北海道の大自然とアクティビティを満喫する3泊4日の女子旅!~1日目・2日目編~
※本記事は、2021年08月02日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
涼しい大地は旅行にもってこい!暖かいシーズンこそ北海道へ行こう!
北海道というと冬の流氷や雪景色を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は夏や秋こそぜひとも北海道を訪れて欲しい最高の季節なんです。気温的にも過ごしやすいし、あちこち回って観光したりアクティビティを楽しむのには、まさにうってつけの場所と言えるでしょう。
そこで、ひがし北海道でバスや鉄道などを4日間利用(網走〜釧路間)できる「ひがし北海道ネイチャーパス」はいかがでしょうか。今回は吉田さんと伊藤さんのお2人が、その「ひがし北海道ネイチャーパス」を使って体験した3泊4日の女子旅の様子をご紹介します!
1日目:馬と緑の大地を駆け抜けよう!@ 原生牧場
旅の起点となるのはJR網走駅。乗車する前に駅で「ひがし北海道ネイチャーパス」の予約画面をスマホで提示し、WILLERの釧網本線フリーパスを受け取りましょう。これで3泊4日の期間中、東北海道を縦断する釧網本線が乗り放題になります。
乗車券をゲットしたらいざ出発。JR網走駅から藻琴駅へと向かいます。釧網本線の車内はボックスシートもあるので、旅の雰囲気がより高まってなんだかワクワクしますね!
午前10時半すぎにはJR藻琴駅に到着し、藻琴駅から程近い場所にある原生牧場さんでホーストレッキング体験!初めての乗馬にドキドキなお2人でしたが、スタッフのお姉さんが乗り方からバランスの取り方まで優しくレクチャーしてくれました。これなら乗馬初心者でも安心です!
ホーストレッキングは約2時間かけて自然の中を馬に乗って回るコース。川や海もグイグイと進んで行き、予想以上にアドベンチャー感が満載でした!
森を抜けると、そこには秘密のオアシスが…。
藻琴湖というとても静かで美しい湖です。天候や季節によってその表情の違いを楽しむことができるそうですよ。また藻琴湖の周辺には「ハマナスの花」が目立ち、他にも珍しいオレンジ色のたんぽぽ「コウリンタンポポ」が咲き匂うのだとか。元々「コウリンタンポポ」はこの辺りのお花ではなく、外から来たものが広まったそうです。
藻琴湖の周りをぐるっと散策し、行きとは別の森の中を抜けて牧場へと戻ります。馬は歩くだけでなく走ったりもしてくれるので、心地良いそよ風を受けながら軽快なホーストレッキングは後半へとさしかかってゆきます。
ゴール手前で私たちを待っていてくれたのは、緩やかな坂道を包む緑のカーテン。まるで絵本の中のような世界感が周囲を彩っています。葉と葉からこぼれ落ちる木漏れ日がキラキラしていて、最後の最後に思わず「ハッ」とさせられる感動がありました。
「頑張ってくれてありがとう。楽しかったよ!」
約2時間のホーストレッキングを終え、原生牧場さんに戻って来ました。名残惜しいけれど、馬にお別れを告げて、そろそろ網走駅へ向け出発の時間です。
(※ ホーストレッキングは「ひがし北海道ネイチャーパス」の観光オプションとして利用可能です。)
その後いったんJR網走駅に戻り、釧網本線で知床斜里駅へ移動。その後は「ひがし北海道ネイチャーパス」を使い、知床斜里駅前にある「斜里バスターミナル」から斜里バスに乗車し、「ウトロ温泉バスターミナル」へ。
初日に宿泊するホテルはここ「KIKI知床 ナチュラルリゾート」。斜里バスを降りた「ウトロ温泉バスターミナル」から歩いてすぐの立地です。
お部屋やレストランなど、ホテル内のあらゆるデザインがとてもおしゃれな「KIKI知床 ナチュラルリゾート」は女子旅にとってもオススメなホテルです。美味しい和洋中の上質なビュッフェに舌鼓を打ちました!
2日目:フォトジェニックな自然散策と、モビリティ乗車体験!
オホーツク海の海辺には「KIKI知床 ナチュラルリゾート」から徒歩で行くことができる距離です。透きとおった朝の空気を吸いに散歩に出かけるのも良いかもしれませんね。写真は流氷で削られた丸い石が転がる知床の浜辺です。
朝の自然散策をする「ウトロジェニックスポット巡りツアー」に参加してみるのはどうでしょう。専門のガイドさんが自然や動物の写真撮影におけるコツを伝授してくれます。
(※ 「ウトロジェニックスポット巡りツアー」は「ひがし北海道ネイチャーパス」の観光オプションとして利用可能です。)
間近で鹿を見られるチャンスもありますよ!実際にこの日は何度も鹿に遭遇する機会がありました。
朝のウトロは空気が澄んでいて、清々しい散策ツアーとなりました。晴れている時は「知床連山」を望むことができます。スマホやカメラを片手に鹿たちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
ツアーからホテルへ戻ったら朝食をとり、チェックアウトをして出発の準備です!
続いてこの夏から始まったばかりの小型モビリティ「i-ROAD」乗車体験!私たちも実車を見るのは初めてでしたが、電気を動力とした車とバイクの中間のような2人乗りの乗り物で、まだあちこちで走っていない最新鋭のモビリティです。
それでは実際にこの「i-ROAD」に乗り「道の駅 うとろ・シリエトク」を出発後、知床五湖・知床自然センターをドライブして行きましょう!
出発前に操作方法を教えてもらい、駐車場内で試運転をしてみます。
「なんだこの新しい感覚は!」運転をしたお2人曰く「気分はゴーカート」だとか。
車と一番違うのはカーブなどで曲がる時の感覚で少しコツが必要ですが、ちょっと運転するとすぐに慣れることができますよ!
