映画で泣いて、お笑いでクスッ! 道中も飽きさせない昼の高速バス体験記【東京⇔仙台】

映画で泣いて、お笑いでクスッ! 道中も飽きさせない昼の高速バス体験記【東京⇔仙台】

※2022年9月30日(金)をもちまして、WILLER EXPRESSのバス車内で利用できる車内VODサービス「WILLER THEATER」、ならびにFree Wi-Fiサービス「WILLER_Free_Wi-Fi」の提供を終了致します。
なお、成田シャトル池袋線においては、Free Wi-Fiサービス「WILLER_Free_Wi-Fi」のみ引き続きご利用いただけます。

 

「高速バスが映画館になる」そんな体験ができるのがVODアプリが搭載されたWILLER EXPRESS。車内では無料のWi-Fiサービスが搭載されているだけでなく、WILLER THEATER(※)というアプリを使えば自分のスマートフォンやタブレットで人気映画やお笑い番組、オーディオブックが見放題・聞き放題で楽しめます。今回はそんなVODアプリが搭載されたWILLER EXPRESSの高速バスに、東京から仙台まで乗車してみました!

新宿駅直結のバスタ新宿から仙台へ出発


新宿発仙台行き高速バスは新宿駅直結のバスタ新宿から出発。バスタ新宿からは東北方面だけでなく、北陸や西日本、成田・羽田行きなど全国各地に向けて高速バスが毎日運行しています。
今回乗車したのが新宿発、福島駅経由で仙台駅に向かう昼便の高速バス。出発時間の10〜20分前には既にバスが待機しており、自分の名前を告げると座席の番号を教えてもらえます。


大きいスーツケースも車体の収納スペースに預けられるのが高速バスの魅力。自分の座席まで持ち運ばなくても良いのは、思った以上に気持ちを軽くしてくれます。

見た目以上に広さを実感する車内

座席は1列に通路を挟んで2席ずつの配列。予約する際に後部座席寄りや隣が空席確定などのオプションも選べます。棚の上にはコートや荷物を置ける収納スペースがあり、ブランケットも置いてあるので寒くなっても安心ですね。


好きな高さで調節できるヘッドレストに、既に少し後ろに倒されている背もたれは長時間の移動も寛げる仕様。窓側の方がカーテンを好きなように調整できたり景色を眺めたりできますが、外気や日光の影響も受けやすいので、防寒対策やサングラスなど日焼け対策をしておくと心強いでしょう。


身長170cmの私ですが、座ってみると自分の膝と前の座席は触れることなく、窮屈どころかスペースのゆとりを感じられます。

ドリンクホルダーや座席の仕切りなど、細部まで使い勝手を考慮したデザイン


飛行機や映画館だと隣席との肘掛でちょっとした陣取り合戦が生じてしまうこともありますが、こちらでは仕切り板が入っていますので、隣席との境界線が平等かつ明瞭です。ドリンクホルダーも二つあり、窓側の人と通路側の人のものがわかりやすくなっているのも嬉しいですね。


窓際の足元にはコンセントも完備。移動中もバッテリーの残量を気にせず、スマートフォンなどを操作できるので、車内で調べ物をする際も安心です。

移動時間も自分のスマホで動画を見放題!


いよいよ仙台に向けて出発! 西新宿の高層ビル群に見送られ、高速バスの旅が始まります。


一般的に高速道路を走り続ける際、電波の状況は良くなったり悪くなったりと不安定。Wi-fiサービス搭載のバスなら、通信速度も安定していて、快適な状態でインターネットを使えます。面倒なメールアドレス登録も不要で、タップ数回でサービスを開始できるのも嬉しいポイントです。

さらにWILLER THEATERというアプリをダウンロードすると、映画やお笑い、オーディオブックを無料で利用できます。映画は15本以上と種類も豊富。洋画に邦画、アクションやコメディーなど幅広いラインアップも魅力的です。映画館で見逃した作品や気になるジャンルを開拓する絶好のチャンスなので、イヤフォンをお忘れなく。

