【WILLERで巡る北海道】北海道ネイチャーパスで楽しむ2泊3日の旅!
※本記事は、2022年06月07日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
「冬の北海道を楽しみたい!」
そんな人にオススメなのがレンタカー無しで北海道を縦断し、盛り沢山な観光やアクティビティができる、鉄道とバスがセットになったお得な「北海道ネイチャーパス」です。
完全解説!ひがし北海道を120%楽しむスケジュール
今回は吉田祥子さんと渡邊麻依子さんのお2人が、この「北海道ネイチャーパス」(JR釧路〜網走間が3日間乗り放題)を使った2泊3日の旅を体験。その様子をたっぷりの写真と共にご紹介します!
北海道グルメから絶景まで!盛りだくさんの1日目
1日目朝:「釧路和商市場」で海鮮たっぷりの朝ごはん
1日目、旅のスタートはJR釧路駅から徒歩5分の「釧路和商市場」。
この「和商市場」で大人気の勝手丼は、新鮮な魚介類の中から好きなネタをお米の入った丼に盛り付けていき、自分好みの丼を食べられるという名物です。
丼のサイズは大・中・小 (100〜400円) の中から選ぶことができるので、少食な人も安心。
好きなものを好きなだけ、という自分だけの夢の丼を作ることができるとあって二人もご満悦。そしてさすがは北の大地・釧路の市場、新鮮な海鮮ネタに舌鼓を打ちました!
1日目昼:おしゃれなカフェでいただく摩周の豚丼は絶品!
JR釧路駅からネイチャーパスを使い「SL冬の湿原号」に乗って標茶駅に向かい、そこからは普通列車で摩周駅へ。ランチはJR摩周駅の目の前にある食堂と喫茶のお店「poppotei」さんでいただくことにしました。店内はとてもオシャレで落ち着いて食事をすることができます。
お店の人気メニューとなっている摩周の豚丼を注文しました。ボリューム感と豚肉の美味しそうな照りに食欲をそそられます!
お店の雰囲気がおしゃれな上に食事まで美味しくなんて、言うこと無し! 2人そろってあっという間に完食です。
デザートのメニューも人気とのことで、食後にコーヒーとチーズケーキを注文しました。優しい味わいでさっぱりいただくことができ、こちらもおすすめです!
1日目午後:ガラスのような氷で埋め尽くされた幻想的な屈斜路湖の風景!
お店を出ると目の前が摩周駅。ここから「えこパス」を使って屈斜路バスに乗車し、宿泊するホテルがある川湯温泉エリアを目指します! くれぐれも駅の窓口で「北海道ネイチャーパス」電子クーポンの提示をお忘れなく!
川湯温泉に向けて走る道中、休憩で下車した「砂湯」で屈斜路湖の幻想的な光景を目の当たりにしました。よく見ると湖の水面が凍っているんです!
ガラスのような流氷のような……。後で地元の方に聞いたところ、この光景はとても珍しいそうです。こういった思いがけない景色に出会えるのも冬の北海道旅の醍醐味ですね!
10分程の停車時間の間に、二人は氷を手に取ったり写真を撮ったりして過ごしました。
1日目夕方:レトロな演出が面白い温泉宿で体ポカポカ温まる夕食
乗車時間1時間ほどで川湯温泉エリアに到着。本日宿泊する「川湯観光ホテル」さんにチェックインしました。
こちらのホテル内には駄菓子屋さんがあり、昭和レトロな雰囲気をあちこちに感じられ面白かったです!
お楽しみの夕食はビュッフェ形式。お蕎麦や海鮮にお肉など美味しい食事に冷えた体が温まります!
1日目夜:ともしびストになってダイヤモンドダストを見よう!
夕食の後は川湯観光ホテルから歩いてすぐの所で開催されている「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」へ遊びに行ってみました。
このイベントでは150個のキャンドルが灯される「灯の森」と、条件さえ合えばキラキラと夜空に輝くダイヤモンドダストを楽しむことができます。
私たちはラッキーなことに、1日3組限定でロウソクに火を灯す体験ができる「ともしびスト」として参加させていただけました。先着順なのでぜひ経験してみてください!