運転にも慣れたところで、いざ実走にチャレンジ!窓を開けて山の中を軽快に疾走する2台は目を引きますね(笑)
出発地や経由地でも興味津々に車両の内装を見に来る観光客の方々が絶えませんでした。
こういった観光地での使い道はもちろん、親子で近所にお買い物に行くときのようなちょっとしたお出かけに使えます。今後ますます様々な用途で広がっていくだろうと思います。
夏の北海道を「i-ROAD」で走ったら絶対に気持ち良いと思うので、ぜひ体験してみて下さい!
(※ i-ROADは「ひがし北海道ネイチャーパス」の交通オプションとして利用可能です。)
お2人が「i-ROAD」に乗ってやって来たのは、知床の世界自然遺産地区にある「知床国立公園」です。豊かな緑を身近に感じられるこちらは、知床に来たらマストで立ち寄っておきたい観光スポットですね!
駐車場から展望台までは遊歩道が整備されているので、海が見えるビューポイントまでトレッキング感覚で歩いてみるのもオススメですよ。
山に囲まれた絶景ビューポイントでは写真撮影をお忘れなく!
知床自然公園を後にし、引き続き「i-ROAD」で次は知床自然センターへ向かいます。
そろそろお腹も空いてくるお昼どき、知床自然センターのカフェでランチにしましょう。「アボカドのスモーブロー」と「バターチキンカレー」を1つずつ頼み、仲良くシェア。
同じ場所に以前あった食堂が最近このようなお洒落カフェにリニューアルしたうようで、カフェの隣にはアウトドアブランドのグッズを販売するショップが入っています。ウェアや小物が売られているので、ランチがてら旅グッズを物色してみるのも良いかもしれません。
ランチにしてもショッピングにしても女性が居やすい空間だなと感じました。次のアクティビティをあれこれ予想したりしながら女子旅2人のランチトークが弾みます。
i-ROADを「道の駅 うとろ・シリエトク」で返却し、続いてのアクティビティ「知床峠ダウンヒルサイクリングツアー」に参加します。ツアー名の通り、一度車で知床峠まで登ってからの出発になり、写真のように鹿に出会えるチャンスもあります!
走るコースは峠を下るためひたすら下り坂ですが安全第一!ヘルメットを被り、自転車を漕ぎやすい服装に身支度を整えます。
お2人ともちょっと緊張気味!?
いえいえ、自転車は普段から乗っているみたいだしきっと大丈夫!
ほらやっぱり大丈夫そう!普通の自転車とそこまで大差があるわけではないし、いざバイクにまたがってみるとスイスイ走れています。
ツアースタッフさんからの説明が終わり、準備が整ったらいよいよ出発です!
自転車の醍醐味はやっぱり下り坂の疾走感ですよね!それを知床峠でできるなんてお2人が羨ましい!(笑) 途中、少しお天気が心配でしたが楽しいサイクリングになったようです。
サイクリングツアーを終えた後は、「ひがし北海道ネイチャーパス」を使って「ウトロ温泉バスターミナル」から斜里バスに乗車し「斜里バスターミナル」へ移動します。
2日目はアクティビティが目白押しでしたからね〜。ここからは今日のお宿へと向かって行きます。
海岸と山間部の両方を通る斜里バスの特徴はその景観の良さ。ふと車窓に目を向ければ、移動の最中もけっして時間を持て余すことはありませんでした。
斜里バスの終着地である「斜里バスターミナル」で降車すると、目の前にあるのがJR知床斜里駅です。ここから同じく「ひがし北海道ネイチャーパス」で釧網本線に乗り、JR摩周駅を目指します。
やっぱりここでもボックスシートでした。向かい合わせで話もしやすいし、車内が混み合ってさえいなければ座ってみたいところですよね。
釧網本線の車窓からは、田園の遥か向こうに落ちる薄暮の情景。間もなくJR摩周駅に到着です。
2日目に宿泊する「屈斜路プリンスホテル」にチェックインしました。女子2人旅に最適なツインルームには、まず写真の「ツインルームB」。テーブルやソファーがあり2人でゆっくりと寛ぐのにピッタリなお部屋です。
こちらは「ツインルームB」の洗面所周り。左のガラスドアがシャワールームになっています。
もう1部屋ツインルームでオススメなのが写真の「レイクビューツインルーム」。その名の通り窓からは屈斜路湖を眺めることができる最上階のお部屋です。
「レイクビューツインルーム」のシャワールームです。こちらのホテルはアメニティーが充実しているのが女子旅に嬉しいポイントの1つです。
お待ちかねの夕食は豊富なメニューが揃うビュッフェスタイル。
料理人の方が目の前で炙って下さった「こまい一夜干し」「羅臼産 開きホッケ」「釧路産 スケソウダラ使用 天ぷらかまぼこ」。どれも美味しそうで何を取れば良いか迷ってしまいます!
今日は運動もしたので乾杯のビールの味もよりいっそう格別ですね。
いろんなお料理を少しずつ自分が好きなように選べるビュッフェもまた女性には嬉しいところ。ここまでで2日目の予定が終了し、翌3日目も同じ「屈斜路プリンスホテル」に宿泊します。
さいごに
ここまで濃い充実した旅ができるのも「ひがし北海道ネイチャーパス」の効果が本当に大きかったと感じました。これだけ中身を詰め込んで移動すると、通常ならけっこうな交通費がかかります。北海道での女子旅をお考えの方はぜひ「ひがし北海道ネイチャーパス」を使ってみて下さいね!
3・4日目編に続きます。
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