旬の魚に舌鼓!日本酒飲み比べもできる丹後くろまつ号【地肴コース】

旬の魚に舌鼓!日本酒飲み比べもできる丹後くろまつ号【地肴コース】

移り行く日本海の壮大な景色と美しい山々を眺めながら、地元・舞鶴の食材をメインに使用した贅沢なお料理が楽しめる、丹後くろまつ号。
今回は、2023年10月から運行しているコースの中から、”その場で食べられる魚屋さん”がコンセプトのお店『サカナテラス』さんがプロデュースされた「地肴コース」を体験しました。

まずは出発地の天橋立駅へ到着。
駅の建物もおしゃれな造りで気分も高まります。

天橋立駅までのアクセス

電車をご利用の場合 大阪から】約2時間20分/5,480円
JR西日本 特急こうのとり→京都丹後鉄道 はしだて号
(大阪駅→福知山駅→天橋立駅)
【京都から】約2時間10分/4,590円
JR山陰本線 特急はしだて
(京都駅→天橋立駅)
※料金は通常切符の特急券+乗車券
高速バスをご利用の場合 【大阪から】直通バスで約2時間40分
【京都から】直通バスで約2時間
お車をご利用の場合 【大阪から】名神高速道路~大山崎JCT~京都縦貫自動車道
【京都から】京都縦貫自動車道

おすすめの行き方は高速バス。
大阪・京都からですと天橋立駅まで、一番リーズナブルかつ乗り換えなしで到着できるので楽チンです。
大阪梅田9時50分発の阪急観光バスですと、12時30分に天橋立駅に到着するので列車出発まで天橋立をたっぷり散策できます。

大阪から天橋立までの高速バス予約はこちら

天橋立 松並木
出発前に駅周辺を少しお散歩。
延々と続く圧巻の松並木を歩くのはとても気持ちが良かったです。
天橋立を隅々まで巡りたい方はレンタル自転車もありますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

天橋立駅を出発

そして、いよいよくろまつ号に乗車。
車両は黒を基調とした高級感溢れるデザインです。

丹波くろまつ号
丹波くろまつ号の車窓

車内は列車とは思えない、まるでホテルレストランのような落ち着いた雰囲気。
どんなお料理が出てくるか楽しみです。

地肴コース~海の京都の旬の地魚と地酒飲み比べ~

地肴コースの詳細はこちら

おすすめ日本酒三種飲み比べ

丹波くろまつ号地肴コース 日本酒お品書き

やはり丹波の地魚には丹波の地酒が一番!
ぜひ味の違いを比べて楽しみながら飲んでみてください。
大きいおちょこにたっぷり入っているので、なかなかの飲みごたえです。

私のおすすめは、京都丹後山田錦を100%使用した『特別純米酒 香田』です。
辛すぎず口当たりはまろやかですが、後味はすっきりしているので料理の邪魔をせずとても飲みやすかったです。
お酒が飲めない方はノンアルコールビールまたはウーロン茶に変更可能です。

旬の高級食材を使った地魚のお造り

地魚のお造り

サザエの旨煮 / 旬の地魚お造り三種 / 茹でカニ足 / クリームチーズ西京漬け

旬の地魚溢れる豪華な盛り合わせ!
ちなみにこのコースをプロデュースされた店主は、舞鶴漁港の仲買人資格を持っていらっしゃるのだとか・・。
魚のプロが目利きしたというだけあって、どれも新鮮で日本酒との相性もばっちりです。

天然ぶり大根

天然ぶり大根

ぶりは身離れも良くうま味がたっぷり染み込んでいました。
少し甘くて濃いめの出汁は大根との相性もばっちり。

程よい酸味の天然ふぐの南蛮漬け

天然ふぐの南蛮漬け

高級天然フグを使用した贅沢な一品。
優しいさっぱりとした南蛮漬けがとても美味しかったです。

彩り鮮やか、丹後ばら寿司ロール

丹後ばら寿司ロール

甘辛く味付けされたさばのそぼろが特徴の、丹後名物「丹後ばら寿司」。
日本酒とも相性抜群なので、〆のご飯としてもおつまみとしても。
小ぶりなので、ぱくっと食べやすいサイズです。

車窓から雄大な海の景色を堪能

車窓から見える奈具海岸

奈具海岸は、丹後天橋立大江山国定公園に指定されている京都丹後鉄道の中でも随一の絶景ポイント。
この日は生憎の曇り空でしたが、それでもこれだけ素敵な景色を楽しめます。
こちらでは6分ほど停車しますので、絶景を眺めながら揺れることなく食事を楽しむことができます。

車両後方から見える由良橋梁の景色

由良川橋梁ではまるで海の上を走っているような体験が味わえます。
橋の上では徐行運転になりますので、じっくり写真撮影も楽しめます。
車両後方からの動画での撮影がおすすめです。

旅の思い出

京都丹後鉄道オリジナルのお土産

車内では京都丹後鉄道オリジナルのお土産も購入できます。
今回は丹鉄コーヒーを購入。
京都丹後鉄道沿線の地名にちなんだ5種類のコーヒーがあり、私は舞鶴ブレンドを選びました。
家に帰っていただきましたが、酸味と苦みが控えめでコクが引き立つ味でとても美味しかったです。

お土産で思い出の余韻に浸ることができるのも旅の魅力ですよね。

最後に

壮大な景色を眺めながら美味しいお食事を頂くのは、非日常的で贅沢なひと時でした。
日々の喧騒から離れて、心も胃袋も満たされる素敵なレストラン列車、皆さんもぜひ体験してみてください。

ライター:へいたつ(ウィラコレ!編集部)

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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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