高速バス・夜行バスで充電はOK?利用時のマナーや注意点を一挙解説
※本記事は、2025年10月07日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
高速バスや夜行バスを利用する際、「スマホやパソコンを充電できるのか?」は気になるポイントです。最近は充電設備(コンセント・USBポート)付きの車両も増えていますが、全ての高速バスで利用できるわけではありません。この記事では、充電設備の種類や使える機器の例、注意点や予約時のチェックポイントまで詳しく解説します。
目次
高速バス・夜行バスで充電はできる?
充電設備を設置している高速バス・夜行バスが一般的です
高速バスや夜行バスでは、充電設備(コンセント・USBポート)が設置されているケースが一般的です。長時間の移動でもスマホやパソコンを安心して使える環境が整いつつあります。
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一般的な高速バス・夜行バスの場合
近年、長距離移動をする高速バスや夜行バスのほとんどの車両に充電設備が設置されています。ただし、車両タイプによっては設置されていないケースも。乗車するバスに充電設備があるかどうかは、運行会社のHPなどで調べておきましょう。
車内設置の充電設備は、手の届きやすい手すりの下部や床面の足元など、引っ掛かりを防止するため、腰より下の位置にあることが一般的です。
WILLER EXPRESSの高速バス・夜行バスの場合
WILLER EXPRESSでは、ほぼ全車両で充電が可能!目的地に到着した頃には、スマホのバッテリーが切れていたといった状況を避けることができます。
WILLER EXPRESSの高速バス・夜行バスに設置されている充電設備の位置は、レッグレスト横の足元の他、通路側のひじ掛けの部分に付帯されているものがあります。乗車後にチェックしておくと、乗車中スムーズに充電できますよ。
充電設備の位置は車両によって異なる
充電設備の主な設置場所
- 各座席の足元や肘掛け部分
- 窓側の座席下部や壁面
- 車両中央の共用コンセント
- トイレや休憩スペース付近
高速バス・夜行バスに設置されている充電設備は、利用する車両によって位置が異なります。座席の手すり部分や窓の下側、足元付近などに設置されているケースが一般的です。
最近では、座席ごとにコンセントやUSBポートが備え付けられているタイプも増えています。ただし、一部の車両では共用スペースのみの場合もあるため、利用前にバス会社の案内を確認しておくと安心です。
高速バス・夜行バスの充電設備は大きく2種類

一般的な高速バス・夜行バスにはコンセントタイプとUSBタイプの2種類の充電設備が採用されています。2つの充電設備について詳しくご紹介します。
コンセントタイプ

一般的な充電ケーブルに対応したコンセントタイプです。差し込みがコンセント口になっているため、USBタイプのデバイスを充電するには、あらかじめACアダプターを用意する必要があります。
USBタイプ

USBジャック形式のコンセントです。スマホやタブレットはPCなどと接続するためにケーブル先がUSBになっています。最近では、バスのジャックもUSBタイプが搭載されている車両が増えてきました。USBタイプの車両で充電する場合は、アダプターは必要ありません。
WILLER EXPRESSの充電設備はコンセントタイプとUSBタイプの2種類
スマホに限らず、もちろんカメラの予備バッテリーやデジタルカメラ、PCなども充電可能です。(100V以下が対応可能です。事前にご確認ください。)
充電ができる高速バス
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高速バス・夜行バスで充電できる製品・できない製品の例
| 車内で充電できる製品の例 | 車内で充電できない製品の例 |
|---|---|
|
・スマートフォン ・タブレット端末 ・ノートパソコン(小型・低電力タイプ) ・携帯型ゲーム機 ・モバイルバッテリー |
・ヘアドライヤー ・ヘアアイロン ・加湿器 ・電気ポット ・電動自転車のバッテリー |
夜行バスや高速バスに設置されている充電設備で利用可能なもの、利用不可能なものを解説します。
高速バス・夜行バスで充電できる製品の例
- スマートフォン
- タブレット端末
- ノートパソコン(小型・低電力タイプ)
- 携帯型ゲーム機
- モバイルバッテリー など
バス車内の充電設備に接続が可能なものは、基本的にバッテリーが付属したデバイスです。充電設備は、あくまで充電を目的として設置されていることを覚えておきましょう。バッテリーが内蔵されているスマホや音楽プレーヤーなどの充電は可能ですので、ご安心ください。
高速バス・夜行バスで充電できない製品の例
- ヘアドライヤー
- ヘアアイロン
- 加湿器
- 電気ポット
- 電動自転車のバッテリー など
先述したとおり、バスに設置されている充電設備は充電用であり、電力供給用ではありません。ヘアアイロンやドライヤーといった、バッテリーのない製品はお使いいただけません。
また、たこ足配線のように、電力を分散させる器具も使用NG。走行中のバスでは使用できる電力が限られ、充電設備から出力できるアンペア数にも上限があるためです。
電力を供給してはじめて使えるアイロンやドライヤーは、アンペア数が高く、充電設備容量をオーバーしてしまう危険があります。製品の故障にもつながりますので、絶対に使用しないでください。その上、狭い車内での熱を発する器具の使用は大変危険です。
高速バス・夜行バスで充電する際の注意点

