高速バス・夜行バスでも輪行可能!?WILLERの「自転車積み込みプラン」とは

高速バス・夜行バスでも輪行可能!?WILLERの「自転車積み込みプラン」とは

公共交通機関で自転車を運び、現地でサイクリングすることを「輪行(りんこう)」と言います。
電車や飛行機の輪行は一般的ですが、高速バス・夜行バスでの輪行は一般の乗客との兼ね合い(特にトランクルームの容量の関係)により、自転車の持ち込みをOKとしているバス事業者は少ないです。
高速バス・夜行バスに自転車を載せて移動できれば、電車から離れた土地でもサイクリングができるのに!と悩んでいたところ、なんとWILLER EXPRESSでは「自転車持ち込みプラン」が使える路線があるんです。
これは乗ってみなくては!と、自転車を積んで利用してみました!予約の方法と、自転車の載せ方、車内の様子を紹介します。

「自転車積み込みプラン」の路線と予約方法


まずは「自転車積み込みプラン」を利用する路線を予約します。
設定がある路線は、WILLER EXPRESSサイトトップページの「キャンペーン&特集」にあります。


(画面イメージは2020年8月時のもの。)

自転車積み込みプランの説明・注意事項

WILLER EXPRESSの自転車積み込みプランは、乗車運賃に+1,500円で利用が可能。
必ず「自転車積み込みプラン」で事前予約が必要であり、現地での対応はできませんので注意しましょう。

積み込み台数は、乗車1名につき自転車1台まで、バス1車両につき最大2台までです。

自転車はスーツケースと同じように、バス車体下部のトランクルームに入れます。
積み下ろしは乗客が自分で行い、トランクルーム内に寝かせた状態での積み込みとなります。

事前予約していない場合やしっかり梱包していない場合など、ルールを守っていない場合は積み込むことができません。
きちんとサイトに記載されたルールを守って利用しましょう。

自転車積み込みプランの予約方法

自転車積み込みプラン対象路線の一覧から、希望の路線を選択します。

選択した路線の予約空き状況を確認。

詳細を確認。

乗車地と降車地、乗車人数を選択。

プランを決定して、予約を完了させます。

WILLERバスターミナル大阪梅田から乗車

それでは、高速バスに自転車を積んで出かけてみましょう!
WILLERバスターミナル大阪梅田から名古屋駅(則武1丁目)まで、大阪‐名古屋路線に乗車します。

じつはWILLER EXPRESSは、自社でバスターミナルを持っています。
WILLERバスターミナル大阪梅田があるのは、梅田スカイビルがある新梅田シティ。

梅田スカイビルの下まで来たら、右手の建物「タワーイースト」の入口すぐです。(肉眼ではWILLER EXPRESSの赤い看板が見えています)

広く明るい待合室も、WILLERサイトから高速バス・夜行バスを予約した方専用です。

高速バス・夜行バスに自転車を積み込む方法

バスへの自転車の積み込みは、車体横のトランクスペースに、乗客自らが積み込みます。

自転車は輪行袋にしっかりと梱包すること。
ホイールでフレームを挟んで一つに固定し、輪行袋に梱包する方法です。

なお、
・前輪のみまたは後輪のみを外すタイプの輪行袋
・ホイールバッグを利用してフレームとホイールの袋が別
は、想定されていないので積み込むことはできません。

一般乗客の荷物もありますので、譲り合って利用したいですね。

バスのトランクスペースは横幅も奥行きも広く、多くの荷物を積み込むことができそう。
この日はトランクスペースの利用者も少なく、かなり余裕を持って自転車を入れることができました。

バス車内の紹介

バスに乗車します。ステップにはキレイなカーペット。
デザインが統一されていて、高級感がありますね。

バスの座席は4列シートでした。
左右のシートの間には高い仕切りがあり、プライベートスペースが確保されています。カノピーで頭を覆うと音と光をシャットアウトできるので、ゆっくり休むことができます。

バス車内にトイレはありませんが、サービスエリア・パーキングエリアでの休憩があります。トイレに行きたい方や、トイレが不安な方は休憩時に行くようにしましょう。今回乗車した便は大阪から乗車して約1時間20分、草津パーキングエリアで休憩がありました。

電車での輪行と違い、途中でトイレに寄るあいだも自転車の安全は確保されています。自転車のことを考えなくてもよいのが、精神的にとても楽でした。

名古屋に到着!


終点の名古屋駅(則武1丁目)バス停に到着。

トランクルームから自転車を降ろして、到着!
則武1丁目バス停から名古屋駅へは、徒歩で5分程度の見えている距離です。

高速バス・夜行バスの輪行は旅の幅が広がる

高速バス・夜行バスで輪行することの利点として、「目的地に到着して、すぐに動ける」ということがあります。

特に夜行バスは、寝て起きたら朝には目的地!
電車だと始発に乗っても移動時間が必要ですが、高速バス・夜行バス輪行なら降りてすぐにサイクリングを楽しむことができます。

リーズナブルな運賃で、時間を有効活用できる高速バス・夜行バス輪行。
WILLER EXPRESSなら路線もたくさんありますので、気軽にサイクリングに出かけることができますね。

乗車体験
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この記事のライター

たけ
ロードバイクブログ「じてりん」を運営しています。 自転車と一緒に移動する輪行(りんこう)が好きな自転車乗りです。

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