【どこがいい?高速バスの座席座談会】あなたは前、後ろどっち?窓側?それとも通路側?
※本記事は、2023年06月06日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
高速バス・夜行バスの座席を予約する際、どこがいいのかと悩んだ方も多いのでは?前か最後の列か?今回はそんな疑問を解決すべく座談会を開催!高速バス・夜行バスヘビーユーザーがベストな座席について話し合いました。その中でわかった、座席別の特徴やおすすめポイントをご紹介します。
目次
高速バスの座席はどこがいい?
バスの座席を選ぶ際に悩んだことはありませんか?長期戦になってしまいがちなバス旅。少しでもいい座席を確保したいものですよね。
一般的なバスの座席数は4列シートで約40前後、3列シートでは30前後。果たしてこの中のどこが最もいい席なのでしょうか?
WILLERの高速バスは3列・4列シートがそれぞれ6種類存在しますが、どれも一般的なバスよりもゆとりあるつくり。実は人気差がそれほどありません。そのため「どこがいい席なのか?」を一概に言えないのがもどかしいところ。
そんな現状を打破すべく、今回はウィラコレ編集部の高速バスユーザー達を集め、座談会を敢行!最速で予約すべき座席位置について徹底討論しちゃいます!
編集部メンバーをご紹介
就活では夜行バスを20回以上利用。現在も旅行や帰省など年10回以上高速バスを利用するヘビーユーザー。
取材や打ち合わせなどで月に1回くらい高速バスや夜行バスに乗車。できるだけおトクに購入できるチケットを集中的に探している。
今までに高速バスを利用したのは数回程度。高速バス初心者なものの、今後利用頻度を上げて行きたいと考えている。
高速バスの座席別おすすめポイント~前・後ろ~
まず気になるのは前方か後方かという問題。それぞれに長所と短所があり、どこにするかは悩んでしまいがち。座談会で挙がったメリット・デメリットをそれぞれみていきましょう。
前の座席の特徴
前方の席のメリットはなんといっても出入りのしやすさ。座談会でも話題に挙がりましたが、トイレが近い人にとっては重要なポイントのようです。
また前方の席は乗り物酔いしづらいという噂も……。実際のところはそこまでの差は無い様子。しかし乗り物酔いしやすい人にとってはその差が重要なのかも。
また指定ができないバスの場合、前方座席は男性になりやすいとも言われています。
一番前の席って少し狭く感じることありません?できれば一番前は避けたいかなぁ。
運転手さんの姿が確認できるのは安心じゃないですか?別に信用していないわけじゃないんですけど、運転手さんの姿が見えていると精神的に落ち着きますよね。
私の場合は、その後の用事に合わせて前方をチョイスすることがあります。バスを降りてすぐに取材に出向かなくてはならないときなどは、早朝からサービスエリアで身支度を整えるけど、後方の座席からわざわざ降りるのは気が引けるので…。
メリット | ・万が一のときでも、運転手さんとコミュニケーションが取りやすい ・休憩時や目的地到着時に乗り降りしやすい ほか |
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デメリット | ・空調が効きすぎている場合あり ・フロントガラスが近いため、時季によって、冷気を感じることも ・休憩時など、他の乗客の出入りが煩わしい |
後ろの座席の特徴
後方の座席は夜行バスヘビーユーザーから根強い支持が。休憩の時でも出入りが少ないため、比較的静かに過ごせるのがその理由?
実際に指定席の高速バスでは後方から埋まっていく傾向にあるようです。また座席指定ができないタイプでは、女性が優先的に割り振られていきます。
基本的には後ろに行きますね。出入りが少なくて人の動きが少ないから、比較的静かなんです。私の場合は夜行バスしか使わないので。
私も後方!「目的地まで降りない」って決めて乗っています。あと、運よく一番後ろの席だとリクライニングも思いっきりいけちゃいますから、最高ですよね。
私は数回しか高速バス使ったことないというのもあって、出入り口から遠いと運転手さんとコミュニケーションが取りづらい気がして、あまり選びません。
メリット | ・カーブなどで左右の動きが小さい ・人の動きが少なく、比較的静かで落ち着いている ・最後列の場合、遠慮することなくリクライニングを利用できる ほか |
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デメリット | ・お休みになられる方が多いため、より静かな行動が求められる ・出入りが少々面倒 ・運転手さんとのコミュニケーションが図りづらい |
高速バスの座席別おすすめポイント~窓側・通路側~
窓側か、通路側か。各々の好みがよく出るこだわりポイントといえるでしょう。実際、座談会でもそれぞれ個性的な意見が飛びだしていました。それぞれのこだわりポイントを詳しくみていきましょう。
窓側
通路側に比べてゆっくりできる席と言われています。そのため始発から終点まで利用する場合には窓側は特におすすめのポジションです。
しかし今回の座談会ではトイレが心配という声も。遠慮しがちな方だと休憩で下車するのがつい、おっくうになってしまうかも。
窓側ってトイレの心配とかありませんか?
