ってみましょう。


名古屋駅から大須観音駅までは地下鉄で約10分。そこから徒歩2分ほどで大須観音に到着します。


大須観音は日本三大観音の1つにも数えられる由緒正しいお寺です。正式には北野山真福寺宝生院と言い、北野天満宮の流れを引いています。天満宮と言えば学問の神様。学業成就をはじめとして、家内安全、商売繫盛などのご利益があります。


海外からの観光客も多く訪れ、行事のある日には多くの参拝客で賑わう大須観音。朝の早い時間帯なら人も少なく、ゆっくり見て周ることができます。

【大須観音】
愛知県名古屋市中区大須2‐21-47
052-231-6525

今回は夜行バスで名古屋に朝早く着いたときのおすすめの過ごし方を紹介しました。これで名古屋の朝はバッチリ! お風呂で身体の疲れを取り、モーニングでエネルギーを充電したら、ここからが本当の1日の始まりです。名古屋観光を楽しみつくしましょう!

お出かけ
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この記事のライター

高橋諒馬
1992年、大阪生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊の幹部として勤務。Crazy Weddingの山川咲さんに出会い、人生様々なことに挑戦したいと思い退職。バックパッカーとピースボートで世界を2周し、現在はフォトライターとし... もっと見る


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