高速バスの昼行便で8時間の妄想デート!+500円で彼女を隣に座らせる方法
※本記事は、2020年11月02日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
高速バス(長距離バス)というものがある。東京~大阪間や、東京~新潟間などなど、各地へいろいろなバスが走っている。
ただ「高速バス」と言われると、多くは夜行バスを思い浮かべるのではないだろうか。
実は昼間も高速バスは走っている。そんなバスに彼女と一緒に乗れば、もはやそれはラブラブなドライブデート的なことなのではないだろうか。
ということで、東京から大阪まで昼間の高速バスに乗ってみたいと思う。
朝出発、昼到着
たとえば、東京から大阪に行く場合、新幹線や飛行機などが移動手段に挙がるだろう。ただこれらはちょっと高い。安く行くにはと考えると「高速バス」という選択肢になる。もちろん時間は比べればかかるけれど、その移動が楽しければ問題ない。
東京の大崎駅に来ました!
安いといえば「夜行バス」である。ただこれは個人的に苦手だ。外の景色はずっと暗くてよくわからないし、サービスエリアでの休憩もお店が閉まっていて楽しみが少ないからだ。移動と考えれば安くて便利だけどね。
そこで朝7時半に出発するバスです!
私は移動にもエンターテーメントを求めているのだ。それができてしまうのがWILLERの高速バス昼行便。朝7時30分に東京大崎を出発して、15時40分に大阪梅田に到着する。約8時間の旅だ。
この日は天気もよく、最高のバス移動というか、ドライブ日和と言える。
この記事を書いている地主と今回乗るバスです!!!
彼女とバスで
もっとも一人でバス移動をしていても、寂しく感じる。自分自身はいいけれど、一人で大阪へ行くより、世の中的には彼女と大阪へ行く方が人生レベルが高い。
カップルで昼行便のバスでイチャイチャしながら大阪へ行くのだ。最高ではないか。
色違いの靴を履いて、一緒にバスに乗り込んだ。最高のカップルだ。これをInstagramにアップされたら、見ている方はもう羨ましくてたまらないだろう。羨ましく思ってもらって構わない。私とユキ(彼女です)は、最高にラブラブなカップルなのだ。
このように撮影しています
ユキはスカートと靴しかない。それを自分の隣の椅子にセットして撮影した。現実はこうなのだ。しかし、Instagramでは幸せな写真になっている。
それでいいではないか。なんの問題があるというのか。実はInstagramにアップされる幸せな写真は全部こう撮られているかもしれないのだ。
ユキが寝た。朝が早かったからかもしれない。このバスは席がゆったりなので、気持ちよく寝ることができる。ただ眠くない私は暇で、つい寝ているユキをなでなでしてしまった。でも、ユキは起きるそぶりを見せない。
絶対に起きるはずないんだけどね
カツラを三脚にセットして、三脚を隠すようにブランケットを巻く。そして、写真を撮れば、幸せな写真。皆さんわかりましたね、はい、そうです、幸せは作れるんです。ちなみにさっきから隣の席を自由にユキの席にしているのは、バスがガラガラだったからではない。
これを利用しました!
ダブルシートというプランがあり、隣の席を500円で確保できるのだ。隣の人がいると嫌な場合やSA休憩時に気を使わずに外に出られるというメリットがある。そんな時はこれ。しかも500円(距離が500㎞未満の場合は+500円、500㎞以上の場合は+1,000円)。
本当の彼女と大阪に行けば、2人分のお金がかかるけれど、私の方式だと500円でいいのだ。安い彼女だ。
安い彼女!
昼間の良さ
昼行便の良さは景色を楽しめることにもある。明るいのでバンバン景色を楽しめるのだ。
私のようにカップルで乗れば、もはやバス移動ではなく、運転手付きのドライブデートと言ってもいいだろう。富士山も見たし、レゴランドも見た。
富士山!
レゴランド!!! の隣のポートメッセなごや!
東京から大阪へは新幹線か夜行バスでしか行ったことがなかったので、景色に興奮した。ユキも座席のゆったりさと、ベビーカーの日よけみたいもののおかげで、よく寝ていたけれど、いい景色を見つけ起こしてあげると喜んでいた。
カツラって、
便利だね!
今回乗ったバスは、1時間半くらいおきに海老名、清水、岡崎、草津の各サービスエリア及びパーキングエリアで20分ほど休憩をする。お店が全て空いている。まさにドライブデート。休憩毎にグルメを楽しんだ。休憩時間20分は十分な時間だ。
海老名サービスエリアのメロンパン
清水パーキングエリアのメロンパン!
草津パーキングエリアのメロンパン!
なぜかそれぞれ美味しいメロンパンがあったので、全てメロンパンを食べた。岡崎サービスエリアは? と思うかもしれない。そう思うに決まっている。4回休憩があるのだから、と思うだろう。ユキではなく、私が寝てしまっていたのだ。
自分でやっているけど
自分の左手にファンデーションとマニキュアを塗り、手首にシュシュをつけることで、今までは自分の左手だったものが、女性の左手になる。覚えていて欲しいのだ。自分の左手は彼女の左手でもあることを。もう独り身ではないのだ。
左手を女性にする!
片手を女性にするだけで、バスの中で楽しくトランプをするカップルの写真だって撮れる。一般にバスで大阪と言われると「大変だね」と思うかもしれない。でも、これだと全然そんなことはない。めちゃくちゃ楽しいデートなのだ。
一人なんだけどね!
さて、岡崎サービスエリアを飛ばした理由だけど、このような写真に満足したのと、バスが快適で、本当に自分が寝てしまったからだ。岡崎にもあったのかな、メロンパン。
ちなみにサービスエリアでも、2つ買うことで本当に2人いるように見えるし、左手が女性というのも利用すればなおいい。
一人なんだけどね!
2つとも自分で食べるんだけどね!
快適なデートの終わり
食べ物は美味しく、景色は美しく、車内は快適で、ユキとはラブラブで、最高の大阪旅行と言える。こんなに移動が楽しいのは最高だ。二人で椅子に座り、イチャイチャしながら眠るのは幸せな瞬間だ。
スマホをバンバンに使いながら写真を撮っているけれど、もちろん充電もできる。ユキも遠慮なくスマホを使い、時に私を撮影し、地図を見ては「今この辺だね」と言いながら、スマホを充電したりしている。
ただ問題があるとすれば、ユキがいないこと。いるけれどいないのだ。それは時に哲学的な話になるかもしれない。
だって、私にはユキの笑顔が見えているし、写真にもユキは写っている。でも、いないのだ。実に世の中は複雑だ。
いるけど、
いないの!
そんな写真を撮っていたらもう大阪だった。嘘ではなく、本当に「もう?」という感じ。バスが快適だった、というのもあるけれど、私とユキがラブラブだったというのもあるのではないだろうか。
移動疲れがなくて、WILLERバスターミナル大阪梅田でバスを降りてすぐに私は飛び跳ねていた。昼行便いいね!
大阪到着!!! めちゃくちゃ元気!!!
昼行便で愛の旅
東京から大阪までWILLERの高速バス昼行便(リラックスタイプ)を利用して移動してみた。快適で本当に疲れがなく、あっという間だった。
いや、長いよ、と思う人もいるかもしれない。そういう人はこの記事のようにしてみてください。今度はこんな写真を撮ろう、とかやっているとあっという間です。ダブルシートを予約すると隣に他のお客さんがいないので、周りに迷惑をかけずに撮影できてしまいます。
急に現実を感じる瞬間もあるけどね
※今回は演出上、男性ライターが最後部座席に着席しております。
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