台北の朝ごはんなら絶対にこの10店!各ジャンルのおすすめ店を紹介

台北の朝ごはんなら絶対にこの10店!各ジャンルのおすすめ店を紹介

台北ならではの朝ごはんといえば、豆乳スープの「豆漿」やツルツルの麺がおいしい「麺線」などが有名です。台湾を訪れた際は、少し早起きをして朝ごはんがおいしいお店を探すのも良いでしょう。本記事では、台北で朝ごはんを食べるのにぴったりなおすすめ店を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)|伝統料理

「阜杭豆漿」は、台北で朝ごはんを食べるなら一度は訪れておきたい有名店です。2018年からは毎年ミシュランのビブグルマンに認定されており、グルメ好きも納得の絶品朝ごはんを味わえます。店の外には常に長い行列ができているため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

人気メニューは、温かい豆乳に酢やラー油を組み合わせた台湾の定番朝食「鹹豆漿(シェンドウジャン)」。酢によっておぼろ豆腐状になった豆乳に、揚げパンやネギ、ザーサイ、干しエビなどをトッピングして食べます。

とろとろの豆腐にサクサクの揚げパンがアクセントとして加わり、食べ応えもバッチリです。まろやかで優しい味わいが口に広がり、朝からほっこり気分になれます。

住所 忠孝東路一段108號2F
電話番号 2392-2175
営業時間 5:30~12:30(売り切れ次第終了)
休業日 月曜日
アクセス MRT善通寺駅出てすぐの「華山市場」2階
日本語メニュー あり

鼎元豆漿(ディンユェンドウジャン)|伝統料理

「鼎元豆漿」は、台湾でよく食べられている朝食メニューが一通りそろっているお店です。何を食べてもおいしいと評判ですが、台湾風クレープ「蛋餅(ダンピン)」や肉汁あふれる「小籠包」、定番の「鹹豆漿」などがとくに高い評価を得ています。しっかりお腹を満たしたい場合は、ボリューム満点の台湾風おにぎり「飯糰(ファントァン)」もよいでしょう。

店内は明るく、台湾初心者でも入りやすい雰囲気です。イートインとテイクアウトで注文する場所が分かれているため、間違えないよう注意しましょう。台湾の観光名所「中正紀念堂」の近くにあるので、観光の際に立ち寄るのがおすすめです。

住所 金華街30-1號
電話番号 2351-8527
営業時間 4:30~11:30
休業日 なし
アクセス MRT中正紀念堂駅5番出口から徒歩3分
日本語メニュー あり

阿宗麵線(アジョン・ミェンシェン)|麺線

「阿宗麵線」は、台湾のB級グルメ「麵線(ミェンシェン)」を味わえるお店です。麵線とは、とろみのあるカツオベースの出汁にそうめんのような細い麺を入れたスープヌードルを指します。麺が短いため、箸ではなくスプーンで食べます。

阿宗麵線の麵線は、カツオが効いた濃いめのスープとツルツルの麺、たっぷり入ったモツが特徴です。ニンニクやチリ、黒酢といった調味料が用意されており、途中で味を変えられます。

お店にテーブルはなく、パイプ椅子のみが置いてあるため運が良ければ座れるでしょう。注文後すぐに麵線が提供されるので、食べる準備を整えてから注文するのがおすすめです。

住所 萬華區峨眉街8之1號
電話番号 2388-8808
営業時間 9:00~23:00
休業日 なし
アクセス MRT西門駅6番出口から徒歩3分
日本語メニュー なし

阿川蚵仔麺線(アチュアン・オア・ミェンシェン)|麺線

「阿川蚵仔麺線」は、モツだけでなく牡蠣が入った麺線も味わえるため人気を集めています。プリプリの牡蠣がたっぷり乗った麺線は、一度食べたらやみつきになるおいしさ。スープは「阿宗麵線」と比べて甘く優しい風味が特徴です。テーブルに置かれたニンニクやラー油、酢、胡椒などで自分好みの味に変えられます。

なお、麺線を含めた台湾料理にはパクチー(香菜:シャンツァイ)が大量に入っている場合が多いです。「不要香菜(ブーヤオ・シャンツァイ)」といえば抜いてくれるので、パクチーが苦手な場合は事前に伝えておきましょう。