高速バスや夜行バスで充電設備を利用する際の注意点をまとめました。さまざまなデバイスを充電することが可能ですが、電子機器はある程度のマナーを守った上で使用しましょう。
アダプターやケーブルの取り忘れに気をつける
車内の充電設備を利用後、充電器やアダプターを取り忘れていないか、必ずチェックしましょう。バスでの忘れ物としてよく聞かれるのが、充電器やアダプター類です。
充電にかかわるアイテムは旅行中も重宝します。ケーブルやUSBアダプター、カメラ用充電器など、充電に使用したグッズは、バスを降車前に手荷物に収納してくださいね。
消灯後は電子機器の使用を控える
夜行バスのマナー問題としてよく取り上げられるのが、デバイスの明るい光です。消灯時間中の電子機器の使用は控えましょう。スマートフォンやタブレットなどは休憩時などに利用するにとどめてください。
電子機器の音量や音漏れに気をつける
車内で音楽プレーヤーを使用する場合は、イヤホンの音量に注意しましょう。長時間の乗車になる高速バス・夜行バスでは、音楽プレーヤーは旅のお供に最適。
しかし、閉鎖した車内での音漏れは、他の乗客の迷惑になりかねません。ヘッドホンやイヤホンを必ず使用し、適切な音量で音楽を楽しみましょう。
高速バス・夜行バスを利用する際に確認すべきこと
高速バスや夜行バスを快適に利用するためには、事前の準備が欠かせません。ここでは、充電設備等における事前に確認しておくべきポイントについて解説します。
高速バス予約時に充電設備の有無・タイプを確認する

高速バスを予約する際は、充電設備の有無を必ず確認しておきましょう。WILLER EXPRESSでは便の検索ページに「充電OK」と表示されるほか、車両やプランによってはコンセントかUSBかといったタイプまで記載されています。近年は充電可能な交通機関も増えていますが、乗車後に焦らないためにも事前チェックが安心です。
ACアダプターやモバイルバッテリーを持参する
夜行バス利用時、あると便利なアイテム
- ACアダプター
- コンパクトな延長コード
- モバイルバッテリー など
高速バスの充電設備は、車両によって設置場所やタイプが異なります。そのため、どこにあるかわからなかった場合に備えて、ACアダプターや短めの延長コードを持参しておくと安心です。
座席によっては「USB専用」や「コンセントのみ」の場合もあるため、事前に確認しておきましょう。万が一に備えてモバイルバッテリーを持参すれば、混雑時や長距離移動でも電源切れの心配なく快適に過ごせます。
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高速バス・夜行バス予約時は「充電設備」を事前にチェック
デバイスの充電に欠かせないコンセント・USBは、長時間の移動になるバス旅行に非常に役に立ちます。しかし、車両によって完備していない場合もありますので、予約時に確認しましょう。また、充電設備を使用する際は、充電目的として利用し、周囲の迷惑にならないようマナーを守って適切にご利用ください。
高速バス・夜行バスのコンセントで、お出かけに欠かせないデバイスの充電に活用し、いざというとに困らない安心の旅を体験しましょう。
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