どうやらこの日は気温が高過ぎたらしく、残念ながらダイヤモンドダストは現れませんでしたが、もう少し気温が低ければダイヤモンドダストを見ることができるそうです!
1日目夜:無数の星屑を目撃する感動の摩周湖星空ツアー!
一度ホテルへ戻った後、「摩周湖星空ツアー」にも参加してみました。このツアーは「北海道ネイチャーパス」適用外なので別途予約(3,500円)が必要になりますが、なかなか見ることができない絶景に出会えるので、ぜひ参加してみることをおすすめします!
実際に星空を観測する場所は、摩周湖第一展望台です。川湯温泉エリアの各ホテルからバスでの送迎が付いているので安心してツアーに参加することができますよ。この日は目の覚めるような美しい星空を見ることができました。ここまでで盛り沢山だった1日目が終了、2日目へと続きます!
ここでしかできない文化体験も!“レトロ”&“映え”な2日目
2日目朝:移動の間も下車観光を堪能する知床探検バス
2日目はJR普通列車で川湯温泉駅から知床斜里駅へ移動。斜里バスターミナルから「知床探検バス」に乗車してウトロバスターミナル・知床自然センターへと向かいます。斜里バスターミナルで「北海道ネイチャーパス」のスマホ画面を提示し、チケットの引き換えをしたらいざ出発です!
「知床探検バス」ではガイドさんが走行中に観光案内をしてくれるのもポイント。観光スポットや知床の自然に関するお話が聞けて、旅の道中を楽しめました!
「知床探検バス」はAコースとBコースに分かれており、Aコースが斜里バスターミナルから途中「天に続く道」や「オシンコシンの滝」で10分程度の下車観光を挟み、ウトロ温泉バスターミナルまで。Bコースはウトロ温泉バスターミナルから同じく途中で「ゴジラ岩・オロンコ岩」「プユニ岬展望台」での下車観光を経て、終着地「知床自然センター」までの道のりとなります。
オシンコシンの滝で休憩を兼ねての下車観光です。移動の合間にもこうしてプチ観光ができるのは嬉しいですね。
2日目朝:チャレンジ!アイヌ衣装の試着体験
Bコース後半の下車観光で「酋長の家」という民芸屋さんに立ち寄り、なんとアイヌ衣装を試着させてもらえるということで体験させていただくことに。優しいお店のお母さんが試着を手伝ってくださいました!
着方を教えてもらいながら自分たちでもチャレンジしてみます。せっかくなのでここでも写真を撮って行きたいですね、ワクワク!
無事にアイヌ衣装を着ることができました! 店内では手作業による民芸品やお土産が沢山あるので、そちらもぜひチェックしてみてください。
バスに戻る前にお店のお母さんが温かい手作りのかぼちゃスープを振舞ってくださいました! かぼちゃの具がゴロゴロで自然の甘みが美味しく、ほっこり優しい味がするスープ、ご馳走様でした!
2日目昼:スノーシュー体験をした後は鹿肉メニューで腹ごしらえ!
朝8時前に出発してから3時間、知床自然センターに到着! こちらでは自然の中の散策が楽しめるスノーシュー体験をしました。こちらも「北海道ネイチャーパス」内で体験することができます。
散策コースは大きく3つありますが、私たちは知床自然センターからフレペの滝を周遊して戻ってくる往復で1時間程のコースを選びました。大自然の中を散策するスノーシューは爽快で、まさに冬ならではのアクティビティを経験することができました。
お昼時になったので知床自然センターに戻り、館内のカフェスペースでランチをいただきます。実際にいただいたのはガパオライスやナシゴレンでしたが、どのメニューにも知床の鹿肉が使われていて、こちらも貴重な経験となりました! 鹿肉は思ったよりあっさりしていて食べやすかったです。食事を終えた後は、ネイチャーパス内で楽しめる「流氷ウォーク」ツアーに参加し、ホテルへ移動となります。流氷ウォーク体験は別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください!
2日目夕方:落ち着く雰囲気が素敵な流氷が見えるホテルにチェックイン!
二日目に宿泊する宿はこちらの「北こぶし知床ホテル」さん。「流氷ウォーク」の場所から歩いてすぐの立地で、大浴場からは流氷があるオホーツク海を一望することができる、ロケーションが最高のホテルです!