WILLER THEATERはタブレットも対応しているので、映画好きならタブレットを持参して大きい画面でとことん満喫するのも手。オーディオブックには『ごんぎつね』や宮沢賢治作品集など、小学生の時に読んだ懐かしい作品がラインアップされています。聞き取りが中心のオーディオブックやお笑いなら、音声を聞きながら車窓の景色を眺めるなんて過ごし方もできそうです。

座席のフードがプライバシーをガード&安眠へと誘う


乗車してしばらく経つと、窓を埋めていたオフィスビルやマンションから一転、徐々に青空と田園といった自然が織り成す風景へ。


車内の雰囲気に慣れ始め、気持ちがほぐれると同時に出てくるのが眠気。しかし日中のバスだと光が眩しかったり、自分の寝顔が気になったりする人も少なくないはず。そういう時に頼れるのが座席についているカノピーです。


顔全体をすっぽりと覆う広範囲のカノピーが心強いです。これだけで自分のスペースがあることに安心感も倍増され、車の振動に誘われるように眠りの世界に落ちます。車内は乾燥気味なので、マスクもあると万全ですよ。

高速バスのお楽しみ!休憩タイムに名産品を食べ歩き


1時間30分から2時間の間隔でとる休憩も、大切な気分転換の時間。高速道路のサービスエリアなどに15〜20分ほど停車します。降りる際には出発時間の確認を。同じ外装のバスが並んでいる場合もありますので、ナンバープレートも確認しておくと安心です。


休憩時間はお手洗い以外にもお土産を見たり、軽食をつまんだりと意外と出来ることがたくさん。サービスエリアはお手洗いのスペースも広く、清潔なところが多いのも嬉しいところ。長時間座りっぱなしだと脚がむくみやすく肩も凝りやすくなるので、なるべく休憩時間は外に出た方がいいですよ。貴重品だけ持ち運べるようなカバンがあると身軽で便利です。


道路の状況次第では次の休憩時間まで時間を要することもありますので、飲み物や軽食などを確保しておくと快適な車内時間を過ごせます。机がないバスの場合は、お弁当よりパンやおにぎりなどの方が食べやすいかもしれません。


こちらの枝豆をすりつぶした緑色のずんだは、福島県や宮城県など南東北の名物。バスが通る地域の名産品を休憩時に味わえるのも高速バスの醍醐味ですよね。目的地までの移動に寄り道要素が加わり、プチ旅行をしている気分になれます。

旅の終盤には月も登場


日中の晴れ渡る青空から、景色は徐々に黄昏時に。乗客も音楽を聴いたり、携帯を見ていたりとそれぞれが心地よく過ごし、車内全体がのんびりとした雰囲気に包まれていました。


実は東京を出発した際、高速道路の渋滞で80分以上の遅延が見込まれていた今回の旅。しかし本来のルートとは違う道を通ることで渋滞を回避するだけでなく、到着も予定通りに。運転手さんの機転の良さに驚きです。

目的地に着実に向かいつつ自分の好きなように過ごせる、自由で居心地が良い高速バスの旅。VODアプリが搭載されたWILLER EXPRESSは、座席もくつろげるような工夫が施され、適度に立ち寄る休憩スペースで名産品も堪能。高速バスは自分で運転するより楽チンで、しかも映画も見られてサービスエリアでご当地グルメもいただけて、とっても有意義な移動時間となりました。

日本各地への旅行を検討されている方は、VODアプリが搭載されたWILLER EXPRESSで、目的地到着までの時間も思い思いに楽しんでみてはいかがでしょうか。

4列シート「リラックス」の詳細はこちら
東京発仙台行き(映画視聴可)の高速バス詳細・予約はこちら

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※バス車内Wi-Fiでは、サービスの性質上、通信速度及び通信容量には制限がある為、動画サービス(WILLER THEATERを除く)や多くの容量を必要とするファイルのダウンロード等は利用できません。ご了承ください。

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この記事のライター

浅井みらの
イタリアに生まれ、1年後にドイツへ移住。ドイツに12年間住んだ後、中学・ 高校は東京へ。アメリカの大学へ進学し、国際関係とジャーナリズムの2学部を専攻しました。 卒業後は日本に帰国し、旅行会社に勤務。法人営業を担当し、企... もっと見る


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