【体験レポ】金沢の夜景スポットを1時間で満喫!ツーリストタクシー乗車記

【体験レポ】金沢の夜景スポットを1時間で満喫!ツーリストタクシー乗車記

「旅先で少し時間が空いたけど、どこに行こうかな?」

「地元の人のオススメスポットを効率よく周りたい」

 

そんなときにオススメしたいのが、ツーリストタクシー(https://travel.willer.co.jp/tourist/)。ドライバーさんのオススメスポットや定番観光ルートを1時間〜でさくっと周れる便利なタクシーサービスです。

料金は1人あたり税込み1,500円〜とリーズナブルで、乗車人数は1人〜最大8人までOK。

今回「金沢のオススメ夜景スポットを巡る Short time Night drive 1時間コース」を実際に利用してきたので、現地の様子をたっぷりの夜景写真と共にお届けします!

金沢駅前から観光スタート!


「金沢のオススメ夜景スポットを巡る Short time Night drive 1時間コース」の基本モデルルートは以下の通りです。

 

金沢駅→石川門→東山ひがし茶屋街→卯辰山見晴し台→尾山神社→金沢駅または金沢21世紀美術館で下車

 

今回このツアーを利用してみたいと思った理由はズバリ料金の手頃さと、なんと言っても充実した周遊スポットの数々。1,500円で金沢市内の目玉スポットを周れてしまうなんて、交通費を考えればものすごいお得感です。

WILLERのウェブサイトから予約・事前決済をしたら、あとは現地に向かうだけでOK。この気楽さもうれしいですね。

18:00、金沢駅東口タクシー乗り場へ。

写真の巨大な「鼓門」が分かりやすい目印です。「鼓門」は伝統芸能に使用される鼓をイメージして作られており、金沢を訪れる人をおもてなしする心を表しているそうです。

「鼓門」のすぐ隣がタクシーロータリー。ネームプレートを持ったドライバーさんがお出迎えしてくれので迷うこともなく、その後すぐ近くのタクシーまで案内してくれました。

今回お世話になったドライバーさんは、オリエンタルタクシーの井上さんです。

人数に応じて小型・中型・ジャンボタクシーのいずれかのタクシーに乗車することになります。今回は1人なので、通常の4人乗りタクシーに乗車。
乗り込むと、車内の広さと居心地の良さに驚きました!ドアが大きいので乗り降りがしやすいのも助かります。
車内には、サービスのミネラルウォーターと、金沢観光のパンフレット一式が用意されています。乗車後にさっそくパンフレットに目を通しましたが、翌日以降の参考になるし、こういった細かな気遣いが嬉しいですね。

金沢駅を出発して間もなく、武蔵ヶ辻交差点のとあるイルミネーション前に停車しました。モデルルートには含まれていない場所ですが、井上さんはお客さんを連れてくることが多いそうです。なんだか得した気分!

ここは冬の間にライトアップされるツリーイルミネーションで、その名も「金箔雪吊り 金箔きらら」。金沢の伝統工芸品である金箔をまとった約2,300枚もの雪の結晶がキラキラ輝いていました。

近くで見てみるとなるほど、たしかに飾りの1つ1つが雪の結晶の形をしています。この場所は金沢に来る前、事前に目を通していた観光情報にも載っていなかったので、ドライバーさんが連れて行ってくれるこのツアーならではだなと感じました。

今年のライトアップ期間は、2018年10月19日〜2019年2月11日の毎夜日没から22:00まで (大晦日は翌朝6:00まで) です。

 金沢市内を一望することが出来る絶景スポット!

次に停車したのがここ、金沢の夜景を独り占めすることが出来る絶景スポット「卯辰山見晴し台」です!卯辰山をタクシーで登って行く段階からワクワクしていましたが、着いて思わずため息……。美しい街並みです。

卯辰山にはすぐ近くに展望台もあるそうですが、井上さん曰く、ここが一番キレイに夜景を見られる場所なんだそうです。

ひとくちに「卯辰山見晴し台」から見る同じ金沢の夜景でも、左と右とで旧市街・新市街に分かれていて、それらは白色と暖色で光の色味も違うのだと教えてくれました。

街の夜景は交通量によっても変わるので、「卯辰山見晴し台」からの夜景が特に美しい時間帯を選んで、立ち寄る順番も日によって変えているそうです。「すべてはお客さんの喜ぶ顔が見たいから」と井上さん。そんな心遣いに感激です。旧市街・新市街の光の違いや、時間帯による夜景の変化などはやはり地元の人にしかわからないですからね!

これぞ日本の風景!和の風情を味わい、茶屋街を散策!