ロビーへと繋がるラウンジスペースは落ち着いた雰囲気で、チャックイン・アウト時やお風呂の後など、ホテル滞在中にゆっくりとくつろいで利用することができます。
お待ちかねの夕食ビュッフェは、メニューの豊富さに一同びっくり! 新鮮な魚介類だけでなく、和・洋・アジアンまでよりどりみどりで、それぞれ思い思いに好きなメニューをお腹一杯にいただきました。
2日目夜:氷の洞窟探検が楽しい知床流氷フェスへ行こう!
夕食の後にはライトアップされた氷のドームなどのイベントを楽しめる「知床流氷フェス」へ。こちらも「北海道ネイチャーパス」にて参加可能で、ホテルからフェスの会場までは送迎バスが10分間隔で出ているので、安心です。
二人が特に気に入ったのが、氷でできたバーがある「氷のドーム BAR THE ICE」。氷だけの世界は神秘的でSNS映えもバッチリ、フェスに行った際には氷の洞窟をぜひ探検してみてください!
アクティビティなど自然体験が多かった2日目の予定もすべて終了し、ホテルに戻って併設のカフェ&バル334でお酒と共に今日の出来事を振り返ります。ちなみにこちらは、ウトロでなかなか見つけるのが難しいランチ場所としてもおすすめです。
程良い照明と、お店のおしゃれな雰囲気に2人の語らいも弾みます。こうして2日目の夜はゆっくりとふけていきました。
最後までひがし北海道を楽しみつくす!3日目
3日目朝:JR流水物語号に乗って流氷のオホーツク海を臨む
最終日となる3日目は、斜里駅から「JR流水物語号」に乗車し一路、網走駅へと向かいます。車窓からは美しい冬のオホーツク海を眺めることができ、車内アナウンスでもその都度、周りの風景に関する説明をしてくれます。
ちなみに車内にある「JR流水物語号」のグッズ売り場では、「北海道ネイチャーパス」に付いている釧網本線フリーパスを提示すると、釧網本線の記念ステッカーが無料でもらえます。
3日目昼:乗り降り自由な網走施設巡りバスで網走市内を観光
「JR流水物語号」に乗車して1時間、網走駅に到着。駅前にあるバス停から「網走施設巡りバス」に乗って、「砕氷船 おーろら号」の発着地である「道の駅 流氷街道網走」へ向かいます。
網走駅の窓口で「網走施設巡りバス」1dayパスのチケットを忘れずに受け取りましょう。
13時ごろ「道の駅 流氷街道網走」についたら軽くランチをして「砕氷船 おーろら号」の乗船体験へ。「砕氷船 おーろら号」の体験記も別記事で紹介してますので、ぜひご覧ください!
ここまでで2泊3日の全日程が終了! グルメに観光に自然散策にアクティビティと、これでもかという程、濃い内容で充実の北海道旅となりました!
番外編:個人的・超おすすめスポットin北海道
まずは博物館として重要文化財となっている「網走監獄」。JR網走駅からなど、期間内であれば3日目に使った「網走施設巡りバス」1dayパスを提示し、無料でアクセスすることができます。期間が過ぎてしまった場合は路線バスの通常切符を購入するか、別途800円で1dayパスを購入する必要があります。
施設内では監獄の細かい展示の他、オリジナルグッズや刑務所作業製品を販売している場所もあり、購入して持ち帰ることが可能です。網走観光の記念に見に行ってみてはいかがでしょうか。
「網走監獄」に行ったら立ち寄りたいのがこちらの「オホーツク流氷館」。同じく「網走施設巡りバス」の1dayパスを使ってアクセスすることができ、「網走監獄」からは程近い場所に立地しています。本物の流氷を展示しているコーナーがあり、マイナス15℃を体感することができます!
「オホーツク流氷館」で大人気を博しているのが、この流氷ソフトクリーム。キャラメルベースのソフトクリームの上に、オホーツク海の塩を海藻由来の天然色素で青くしたブルー色の塩がトッピングされています。甘くてほんのりほろ苦い?なんとも不思議でクセになる味です!
さいごに
2泊3日の北海道縦断旅の様子をご紹介しました!最後に、より臨場感が伝わるムービーをどうぞ!
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