【WILLER乗車体験記】女性に大人気!4列シート「リラックス」で仙台へ行ってみた!

【WILLER乗車体験記】女性に大人気!4列シート「リラックス」で仙台へ行ってみた!

実際にWILLERが運行する高速バスに乗車して、乗り心地やシートの設備を紹介する「WILLER乗車体験記」。
今回はお客さまの声をもとに開発された女性に大人気のシート、4列シート「リラックス」に乗って、編集Iが東京から仙台へ行ってきました!WILLERで最もスタンダードなシートであり、価格が安めの「リラックス」。そんな定番シートに乗ってみた感想をレポートします。

寝顔も隠せるフード(カノピー)付き 4列シート「リラックス」とは?

4列シート「リラックス」 車内
4列シート「リラックス」は、WILLERのバスシートの中でも運行本数が多く、最もスタンダードなタイプ。ピンク色のシートが可愛らしく、女性に大人気のシートです。夜行バスならではの悩み、「寝顔を人に見られたくない」というお客様の声をもとに開発したという、寝顔を隠せるカノピーが特徴的。足の疲れを軽減するフットレストやレッグレスト、最大傾斜140度のリクライニングなど、4列シートながらも快適に過ごせる設備が充実しています。

【主な設備一覧】 
・カノピー ・ブランケット 
・コンセント ・首あて ・レッグレスト
・フットレスト ・クッションシート 
・物掛けフック、網ポケット 
・ドリンクホルダー

【10:00 バスタ新宿到着】 余裕をもってバスタ新宿へ。乗り場を確認!

今回乗車するのは、10:30東京発⇒16:25仙台着の昼便です。平日の朝にもかかわらず、バスタ新宿には多くの人が行き来し、待合室の席もほとんど埋まっていました。自分の乗るバスの乗り場を、待合室にある掲示板でチェックします。バスタ新宿のネットページでも確認できますよ。

バスタ新宿の待合室バスタ新宿の待合室
バスタ新宿の待合室 電子掲示板電子掲示板は発券カウンターの上部にある

 

新宿高速バスターミナルのバス一覧 スマホ表示ネットでも確認できる

 

バス乗り場の間違いに注意!
毎日1000本以上のバスが行き来するバスタ新宿のバス乗り場は、A~Dエリアに分かれています。
行き先や出発時間が似ているバスがいくつもあるので、乗り場を間違えないように注意しましょう。
掲示板を見ても分からない場合は、待合室にいる係員さんに聞けば教えてくれますよ!
また、バスタ新宿内部については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
⇒【バスタ新宿完全攻略】高速バス乗り場までの行き方と最新の施設案内

 

【10:30 いざ出発!】「リラックス」はどんなシート? 設備を細かくチェック!

今回の乗り場はD10でした。
運転手さんに自分の名前を伝えて、座席を教えてもらい、いざ出発!

バスタ新宿 D10乗り場バスタ新宿 D10乗り場
WILLER EXPRESSのピンクのバスピンクが目印! WILLER EXPRESSのバス

座席は後ろ側が女性、前側は男性でまとめられていました。ちなみに利用者の8割は女性です。
この日は空いていたようで、隣の席は空席でした。
では、早速シートをチェックしていきます!

 

4列シート「リラックス」 車内

 

通常の4列シートはかたくて狭いイメージがありましたが、「リラックス」は座るとふかふか! 背もたれ・座面・腰の3つのパーツそれぞれに、厚みや柔らかさの違うクッションが採用されているそうで、座り心地は抜群です。座席にもゆとりを感じられて、長時間座っていても疲れなさそうです。

4列シート「リラックス」 シート全体
4列シート「リラックス」 クッション部分背中から座面にかけてクッションの厚みがある
4列シート「リラックス」シート幅は44cm
4列シート「リラックス」 首あて首あてはマジックテープで位置を調整できる

 

4列シート「リラックス」 リクライニング状態

 