次は、金沢随一の観光スポット「東山ひがし茶屋街」へ。

1820年にお茶屋を始めたことが始まりとされており、歩いて数分の所にある「主計町茶屋街」などと共に、重要伝統的建造物群保存地区となっています。金沢に滞在していた期間中、金沢三茶屋街をすべて見て周りましたが、この「東山ひがし茶屋街」の規模が圧倒的に大きかったです。出格子のある日本建築が連なり、浅野川に寄り添うようにひっそりと佇んでいます。

お土産屋さんやお茶屋さんが建ち並び、着物をレンタルする体験もできるので、金沢に来た記念に着物を着て茶屋街を歩いてみるのも良い思い出になりそうです。

昼間の「東山ひがし茶屋街」は観光客で溢れているのに、夜になるとその数はかなり少なくなり散策もしやすくなります。陽が落ちた夜こそ茶屋街の趣深さを味わえるので、個人的には断然夜をオススメします!人が少ないので落ち着いて記念写真を撮れるし、ゆっくり堪能することができますよ。

金沢城で石川門の風情に酔いしれる!

続いて訪れたのは金沢城公園の「石川門」です。兼六園の隣に位置し、石川城の顔にもなっている「石川門」、夜はライトアップされて昼とは違った顔を楽しめます。

 

見事な白い塗籠壁に目を奪われますが、石垣に沿って照らされるグラデーションも見所です!

尾山神社の五色に光る鮮やかなヒカリを見に行こう!


いよいよナイトツアーも終盤、「尾山神社」に立ち寄りました。こちらは加賀藩祖前田利家公と正室お松の方を祀る神社で、夜になるとひときわ目を引くカラフルな三層楼門が特徴的な夜景スポットです。

 

五色の光を放つギヤマンは見る角度によって色の光り方が変わるので、撮る角度によって世界に1枚の写真になります。

観光の後は美味しい割烹で夕食!

お世話になったドライバーの井上さんともここでお別れ。最後は井上さんオススメの「割烹たけし」さん近くで下車し、夕食をいただくことにしました。細かい配慮の行き届いた丁寧な案内のおかげで、本当に楽しい時間となりました!

お店の入口がお洒落な「割烹たけし」さんは、犀川沿いに位置するユニークなお料理屋さんです。

何がユニークかって、まずこの店員さんの制服のカラフルさ!

写真の大将「桂木さん」は普通の割烹ではなく少し変わったお店作りをしたいという思いから、お料理は直球の和食を提供する一方で、一風変わった制服でインパクトを!そういったお店のコンセプトがあるそうです。こちらの桂木さんもお話が面白い方で、その真っ直ぐな人柄が伝わる素敵な大将でした。

いくら、くらげ、オニオンスライスの付出し、「氷頭サーモンマリネ」に続き、注文した「お造り盛り合わせが出てきました。本日のお造りはぶり、たこ、梅貝、八目、甘えびで、季節によって変わるそうです。

突出しとお造りを食べた瞬間、衝撃を受けました。金沢という海鮮が美味しい場所ということもあるのでしょうが、お造りの上品な味付けといい、美味しいお店のお料理はこんなに美味しいものなんですね!

続いて大将オススメの一品。源助大根、小坂蓮根、もみじふ、金沢春菊、たら子、さんまが入った「煮物盛り合わせ」。そして目の前で焼くお肉の香りがたまらない「能登牛石焼」!本当にすべてのお料理が美味しく、旅を幸せな気持ちで締めくくることができました。店員の方々の素晴らしい接客もまた印象的で、私からもオススメできるお店です!

 

1時間の夜景ツアーを終えて

ということで、今回は「金沢のオススメ夜景スポットを巡る Short time Night drive 1時間コース」の体験レポートをお届けしました。

これだけの数の夜景スポットを見て周れる上に、ドライバーさんによるスポットごとの説明まで聞けて1人1,500円! 最高のコストパフォーマンスです。

ドライバーの井上さんはとてもお話が上手で、各観光スポット場について細かく解説してくれたので、話し下手の私も困ることなく、純粋に金沢観光を楽しめました。

お手軽な料金で効率的に観光ができるのが、このツアーを利用する最大のメリットです。

金沢の夜景スポットへ行きたい人、写真を撮りたい人、限られた時間の中でなるべく多くのスポットを観光したい人などには特にオススメです!これから金沢を訪れたい、または訪れる予定がある方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
金沢ツーリストタクシーの予約はこちらから。

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この記事のライター

HAMROC
ウィラコレスタッフです。主に旅行・お出かけ記事を執筆します。


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