高速バス・夜行バスでコンサート会場に行くならこれに乗れ！【S先生直伝】

最終更新日: 2020年04月22日 2018年08月20日

※本記事は、2020年04月22日に更新しました。最新の情報とは異なる可能性があります。

こんにちは、S先生です。今回もまたWILLER EXPRESSのダイヤの話なのですが、普段とテイストを変えて「遠征民」の方向けに書いてみます。

WILLER EXPRESSをよくご利用いただく方ならご存知かと思いますが、WILLER EXPRESSは同じ路線でも便によって経由地がまるで異なります。例えば関東⇔関西だけでも片22便あり、それらはすべて経由地が異なります(この複雑怪奇さがオタクにとっては大変興味深い部分です)。その数ある便の中には独特な経由地を持つものもあり、それらはイベントやコンサートで使われる会場に近いこともあるので、「遠征民」の皆さんにとっては実は便利だったりします。今回はそんな特殊な便たちを紹介していきます。

東京⇒京セラドーム大阪

おすすめの便：W143便(リラックス)・W124便(リラックスとスリーパー/エグゼクティブの交互運行)

これらの便は「なんばOCAT」着の便です。難波から「ドーム前」駅(京セラドーム大阪最寄り)までは阪神なんば線でわずか2駅の距離、バスも走っていますし、本気を出せば歩けないこともないです(20～30分かかりますが)。とことんお金を節約したい方は歩きましょう。
ちなみに「なんばOCAT」着の便は、他にK132便・W134便がありますが、それぞれシートタイプはコクーン(2018年10月末まで)とリボーンなので、少々割高です。

東京⇒大阪城ホール

おすすめの便：S6123便(リラックス・コモド)

大阪城ホールに行くならWBT大阪梅田で降りてJR環状線に乗るのが普通だと思いますが、やはり環状線は混みます。そんな時にS6123便。この便は東京からやってくると、梅田に行かずになんと「枚方市駅」で運行が終了します。しかし、枚方市駅から大阪城ホール至近の京橋駅までは京阪電車の特急で15分ほど。かなり玄人向けの方法ですが、京橋でご飯を食べるときには意外に便利かと思います。

東京⇒朱鷺メッセ(新潟)

おすすめの便：H5108便(リラックス)

東京から新潟へ行く朝一の便ということもありますが、この便の最大の魅力は朱鷺メッセのすぐ近く(「新潟港万代島フェリーターミナル」)まで行くことです。到着時刻も13：50なので、夕方スタートの公演にも間に合います。
しかし、この情報を仕入れているお客様は多いらしく、朱鷺メッセ開催のコンサートの当落発表後すぐに売り切れになることも少なくないので、お買い求めの際はご注意ください。

名古屋⇒横浜アリーナ

おすすめの便：L422便(リラックス)　※2018年10月1日以降はL541便

この便は横浜アリーナの最寄り駅「新横浜」を経由します。但し到着が朝4：50と早いので注意です。また、帰りはL322便(2018年10月1日以降はL362便)に乗れば、新横浜を24：00に出発するので、近場の漫画喫茶でシャワーを浴びたり、身支度を整えたり、出発までゆっくり過ごすことができます。

大阪・京都⇒幕張メッセ
おすすめの便：W220便(リラックス・コモド)

海浜幕張にある「ホテルニューオータニ幕張」に到着する便です。幕張メッセの向かいにあるホテルなので、バスを降りて歩道橋を渡るだけで幕張メッセに到着です。海浜幕張駅までも歩いても5～10分ほどなので、駅前の喫茶店などで時間を潰すことも可能です。

【おまけ】東京近郊の会場別　バス停の使い分けオススメ一覧

＊味の素スタジアム：バスタ新宿
…最寄りの飛田給駅までは京王線で直通です。
＊さいたまスーパーアリーナ：池袋駅西口
…残念ながらWILLER EXPRESSは埼玉県内にバス停を持っていません。池袋駅から湘南新宿ラインでさいたま新都心駅で降りるか、埼京線で北与野駅で降りるかすると便利です。
＊メットライフドーム：池袋サンシャインバスターミナル
…池袋駅から西武池袋線・西武狭山線で西武球場前まで行けます。イベント開催時には池袋駅からの直通列車が運行されることもあります。西武線のホームは池袋駅の東側にあるので、「池袋サンシャインバスターミナル」から行くのが便利です。(物理的には「池袋駅西口」のほうが近いですが、池袋駅構内を通過するので迷子になるリスクが高いです。)
＊東京ドーム：東京タワー
…正直、バスタ新宿からも池袋駅からも東京駅からも簡単に行けますが、「東京タワー」で下車後に少し歩いて御成門駅に行けば、都営三田線で水道橋駅まで10分なので、地味に近いという意味でご紹介しました。おそらく混雑もほどほどかと思われます。

いかがでしたでしょうか。遠征民の皆さんにオタクの知識が少しでも今後役立てば幸いです。これからもより良い遠征ライフをお送りください。