【北海道・釧網本線の旅】釧之助本店で魚尽くし！海鮮グルメ・水族館・お土産など見所満載！

魚に特化した新しい観光スポット「釧之助本店」とは？

全国屈指の水揚げ量を誇る北海道、釧路。JR釧路駅からバスに乗り、イオン釧路店停留所から歩いて約3分。

どどーん！とそびえる、波と鯨をイメージした大きな建物。年間を通して旬の魚介類が豊富に獲れる“魚に特化した新たな観光スポット”と聞いてやってきたのはこちら！「釧之助（せんのすけ）本店」さんです。
「釧之助」は水産加工業北海道ナンバーワンの株式会社マルサ笹谷商店の直営店として2012年にオープン。その後2015年に乙部店、そして2018年にこの本店が新築落成。毎朝市場で新鮮な魚を厳選し、獲れたての鮮度をそのままにすぐに自社工場にて加工。水産会社の直営店ならではの新鮮なお魚で定評のあるお店だそうです。
これは美味しいお魚がいただけそう…さっそく中に入ってみましょう！

美味しい魚を食べにいざ釧之助本店へ！

…えっ！？ええっ！？正面エントランスを入ってすぐ目の前に飛び込んできたのは…水槽！？それもかなり巨大なこの水槽は直径4メートル、高さ8メートル、吹き抜けの2階まで続く円柱水槽。水槽の中にはエイやナポレオンフィッシュなど沖縄近海の魚たちが悠々と泳いでいます。なんて美しいんでしょう…ずっと眺めていたくなっちゃいます。


それにしても鮮魚センターになぜこんなインパクトのありすぎる水槽が…？その理由はこの看板ですぐにわかりました。

なんとこちら「釧之助 本店」は、釧路初の水族館「くしろ水族館 ぷくぷく」を併設しているんです。
お話をお聞きしたところ、全国でも有数の漁獲量を誇るこの釧路には不思議とこれまで水族館がなく、実は地域の人々は魚に触れる機会が意外にも少なかったそうなんです。そこで釧之助の社長さんが、「地元の魚を間近で見てもらいたい、もっと興味を持ってもらいたい」という想いで作ったのがこちらの水族館。

なるほど、鮮魚販売と飲食店、そして水族館までも含めた巨大複合店舗、それがまさに“お魚のワンダーランド”とも言えるこの「釧之助 本店」の全貌だったのです！
普通の鮮魚センターじゃなかった！なんということでしょう…まさか水族館でお魚が見られるとは思っていなかった私。食べることしかアタマになかった自分が少し恥ずかしい（笑）。
ではでは、食べることは一旦後回しにして水族館の中へレッツゴー！

す…すごい！ありました、本当に水族館がありました！南国の熱帯魚から、北国ならではのお魚までが全部で21個の水槽の中で飼育されているそうです。

あ！これ知ってる！アニメ映画で一躍人気者になった「カクレクマノミ」。やっぱりかわいいですね♡

これも有名だけど初めて見ました！チンアナゴ～～～～！この子もかわいすぎる♡

逆さに泳ぐこの細長い魚は「ヘコアユ」というらしいです。なんだか面白い！

えっ！？クリオネ！まさかここで会えるなんて…さすが北海道！！



水族館の水槽でクラゲを見るの、すごく好きなんです。この幻想的なフォルム、動き…ずっと見てられる～～！

ちっちゃくてかわいいこのお魚は、この水族館のマスコットキャラクターにもなっている「フウセンウオ」。




大型の水族館ではないけれど、生き物の種類はとにかく豊富。このほかにも魚やヤドカリ、ウニなどに触って遊べる「タッチプール」もあって、子供たちに大人気だそうです。

お昼ごはんに海鮮グルメを満喫！

さて、たっぷりと水族館を楽しんだあとはいよいよお昼ごはん。
館内には海鮮料理をはじめカレーやパスタ、定食などが食べられる食堂「くしろ港町 釧ちゃん食堂」、全天候型BBQが楽しめる「海鮮バーベキュー 大漁丸」、さらには「揚げ天コーナー」「お寿司コーナー」があるようです。どれも美味しそうで迷ってしまうのですが、釧路に来たらぜひ食べたいと狙いを付けていた「海鮮丼」をチョイス。

ああ、なんという幸せ。いくら、ウニ、えびなどなど、どれも本当に新鮮なことがわかる生き生きとした海鮮たち。
贅沢なひとときを存分に楽しませていただきました。（海鮮丼・1,670円）

北海道ならではの絶品グルメをお土産に！

お腹をしっかりと満たしたあとは、1階にある販売コーナーへ。
笹谷商店ブランドの加工品・鮮魚・干物・刺身・イクラやたらこ等の魚卵などが豊富に揃っています。釧路の前浜で水揚げされたばかりの新鮮な魚だけを厳選して、すぐに自社工場へ直送、加工。なるほど、美味しさが違うというのもうなずけますね。地方発送コーナーも完備しているので、ギフトなども気軽に発送できます。


鮮魚だけではなく青果コーナーも充実していましたよ♪夕張メロン…美味しそう♡

あっ！販売コーナーの奥に「お寿司コーナー」を発見！ここでは直仕入のお魚を寿司職人さんが握ってくれます。
海鮮丼でお腹はいっぱいだけど、お寿司は別腹っていうし（え？）、せっかく来たのだから最後に少しだけいただいちゃいます！



見てください、このお寿司もまさに新鮮そのもの！

最後に

というわけで、ゆっくりたっぷり楽しませていただきました「釧之助 本店」さん。「触れて楽しむ」「食べて楽しむ」「買って楽しむ」、この全てを満喫できるとあって本当に活気に満ちています。観光客だけではなく地元の方にも愛され続けている“お魚のワンダーランド”、オススメです♪