住所 大同区民生西路198之17號
電話番号 2552-3962
営業時間 7:00~17:00
休業日 日曜日
アクセス MRT雙連駅から徒歩10分
日本語メニュー あり

劉媽媽飯糰(リウマーマーファントゥアン)|台湾風おにぎり

「劉媽媽飯糰」は、台湾風のおにぎりを食べられるお店です。台湾風おにぎりは、もち米を使い、揚げパンや切り干し大根、卵焼き、肉鬆(ロゥソン:ふりかけのようなもの)などを入れるのが特徴。日本式おにぎりの2〜3倍のボリュームがあり、朝からしっかりお腹を満たしたい場合におすすめです。

同店の人気メニューは、紫米を使った「招牌紫米飯團」。注文を受けてから握るため、できたての熱々を味わえるのが嬉しいポイントです。サクサクの揚げパンにコリっとした切り干し大根、まろやかな卵焼き、甘めの肉鬆が絶妙なハーモニーを生み出します。テイクアウトのみなので、食べ歩きによいでしょう。

※営業時間、休業日に関してネット情報では諸説あります

住所 台北市中正區杭州南路二段88號
電話番号 3393-6915
営業時間 5:30~11:00
休業日 月曜日
アクセス MRT古亭駅6番出口から徒歩3分
日本語メニュー なし

周記肉粥店(ジョウジーロウジョウディエン)|お粥

「周記肉粥店」は、1956年に創業した台湾風お粥の専門店です。店名にもなっている「肉粥」が長年メインメニューとして親しまれています。創業当時から変わらぬ味を守り続けており、出汁の旨みをしっかり感じられるのが魅力です。

サイドメニューが豊富に揃い、お粥と合わせて楽しめるのも嬉しいポイント。数あるなかでも焼き豚を唐揚げのように揚げた「紅燒肉(ホンシャオロウ)」がとくに高い人気を集めています。サクッとした衣とジューシーな肉の味わいが絶品で、肉粥との相性もバッチリです。

住所 台北市萬華區廣州街104號
電話番号 2302-5588
営業時間 6:00~16:15
休業日 不定期
アクセス MRT龍山寺駅から徒歩5分
日本語メニュー なし

清粥小菜(チンジョウシャオツァイ)|お粥

「清粥小菜(チンジョウシャオツァイ)」は、迪化街の永楽布市場前にあるお粥の人気店です。メニューはなく、お店に並んだおかずを自分で選んでお粥にトッピングしてもらいます。野菜、煮豚、湯葉、卵焼きなど、おかずのラインナップはバリエーション豊か。おかずの組み合わせによって、さまざまな味の違いを楽しめます。

お粥のおいしさを引き立たせるため、おかずの味付けが控えめになっているのも魅力です。脂っこい台湾料理を食べた翌日の朝食にぴったりな、胃に優しい味わいを堪能できます。

住所 南京西路233巷20号
電話番号 2556-2736
営業時間 6:00~10:30
休業日 日曜日
アクセス MRT北門駅から徒歩10分
日本語メニュー なし

金峰魯肉飯(ジンフォンルーロウファン)|魯肉飯

「金峰魯肉飯」は、台湾を代表する郷土料理「魯肉飯(ルーロウファン)」を食べられるお店です。魯肉飯とは、甘辛く煮た豚バラ肉をご飯にかけた丼を指します。朝に食べるのは主流ではありませんが、同店は午前中から営業しているため朝食でしっかりエネルギーをチャージしたい場合におすすめです。

とろとろに煮込まれた豚肉とタレの味が染み込んだご飯は、やみつきになるおいしさ。茹で野菜や油豆腐などのサイドメニューも充実しています。

住所 中正區羅斯福路一段10號之2
電話番号 2396-0808
営業時間 11:00~1:00
休業日 なし
アクセス MRT中正紀念堂駅2番出口から徒歩1分
日本語メニュー あり

