高速バス・夜行バスに楽器は持ち込み可能!バンドマンがWILLERのバスで上京してみた
※本記事は、2020年11月26日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。
2019年4月15日月曜日、
我々バンドマンにとって見逃すことのできないニュースが飛び込んで来ました。
\速 報/
本日4/15(月)より、WILLERのバス🚍に「楽器」の手荷物持ち込みができるようになりました🎸
バンドマンの皆さん!!オーケストラの皆さん!!梱包には十分ご注意の上、楽しい遠征ライフを😉✨▼詳しくはこちらhttps://t.co/GX4kdz6qIW
— WILLER TRAVEL (@WILLER_TRAVEL) April 15, 2019
「WILLER、楽器の持ち込みが可能に」
・・・・・・・
!!!!!
私は歓喜した。
機材車を持ち合わせていない我々が遠征をするには、高速バス・夜行バスの利用は必須と言えるだろう。しかし、楽器の持ち込みを許可していないバス会社も多く、それを知らずに高速バス・夜行バス車内への楽器の持ち込みを断られたバンドマンは数知れず・・・
申し遅れました。私、神戸・大阪を中心に活動中のインディーバンド「ベルマインツ」の盆丸と申します。ツインボーカルとベースの3人組で、ドラムサポートを加えてライブ活動を行なっています。
今回は東京・下北沢BASEMENTBARにてライブを行うため、夜行バスを利用することにしました。今回のライブは12:30開場の昼公演。前乗りで東京へ向かいます。
まだ私は遠征の経験が少ないため、これまでに楽器の持ち込みを断られた経験はありませんでしたが、預かってもらえるのか毎回不安に感じていました。そんな中で、公に楽器の持ち込みを容認している高速バス・夜行バス会社の存在たるや、安心以外の何物でもございません。
余計な不安を感じずに旅の始まりを迎えられることはとても気持ちが良いものです。
恐縮ながら、バンドマンを代表して言わせていただきます。
WILLERさん、ありがとう
※楽器持ち込み可能な車両はWILLER EXPRESSのみとなります。
夜行バスに楽器を持ち込みして、WILLERバスターミナル大阪梅田から東京へ出発
出発は23:30。
あまり早くに東京へ着いたところで、どうしても時間を持て余してしまうので、いつもなるべく遅めの夜行バスで東京へ向かいます。
この日はWILLERバスターミナル大阪梅田の中にあるコインロッカーに荷物を預けてから、仲良いバンドのCD発売を記念するライブイベントが心斎橋で行われていたので、そちらへ遊びに行きました。JR大阪駅のコインロッカーは埋まっていることが多いですが、WILLERバスターミナル大阪梅田のコインロッカーは空いていることが多く助かります。
イベントがあったため、遅めの時間に出発する夜行バスへ乗り込むことにしました。今回我々が東京でライブをするのも、彼らと同様CDリリースを記念するツアーの一環。仲間の熱いライブを見て、より一段と気合いが入ります。
夜行バスを使えば、乗車する前の時間も有効活用できるのでいいですね!
23:30 夜行 バスへ乗り込む
乗車の時間がやって参りました。
当然のように、ギターの入ったハードケースとキャリーケースを預けます。
当然のように、受け取ってくれる運転手さん。
なるほど素晴らしい世界です。
清々しい気持ちで、出発。
いざ参らん。
楽器は預け荷物のほか、手荷物としても車内に持ち込むことができるそうです。どちらの場合も、かならずケースに入れるようにしましょう!ハードケースだとより安心です。
1:30 サービスエリアで休憩
サービスエリアにて、口寂しさからお茶と干し梅を購入。
その後、すぐに眠りにつきました。
8:00 バスタ新宿に到着
8:00頃、新宿に到着しました。
快適な座席環境と運転手さんの運転技術、そして自前のネックピロー(首枕)のおかげで、あまり目を覚ますこともなく目的地・東京へ着きました。
キャリーケースと楽器を受け取り、いざ出発!最後まで乗務員さんが丁寧に荷物を扱ってくださいました。
ここで寝られるかどうかが、一日を楽しむための鍵になってくるので、バスのシート選びは慎重に行うべきだと思います!ちなみに今回利用したのはリラックスというシート。クッション性がほどよく、全席にコンセントがついているのもポイントが高いです。4列とは思えないほどよく寝られます。
カノピーがついているのでプライバシーが守られるところもポイントです。
8:30メンバーと合流 銭湯へ
バスタ新宿からほど近いJR新宿駅から山手線に乗って約30分、別便で向かっていたメンバーとJR上野駅で合流し、銭湯へ向かいました。
番台さんが少し高い位置にいる昔ながらの銭湯は初めてだったかも。大荷物もこころよく受け入れてくださりホッとします。
内装がとても綺麗で、天井も高い!