座席に付いているフットレストは、靴を脱いで使用。軽く足を伸ばせるスペースがあります。レッグレストは横のボタンまたはバーで調節が可能です(手前がレッグレスト、奥がリクライニング)。足がむくみやすい女性には嬉しい設備ですね。

4列シート「リラックス」 フットレストフットレスト
4列シート「リラックス」 レッグレストレッグレスト
4列シート「リラックス」 通路側ボタン式通路側はボタン式
4列シート「リラックス」 窓側レバー式窓側はレバー式

        
そのほか、物掛けフック、網ポケット、ドリンクホルダー、コンセント、ブランケットなど、設備が充実しています。なかでも特徴的なのが、WILLERが独自開発したカノピー。使うのが楽しみです!

4列シート「リラックス」 物掛けフック&網ポケット物掛けフック&網ポケット
4列シート「リラックス」 ドリンクホルダードリンクホルダー
4列シート「リラックス」 荷物棚の上にあるブランケットブランケットは荷物棚の上に
4列シート「リラックス」 エアコンと読書灯窓側の座席の上にはエアコンと読書灯が
4列シート「リラックス」 カノピー各座席に付属するフード(カノピー)
4列シート「リラックス」 コンセントコンセントの使用はスマホなどの充電のみ

【11:40 約1時間後】足が伸ばせて快適。PAの商業施設で仙台スイーツを堪能!

 

今回の東京発⇒仙台着のバスは、休憩が3回。休憩時間と場所は、運転手さんのアナウンスがありますが、バスの出入り口のところにも案内があるので、チェックしておくと安心ですね。

 

4列シート「リラックス」 運行スケジュール表

 

さて、バスタ新宿を出発して1時間ほどで、1回目の休憩地点である羽生PAに到着。乗車時間が短いので、体の疲れはまだ感じません。むしろ思った以上に足元がゆったりしていて、4列シート特有の窮屈感はゼロ! 足を軽く伸ばすこともでき、とても快適です。

4列シート「リラックス」 フットレスト
4列シート「リラックス」 座席前

前の座席の下にまでフットレストが動くため、足を軽く伸ばすことができる

 

1回目の休憩地点である羽生PAは、女子トイレの数が多いのがポイント。着替えができそうな広いトイレも複数あります。洗面所の数も多いので、歯を磨いたり、顔を洗うことも気兼ねなくできそうですね。
羽生PAといえば、「和モダン」をコンセプトにしたおしゃれな商業施設「Pasar(パサール)羽生」。お土産やフードの種類が豊富で、たくさんの人が思い思いの時間を過ごしていました。私も、仙台スイーツが売っていたので思わず購入!利用者が多い分、フードの待ち時間はやや長いかも?出発時間に遅れることのないよう注意しましょう。

 

Pasar(パサール)羽生 外観Pasar(パサール)羽生

 

女子お手洗い案内図トイレの数が多くて安心
仙台スイーツ仙台のスイーツも楽しめる!

 

【13:20 約3時間後】気づいたら爆睡!? カノピーがすごい!

約15分の休憩を終えたあと、羽生PAを出発しました。スイーツで小腹を満たして眠くなってきたところで、しばしお昼寝タイム。カノピーの出番です!

 

4列シート「リラックス」 カノピーカノピー
カノピーで顔半分が隠れた女性顔が半分くらい隠れる
カノピーの中からの様子中から見た様子。アイマスクがわりにもなる?
遮光カーテン遮光カーテンで光を気にせず眠れる

 

カノピー使用後、なんと、まさかの爆睡!? 気づけば2回目の休憩地点である、那須高原SAに到着していました。どうやら、いつのまにか寝てしまったようです。
カノピーは周囲の光や目線をシャットアウトし、自分だけの空間をつくってくれるので、すぐに眠気がやってきました。高速バスに乗っていることを忘れるくらい、かなりリラックスして眠れます。これはすごい!