可蜜達Comida炭烤吐司(カーミーダータンカオトゥースー)|サンドイッチ

「可蜜達Comida炭烤吐司」は、おいしいサンドイッチを食べられることで評判の有名店です。近年、若者の間では台湾の伝統的な朝食だけでなくサンドイッチも注目を集めています。同店では、トロッとしたチーズがあふれ出す「チーズポークエッグ デュエットトースト」が人気。炭火でパンを焼いているため、外側はカリカリ、内側はふわふわの食感を楽しめます。

また、豚肉とチョコレートを組み合わせたユニークなサンドイッチも評判です。台湾ならではの甘くてしょっぱい味わいを楽しめます。見た目にインパクトがあるため、インスタ映えもバッチリです。食べる際は、手が汚れないようビニール手袋を渡してくれます。

住所 中山區林森北路310巷24号
電話番号 2523-5323
営業時間 7:00-12:30
休業日 月曜日
アクセス MRT雙連駅1番出口から徒歩10分
日本語メニュー あり

扶旺號(フーワンハオ)|鉄板トースト

「扶旺號」は、鉄板焼きの朝ごはんが人気を集めるお店です。伝統的な台湾料理を提供するお店とは異なり、初めてでも入りやすいおしゃれな外観が魅力。店内の地下には清潔なイートインスペースもあるため、ゆっくり朝食を楽しめます。

看板メニューは「手作土司(鉄板トースト)」と「鉄板捲餅(ネギ餅)」です。手作土司には、豚ヒレ肉&ポーチドエッグや、鶏もも肉&パイナップル、サーロインステーキ&卵など個性豊かなラインナップがそろいます。鉄板捲餅は食事系だけでなくスイーツ系のメニューもあるため、甘いものを食べたい場合にもおすすめです。

住所 復興南路一段133-1號
電話番号 2771-5736
営業時間 7:00~19:00
休業日 毎月最終火曜日
アクセス MRT忠孝復興駅4番出口から徒歩3分

台北ではテイクアウトした朝ごはんを公共交通機関で食べるのはNG

台湾のバスやMRT(地下鉄)では、飲食が禁止されています。改札口に引かれた黄色のラインを超えたエリアは一切の飲食が禁じられており、ガムを噛んだり水を飲んだりすることもできません。

違反すると罰金が科される可能性があるため、注意しましょう。朝ごはんをテイクアウトする場合は、台湾のルールをしっかりと守って食べるようにしてください。

オプショナルツアーで自由な台北の旅を

台湾には朝食付きのホテルもありますが、お粥を中心としたメニューが一般的です。また、お店で作りたての朝ごはんをテイクアウトしても、ホテルへ戻るまでに冷めてしまいます。そのため、台湾ならではの朝食を熱々の状態で堪能するなら、お店で食べる必要があるでしょう。

本記事で紹介したお店は、有名観光地から近い場所に店舗を構えている場合も多いため、オプショナルツアーを利用して食べ歩きをするのがおすすめです。いろいろなお店を巡って、味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

WILLERのオプショナルバスツアーは、台湾最大手のバス会社グループが運行するので安全かつ快適にお過ごしいただけます。ガイドまたはドライバーは日本語に対応しており、現地の言葉がわからなくても安心です。ぜひ、WILLERのオプショナルバスツアーで台湾を満喫してください。

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台北ならではのさまざまなグルメを楽しもう

台北には、台湾らしさをしっかり感じられる朝ごはんのお店が充実しています。豆漿や麺線、台湾風おにぎりといった伝統的な料理は、台北を訪れたらぜひ味わっておきたい逸品です。サンドイッチや鉄板トーストなど、近年人気を集めているグルメも朝食にぴったり。少し早めに起きて、朝から台湾グルメを楽しんでみませんか。

WILLERでは「平渓老街」や「深坑」など、台北の人気スポットを巡るオプショナルバスツアーを提供しております。観光名所を巡る際には、朝ごはんの食べ歩きを楽しむのもおすすめです。台北に訪れる際は、ぜひWILLERのオプショナルバスツアーをご利用ください。

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この記事のライター

サッチ
総合旅行業務取扱管理者を含む旅のスペシャリストたちによる編集チームで執筆しています。 高速バス・夜行バスのご利用に関連した情報を盛りだくさんでお届けします。高速バスのことを知ってもらうための基本情報をはじめとして、全国各地... もっと見る


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