私は一度眠ってしまうと、朝まで目を覚まさないので、あまり気にかけたことはありませんが、確かにトイレが不安な方は通路側の方がいいかもしれませんね。
私は断然、窓側派なんですが、不測の事態に備えて通路側の人にはきちんとあいさつしますよ。少しだけ仲よくなっておく、というテクニックです。
メリット | ・隣の乗客の休憩などで起こされることがない ・目的地まで、ずっと座ったまま、眠ったままでいられる ・窓ガラスにもたれることができる ほか |
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デメリット | ・降りたい時には、隣の乗客に声を掛ける必要がある ・時季により、カーテンを閉めていても、窓ガラスから冷気を感じることが ・隣の乗客の体格が大きい場合、圧迫感を感じることも |
通路側
人通りが多く、あまりゆっくりできるイメージがない通路側。その代わり、機動力に優れています。出入りが楽でトイレに行きやすいというのは大きなメリットですよね。
その他にも座談会では「足は通路側がゆったりできる」というメリットを挙げる声もありました。
通路側って、出入りが楽なこと以外にどんなメリットがあると思いますか?
私はあまり利用することがないので、よく分からないですが、体の大きな男性が座られているイメージがありますね。
通路側はちょっとだけ足が通路にはみ出したりしても怒られないので、意外と楽ですよ。だから、体が大きい人は通路側のほうが楽なんじゃないですかね。
メリット | ・通路のスペースを多少使うことができるため、足を投げ出したり、伸ばしたりできる ・前方の座席と同様に、休憩時や目的地到着時に乗り降りしやすい ・両側に壁がないため、圧迫感が少なく感じる ほか |
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デメリット | ・休憩時、窓側の乗客が外に出るか出ないか気がかりになる ・乗車中ぐっすりと眠ることは難しい |
結局のところどうなの?座席にまつわる疑問をWILLER担当者が解決
座談会を開いてみると、改めて甲乙つけがたい問題だと実感しました。どの座席にも一長一短あり、個人個人のこだわりによって最適な座席は変わってしまうみたいですね。
担当者の方にもバスの座席についてお話を伺いました。WILLER EXPRESS事業部担当者が座席にまつわる気になるアレコレに答えちゃいます!
Q. 座席が指定できない高速バスの場合、女性が後方に指定されるケースが多いですが、それはなぜですか?
理由としてはバスの構造上の特性が挙げられます。前方はフロントガラスがあり、冷気が入りやすい場所です。そのため後方に比べると気温が下がってしまうんです。女性の中には冷え性持ちの方も多く、こうした点を考慮しています。
座席割あてシステムでもこうした配慮を反映させています。基本的に後方が女性、前方が男性、中央は男女混合で乗車されるお客様メインというイメージです。またWILLERではより快適に、より安心して過ごしていただくため、女性の隣は女性になるような座席割あてシステムも導入しています。
Q. 一番前の座席は足元が狭い気がする、という声がありますが実際はどうでしょうか?
そうですね。こちらは事実です。バスのシートに座ると、前の席の下に自分の足を逃しますよね。一番前の座席ではそれができないので、足元が窮屈に感じられてしまうはずです。
ですからWILERでは最前列を最後に埋めていくようにしています。不公平感がでないよう、できるだけ空席のままにしているんです。
Q. 前方のほうが乗り物酔いしにくいという声もあるようですが、実際はどうでしょうか?
これは実際どうでしょうか。「揺れる」という点で考えると、理論上揺れにくいのは中央部分なはずですが…。
今の話でいうと、前方の窓側は理論上揺れやすいはずです。ただ、乗り物酔いには気分的なものもあると思います。理論だけで一概に言うことはできませんね。
WILLERのドライバーは揺れを起こさないような運転を常に心がけているので、どこの座席であってもあまり変わらないかなとは思います(笑)。
Q. 前方の席は運転手さんの様子が伺えるのでしょうか?
夜行バスの場合はカーテンを閉めてしまいます。そのため残念ですがドライバーの姿は見えません。
しかし、WILLERでは交通事故を起こさないため、多くの努力をしています。たとえば、ドライバー自身も自覚しない眠気すらキャッチ、統括センターに連絡がいくようなセンサーシステムを導入しており、ドライバーの健康診断も徹底しています。
お客様には安心してご乗車していただきたいと考えております。ドライバーの姿が見えなくても安心してバス旅をお楽しみください
Q. 高速バス・夜行バスの不安でよくあがるトイレの問題ですが、緊急事態のときはどうすれば良いのでしょうか?
WILLERのバスはほとんどトイレを備えていません。その周辺の座席に抵抗のある方も多いですからね。しかし、そのかわりの機能として「24時間」メールで連絡できる仕組みをつくっています。
統括センターにメールしていただければ、センターからドライバーに「IP無線機」で連絡が入ります。次の休憩所で停車させるなど、WILLERのバスは予定外の行程にも対応できるようになっています。安心してご乗車ください。チケット購入の方にメールでの連絡方法をお伝えしているので、ぜひ活用してみてください。
WILLERの高速バスは座席指定可能なシートが多数!
それぞれの席にそれぞれの良さがあることがよくわかりました。自分にあった席を選ぶことが快適なバス旅の助けになりそうです。
WILLERでは会員登録することで座席指定可能なシートが多数用意されています。対象はボーテ、ラクシア、リボーン、コモドといった人気シートばかり。興味のある方は、一度予約状況を確認してみましょう。
高速バス・夜行バスは座席別の特徴を知り、自分の好みに合わせて指定しよう
高速バス・夜行バスの座席位置について、座談会の様子をご紹介しました。座席の前・後ろ、窓側や通路側のどれがいいかは各自で大きく異なるようですね。人によって違うからこそ、こだわりたいポイントでもあります。
WILLERでは予約時に座席指定可能なシートタイプを多数取り揃えています。自分の好みに合わせた座席指定で快適なバス移動を叶えましょう。今回の記事を参考に、ぜひ座席指定を利用してみてください。
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