【福知山から天橋立まで】丹後くろまつ号で絶品丹波スイーツを堪能

【福知山から天橋立まで】丹後くろまつ号で絶品丹波スイーツを堪能

京都丹後鉄道が運行する「丹後くろまつ号」は列車内でお食事が楽しめる観光列車です。様々に移り変わる北近畿の車窓の眺めと共に、地域の食材を使った料理で特別なひと時を過ごすことができます。
丹後くろまつ号は1年に2回ほどコースが新しくなります。上半期と下半期で入れ替わります。2021年下期(2021年9月~2022年3月)は

・丹波まるごとスイーツコース
・丹後ちりめん懐石コース
・但馬のこだわりディナーコース

この3種類のコースがあります。

3種類のコース詳細はこちら

丹波まるごとスイーツコースに乗車!

今回紹介するのは福知山駅から天橋立駅へ向かうコース「丹波まるごとスイーツコース」です。10時20分に、福知山駅を出発しました。

▲新型コロナウイルス対策のため、お客様には検温とアルコール消毒のご協力をお願いをしております。

 

乗車するとメニュー表がありました。

▲折り紙で作られた鬼に名前を書いてくれています。一人ひとり直筆で書いてくれているのも嬉しいポイント。

今回のスイーツプレートは2種類あります。
1つ目が「四季を巡る一皿」2つ目が「丹波栗満喫プレート」です。なんとその数合計7品!!このコース「丹波まるごとスイーツコース」の名の通り丹波が堪能できます。丹波と言えば黒豆が一番有名ですよね。
さっそく出発!ということでアテンダントさんに「お写真撮りましょうか?」お声がけいただいたので、記念写真を。細部までの気遣いも嬉しいですね!

▲福知山駅を出発します。

1つ目のプレート・四季を巡る一皿

最初のプレートは「四季を巡る一皿」です。四季を意識したスイーツ4品と丹後くろまつ号をイメージしたバターサンドがチョコレートの線路の上を走っています。このプレートは黒豆茶と一緒にいただきます。

▲左上から反時計回りに、春の3色サンド(春)・わらび餅と抹茶のゼリー(夏)・丹波栗の渋皮煮とちいさいきんとん(秋)・マドレーヌ(冬)・丹波の黒豆のバターサンド(丹後くろまつ号)

春の3色サンド

春を意識した3色サンドは緑がよもぎ味、ピンクが桜味となっています。真ん中には桜の花びらのようなチョコレートがより一層春を感じさせてくれます。ちなみにチョコレートはいちご味でした。春の3色サンドは焼き菓子ですが、よもぎや桜の味がしっかりと感じることができました。

わらび餅と抹茶のゼリー

わらび餅と抹茶のゼリーには大きなひまわりのチョコレートが添えられていました。わらび餅と抹茶のゼリーはさっぱりとした味わいで、夏のテーマにピッタリでした。ひまわりのチョコレートで視覚的にも夏を感じることができました。

丹波栗の渋皮煮とちいさいきんとん

栗の渋皮煮とちいさいきんとんからは秋らしさを感じます。栗も丹波の名産品の一つです。

マドレーヌ

マドレーヌの上に飴細工と粉糖をデコレーションし冬を演出。マドレーヌは丹波産の卵を使用しています。
丹波の黒豆のバターサンドは竹炭サブレを使用しています。一般的なバターサンドよりもクリームが柔らかく口当たりがよかったです。またバターサンドは中にレーズンが入っていることが多いですが、こちらのバターサンドは黒豆を使っております。黒豆特有の甘さとバターの風味がマッチしており、とても美味しかったです。
「四季を巡る一皿」すべてに丹波の名産を味わうことができたと同時に、四季を感じることもできました。

