【観光列車で巡る北近畿】海の幸を味わう懐石料理で列車旅

【観光列車で巡る北近畿】海の幸を味わう懐石料理で列車旅

京都丹後鉄道が運行する「丹後くろまつ号」は列車内でお食事が楽しめるレストラン列車です。北近畿の美しい景色を眺めながら、北近畿のグルメを味わうことができます。
丹後くろまつ号では、上半期と下半期でメニューが入れ替わります。今回は、2022年上期(2022年4月~2022年9月)のコースを紹介します。

・スペシャルモーニングコース
・海の幸堪能コース
・地酒飲み比べコース
・スイーツお楽しみコース
この4種類のコースがあります。
4種類のコース詳細はこちら

今回紹介するコースは「海の幸堪能コース」です。こちらのコースは天橋立駅から西舞鶴駅へ向かいます。早速天橋立駅を出発!

海の幸堪能コースに乗車

今回の海の幸堪能コースのテーマは、「天地山海」。海の幸、山の幸を使用し、色鮮やかな料理で見た目にも楽しいコースです。車窓の美しい海を眺めながら味わう料理に、期待が高まります。
料理の詳細はこちら

13:05に天橋立駅を出発

乗車すると、おりがみで作られたネームプレートがお出迎え!アテンダントさんが1つ1つ手作業で折って作っているそうです。心がこもっていて、温かい気持ちになります。

前菜

前菜は合計7種類ありました。ワンプレートの中に数多くの海の幸が贅沢に使われています。

前菜の内容は、
季節のお浸し 松の実添え/オイルサーディン クラッカー/さざえ磯焼 間人わかめがけ/旬魚のカルパッチョ マリネ野菜 飯尾酢ドレッシング/蛤と九条葱 酢味噌がけ

料理のお供に丹後の地酒や丹鉄珈琲

このコースでは、料理と一緒に丹後の地酒やお土産に人気の丹鉄珈琲を楽しむことができます。

豆乳味噌仕立ての海鮮温野菜あおさ海苔がけ


新鮮なお造りに次いで、温物料理です。旬のお魚と温野菜を豆乳味噌の特製ソースと共にいただきます。この特製ソースはスタッフのいちおし。味噌の優しい味と食材の相性がぴったりです。

地魚の若狭ソテー 薬味添え 山椒ソース

こちらのソテーは旬の地魚を使っていて、時期によって食べられる魚の種類が違うそうです。山椒ソースがほのかに香って良いアクセントになっています。

焼鯖小袖寿司、湯葉寿司 茗荷添え


焼鯖寿司はほどよく油がのっていて癖のない味です。湯葉寿司と付け合せの茗荷でさっぱりとした後味の一品です。

奈具海岸・由良川橋梁の沿線風景を堪能

奈具海岸は、丹後天橋立大江山国定公園に指定されている京都丹後鉄道の中でも随一の絶景ポイント。ここで約15分停車します。絶景を眺めながらゆっくりお食事を楽しむことができます。天気が良いと遠くの離島まで見渡すことができるそうです。


由良川橋梁は、由良川の河口に架かる宮津市と舞鶴市を結ぶ長さ約550メートルの鉄橋。ここでは徐行をして走行します。川と海に囲まれ、まるで海の上を走っているような景色を楽しむことができます。

カスタードプリンと黒糖ジュレ フルーツのせ


カスタードプリンに餡子と黒糖ジュレをのせ、旬のフルーツを添えた一品。プリンと餡子の甘さが意外に相性抜群。デザートと一緒に丹鉄珈琲も飲むことができて、お口直しにピッタリです。

お土産


最後にはお土産として「へしこ茶漬け」をいただきました。「へしこ」とは、丹後地方の郷土料理で、サバなどの青魚に塩を振って塩漬け、糠漬けにしたものです。日本海が近い丹後地方ならではのお土産です。

また、車内ではさまざまなお土産を購入することもできます。最近のイチオシは、丹鉄珈琲。デザートと共にいただくコーヒーも、丹鉄珈琲を使っているそうです。気に入れば、お土産に買って帰るのも良いですね。

運が良ければ、宮津駅通過時には車掌さん達の素敵なお見送りに遭遇できるかもしれません。これも1つのお土産ですね!

14:50 西舞鶴駅に到着

西舞鶴駅に到着。西舞鶴駅周辺は、天橋立や城崎温泉から少し距離があります。閑静な街並みの中をレンタサイクルで巡ると美しい景色を楽しむことができます。また、体験プランなどを利用して北近畿・舞鶴を満喫するのも良いですね!
北近畿観光プランはこちら

最後に

京都丹後鉄道「丹後くろまつ号」の海の幸堪能コースを紹介しました。電車にゆっくり揺られながら、地元のお食事と景色が堪能できるのは、観光列車ならではです。
北近畿を訪れる際は、天橋立や城崎温泉だけでなく、丹後くろまつ号に乗って非日常な観光をしてみるのはいかがでしょうか。
海の幸堪能コースの詳細はこちら

ライター:むーちょ(ウィラコレ!編集部)

お出かけ
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena
  • Line

この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


PAGE TOP