さっぱりした気分で朝食をとり、本日のメインイベントへ向かいます。
燕湯
住所:〒110-0005 台東区上野3−14−5
TEL:03-3831-7305
11:00 CD取り扱い店舗 挨拶回りへ
我々「ベルマインツ」は10月23日に新しいCD「透明の花ep」をリリースしました。
今回の作品からTOWER RECORDSの一部店舗で販売していただいているため、その取り扱い店舗へ挨拶をしに伺います。
今回 訪れたのは新宿店と渋谷店です。
慣れない街をさまよい歩き、辿り着いた先のこの展開・・・!!
愛のあるコメントに感激! (タワーレコード新宿店)
仲良いバンドや、憧れのバンドと並んでいる光景は胸に来るものがあります。
推薦文もたくさん!遠く離れた地でこうやって展開していただけることに感激しました。
△店員さんに撮っていただきました
タワーレコード渋谷店
住所:〒150-0041東京都渋谷区神南1-22-14
TEL:03-3496-3661
ドキドキしながら話しかける私たちに、丁寧に対応してくださる店員さんたちにも感動。まだまだ不慣れなサインやコメントカードを書かせていただきました。
今回のCDは配信でもリリースしており、各サブスクリプションサービスでも聴くことはできるのですが、やはり現物として手に取る自分たちのCDは特別で、沢山話し合ってデザインを完成させたジャケットも我々の大切な作品。たくさんの人に届くことを願うばかりです!
20:00 友人宅に宿泊
本日の宿、友人の家へ向かいます。
明日のイベントにも出演してくれる「いつかのネモフィラ」の前海くん宅です。話は尽きませんが、夜が更ける前に、明日に備えて寝ることにしました。
8:00 起床
よく眠れました。
リリースツアー初日。ついにこの日がやって来ました。
今回の公演は昼公演のため、10時頃からリハーサルが始まります。
準備と軽めの朝食を済ませ、ライブ会場となる、下北沢BASEMENTBARへ。
ライブハウスのみなさんとの挨拶も終わり、じっくりリハーサルに臨みます。
ぞろぞろとやってくる出演者、少しずつ我々の緊張も高まり、ついに開場の12時。
初めて見る顔や、懐かしい友人などたくさんの人が駆けつけてくれました。
まだまだ無名な私たちですが、こうやってわざわざ足を運んでくれる人がいることが何よりのモチベーションに繋がります。
共演者のライブも終わり、我々の出番がやって来ました。
△ベルマインツ 撮影:稲垣ルリコ
△Gt.Vo. 盆丸一生 撮影:稲垣ルリコ
△Ba.Cho. 前田祥吾 撮影:稲垣ルリコ
△Gt.Vo. 小柳大介 撮影:稲垣ルリコ
本当に楽しかった!
22:00 打ち上げ
ライブも盛況のうちに終わり、興奮冷めやらぬまま打ち上げへ。
楽しい時間はまだまだ続きます。
打ち上げ終了後に、ハッと気付いて撮った写真しかありませんがどうぞお納めください…
23:45 バスタ新宿から大阪・梅田へ出発
打ち上げも終わり、バスタ新宿へ。
ネックピローを忘れず取り出して、夜行バスへ乗り込みます。
もちろん、今回も楽器・キャリーケースを預かっていただきましたよ!往路は、預けた楽器がどうなるのだろうと若干不安だったのですが、乗務員さんが丁寧に荷物を扱ってくださるため、復路はなんの心配も無く預けることができました。
9:00 到着
何事もなく朝を迎え、大阪へ着きました。
楽しみにしていたリリースツアー東京編も、これにて・・・おしまい!
さいごに
あっという間に終わってしまいましたが、しっかりバスで眠れたおかげで東京での2日間を満喫することができました。
大切な機材ですから、楽器持ち込みお断りのバス会社さんがいることも納得ではあるのですが、それでも他の交通手段よりもお手頃な高速バス・夜行バスを利用したいのが本音です。そんな中で、我々バンドマンに寄り添ってくれるWILLERの存在は大変貴重なのです。
最後まで読んでくださったみなさん、これも何かの縁ですので、ぜひベルマインツも聴いてみてくださいね。
「透明の花」
どうもありがとうございました!残りのリリースツアーも気合い入れて参りますよ~!
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