 

那須高原サービスエリア那須高原SA

 

ちなみに休憩に入ると、バス前方に出発時間が表示されます。到着時間によって休憩時間が前後する場合があるので、必ずチェックしましょう。
このときは、予定より5分前に到着したため、休憩時間も5分前倒しされました。

 

戻り時間の記載されたカード休憩のたびに運転手さんが設置してくれる

 

【15:15 約5時間経過】隣の席との仕切りが高めでGOOD!

寝てみて気づきましたが、「リラックス」のシートは、隣との仕切りが高め!隣に人がいても、気にせず寝ることができそうです。4列シートでも、個々の空間をしっかり確保できて安心ですね。

 

4列シート「リラックス」 シート仕切りシートの仕切りは肩より少し低い位置

 

最後の休憩地点は、国見SA。やや小さめのサービスエリアですが、その分利用者も少ないので、トイレやお食事処は空いていました。

 

国見サービスエリア 外観フードもお土産も一通りそろっている

 

トイレから戻ろうとすると、そこにはWILLER EXPRESSのバスが2台!
あれ?乗っていたバスはどっち?

 

WILLER TRAVELピンクのバスピンク色のパスは遠くからでも目立つ

 

こんなこともあろうかと、事前にバスのナンバーを覚えていたため助かりました……。
今回は昼便でしたが、夜の場合は外が暗いうえにバスの本数も多いので、自分の乗っていたバスが分からなくなることも多そうです。迷ったときは、乗る前にバスのナンバーや便名、行き先の表示などを確認しましょう。

 

WILLER TRAVELピンクのバスバスの正面には便名の表示が
ドア上部の電光掲示板ドア上部の電光掲示板では行き先が表示されている

【16:25 仙台駅西口到着!】ふかふかシートのおかげ?体は意外と疲れてない!

国見SAを出発し、1時間足らずで仙台駅西口に到着しました。約6時間のバスの旅でしたが、途中カノピーで熟睡できたおかげか、意外と体は疲れていません。
長時間同じ体勢で座っていると腰が痛くなってしまう私でも、クッション性のあるシートのおかげで一度も腰が痛くならずに済みました。足のむくみが気にならないのも驚きです!
個人的な体感としては、新幹線よりも4列シート「リラックス」の方が、寝心地も座り心地も良かったです。「4列シートではなかなか寝れない……」という人も、ぜひ試してみてください。

4列シート「リラックス」 シートふかふかのシートで長時間の座り疲れもほとんどなし
WILLER TRAVELピンクのバス荷物を受け取って各自解散
バスおりばバスおりばから仙台駅までは徒歩5分程度
仙台駅前 外観仙台駅

 

【こんな人におすすめ!】4列シート「リラックス」のまとめ

今回乗車した「リラックス」では、想像以上に快適に過ごすことができました。
とりわけ、独自開発のカノピーとクッション性の高いシートは、お値段以上の性能!
高速バスの4列シートの中でも、快適性はトップクラスなのではないかと思います。

<4列シート「リラックス」のポイント>

・クッション性の高いふかふかのシートで座り心地・寝心地は抜群!
・足元のスペースは4列シートながら広め。フットレストでむくみ知らず。
・カノピーは寝顔を隠すのはもちろん、視界を暗くして寝つきを良くしてくれる優れもの!
・シートの仕切りが高めで、隣の人も気にならない。

<こんな人におすすめ!>

・ほかの4列シートではなかなか寝れない人
・費用を抑えたい人
・寝顔を見られたくない人

4列シート「リラックス」の詳細はこちら
東京発仙台行きの高速バス詳細・予約はこちら

乗車体験
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この記事のライター

サッチ
総合旅行業務取扱管理者を含む旅のスペシャリストたちによる編集チームで執筆しています。 高速バス・夜行バスのご利用に関連した情報を盛りだくさんでお届けします。高速バスのことを知ってもらうための基本情報をはじめとして、全国各地... もっと見る


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