2つ目のプレート・丹波栗満喫プレート

▲左上から反時計回りに、丹波ティラミス・モンブラン・ゆずジュレ

このプレートでは、丹波ティラミスとモンブラン、ゆずジュレの3品が楽しめます。丹鉄珈琲と一緒にいただきます。この日の丹鉄珈琲は福知山ブレンドでした。福知山ブレンドは酸味が効いていてあっさりとした味です。

 

丹波ティラミス

丹波ティラミスにはリキュールは使われていません。ティラミスですがマスカルポーネチーズを使用し、中に小豆が入っていてすっきりした味わいです。また黒豆とココアのパウダーがかかっており、素材の味や香りが存分に楽しむことができます。

モンブラン

モンブランはやながわさんで人気の一品です。このモンブランは栗そのものの味を残しつつ、クリームもあっさりしているので非常に食べやすかったです。通常やながわさんのお店で売っているものから、丹後くろまつ号用に特別アレンジしたものです。このコースでしか味わえないモンブラン!ぜひ味わっていただきたいです。

ゆずジュレ

ゆずジュレは口当たりがよくさっぱりとした味わいでした。一番下にいちごのジャムが入っています。ゆずといちごが意外とマッチしたので、新しい発見でした。上にのっているフルーツは季節のフルーツになります。乗車したときはキウイでした。乗車まで何のフルーツがのっているかわからないので、ワクワクしますよね。ティラミスとモンブラン、ゆずジュレと3つのバランスがちょうど良かったです。


さいごにはこの丹波まるごとスイーツコースを監修された「やながわ」さんのパンフレットが配布されます。お取り寄せもできる商品もあるので、ご自宅でもやながわさんの味がそのまま楽します。
丹波まるごとスイーツコースの詳細はこちら

運行期間 2021年10月1日~2022年3月27日
運行日 金・土・日・祝
ダイヤ 福知山(10:20)⇒天橋立(11:45)
料金 おひとり様 5,800円(税込)
お願い 丹後くろまつ号車内に飲食物も持ち込みはご遠慮いただいております。
旬の食材を使用している為、季節によってメニューの内容が変更になります。

福知山から天橋立までの車内の様子

「福知山」と聞くと何を思い浮かべますか?2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では明智光秀の生涯が描かれていました。その明智光秀が築いた城下町が「福知山」です。明智光秀は一般的に本能寺の変で織田信長を謀反した裏切り者のイメージが強いと思います。しかし明智光秀は福知山市民にとっては英雄なんだそうです。そんな明智光秀と福知山にまつわる話も途中アテンダントさんから説明があります。

列車が出発する福知山駅周辺は商業施設などがあり賑わっています。しかし列車が天橋立方面へ進むにつれて、車窓はだんだん長閑な田園風景へと変わっていきます。あたり一面、山や畑があり落ち着いた雰囲気で、都会の喧騒離れてゆっくりとした時間を過ごすことができます。

福知山までのアクセス

大阪から

■京都からさいごに京都丹後鉄道「丹後くろまつ号」の丹波まるごとスイーツコース
を紹介しました。福知山はアクセスが良く、大阪・京都からでも行きやすい場所です。丹後くろまつ号でしか味わえない丹波のスイーツを是非楽しんでくださいね。
丹波まるごとスイーツコースの詳細はこちら

高速バスをご利用の場合 大阪より直通バス約2時間10分
電車をご利用の場合 JR東海道本線 特急こうのとり
大阪駅から福知山駅
JR福知山線・大阪駅から福知山駅
高速バスをご利用の場合 京都より直通バス約1時間30分
電車をご利用の場合 JR山陰本線・京都駅から福知山駅

ライター:やんぬ(ウィラコレ!編集部)

乗車体験
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この記事のライター

ウィラコレ!編集部
WILLERを知り尽くした社員の中でも、特に商品知識と移動の頻度が高いメンバーで構成された特別な編集チームが執筆しています。「旅行」や「推し活」に精通したメンバー独自の視点で、高速バス・夜行バスの乗車体験記、テーマパークや観... もっと見る


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